ウィキ (WiKi) ネット上で利用されている知識共有ツール。掲示板と似て  いるが、掲示板が時系列的に書き込みがなされていくのに対して、WiKiでは  誰でもそこに書いてあるものを書き換えることが可能である。また別項目へ  のリンクを自動的に貼ったりすることなどもできる。    オリジナルのWiKiのほかに、様々なバリエーションが開発されている。  日本ではYuKiWiKiをベースにしたバリエーションが多い。
ウィザード (Wizard) 「魔法使い」。幾つかの簡単なパラメータの指定で  比較的複雑なコンピュータの設定やデータ処理などをしてくれる、小さな  プログラムモジュール。単純なダイアログと違って、使用している人の  指示次第で質問の系統が枝分かれしていく、アドベンチャーゲームにも似た  動き方をするのが特徴である。  但し中には出来の悪い「魔法使い」もいる。
ウィザードリー (Wizardry) RPGの草分けのひとつで長い歴史を持つゲーム。  1981年Apple II上で Robert Woodhead らが開発したのが最初である。
ウィズィウィグ →WYSIWYG
ウイルス (Virus) 自己増殖性と他システムへの自動複写機能を持つプログラム。  この手のプログラムの最大の問題はこのコンピュータを使用している人が知ら  ないうちにそのシステムに侵入し、そこを中継点としてまた別のパソコンへと  勝手に自分をコピーしていく点にある。この動作を感染という。  ウィルスの中には単に感染するだけのものもあるが、しばしば「毒性」を発揮  して、そのパソコンに被害を与えることがある。よく知られているパターン  では動作を不安定にしたり、画面をいきなり消してみたり、ディスクを破壊  したりするものである。そこまで強い毒性はなく、単に何かのメッセージを  表示するだけのものもある。  最近よくあるパターンでは、そのマシンに潜んだまま、そのパソコン内の情報  をどこかに転送したり(トロイの木馬という)、どこかのサイトへのdDOS  攻撃の踏み台にされたりすることもある。    ウィルスはそのマシンに感染してすぐに活動しはじめるとは限らず、特定の  日や時刻になってはじめて活動し始めることが多い。感染後、最初に活動を  始める(発病)までの時間は潜伏期間と呼ばれる。13日の金曜日や  クリスマスなどの記念日はよく発病日として使用される。    近年ではそれ自体の毒性より感染力の強さで被害を与える例もある。多くの  ウィルスはいったん他システムへの感染動作をおこなったらフラグを立てて  それ以上の被害を出さないようにするのだが、2000年春に猛威をふるった  Love Letter ウィルスの場合、感染した人のパソコンのアドレス帳に登録  されている人全員に何度も何度も自分を送信するようになっていたため、  会社の中の誰かが感染すると、そこの会社のサーバーが増大したトラフィック  でダウンしてしまうという被害が相次いだ。その後このパターンのウィルスも  増えている。    Love Letterウィルスなどはワームという部類に属する。ウィルスとワーム  の違いについては人によって混乱もあるが、単体でも活動できるのがワーム  で、何かのファイルの中に紛れ込む(ファイルへの感染という)のがウィルス  というのが、妥当な区別であろう。    ウィルスの細かい技法については、公序良俗上、ここでの記述は割愛する。  →メールウィルス,スクリプトウィルス
ウィルス・スキャン (Virus Scan) マカフィのウィルス対策ソフト。  以前は日本システムディベロップメントが日本での代理店となって販売して  いたが、マカフィ社が1997年1月に日本のジェードを買収し、その後日本  では両社からこの製品が販売されるようになった。なお、ジェードは  2000年1月に社名を日本ネットワークアソシエイツに変更した。    日本ではウィルスバスターと並ぶ大きなシェアを持つウィルス対策ソフト  である。パソコンへのプリインストール率が高いためユーザーが増えた時期  もあるが、初期の頃はLhaで圧縮された書庫の中を検索できなかったことと、  重たかったことから貧弱なマシンを無理して使っているユーザーに嫌われた。  また、現行のバージョンでも掲示板の書き込みに誤反応することが知られて  おり、わざと誤反応するような文字列を掲示板に書いてこのソフトを入れて  いる人を困らせるイタヅラ者は多い。
ウィルス対策ソフト (virus detection software) ウィルスからパソコンや  システムを防御するためのソフト。    最も基本的な機能は、パソコンのディスクにウィルスに感染したファイル  やワームなどがいないかディスクの全体を検査することと、メモリー上で  ウィルスに特徴的な動作があった場合にそれを警告するものである。    昔はフロッピー経由で感染することが多かったのでフロッピーが挿入され  たら自動的にスキャンするように設定できるものも多かった。またオンライン  で受け取ったファイルなどについて、そのファイルにウィルスが入っていない  か確認することも基本的な機能である。    最近はメールウィルスが増えているため、メールサーバーとしての機能を  持ち、そのパソコンで使用されているメールソフトに代わってメールを受信  しウィルスが含まれていないか検査し、ウィルスが含まれていた場合それを  削除する。    ウィルスは日々増加しているため、ウィルス対策ソフトは常に最新の状態に  しておかなければ意味がない。1990年頃は新しいウィルスが出るたびに  「下記の内容をウィルス定義ファイルに追加してください」という情報が  メーカーから葉書で送られてきて、それを手作業で打ち込んでいた。  1993年頃になるとそれでは追いつかなくなり、メーカーが新しいウィルスが  出るたびにパターンファイルを更新してそれを大手のパソコン通信サービス  を通して配布するようになった。これはインターネット時代になるとメーカー  のサイトからダウンロードできるようになったが、2000年頃から自動更新機能  が装備されるようになり、これできちんと最新状態にしておけば、よほど運が  悪くない限り、ウィルスの被害は免れるようになった。最近は最新パターンを  強制インストールするようになったものもある。これはインストールを促して  も、いつまでもインストールしないため、そこで被害が拡大するケースがある  ためである。  現在ではインターネットには多数のウィルスが蔓延しており、最新状態にした  ウィルス対策ソフトを装備していないパソコンでインターネットにアクセス  することは、自身が被害者になるだけでなく、そこが踏み台にされてさらに  ウィルスを拡散させる、加害者になる行為であって、絶対に許されない。これ  は保険に入らずに未整備の自動車を運転するような、とても迷惑な行為である。    最新のウィルス対策ソフトはあまり古いパソコンでは動作しないので、結果的  に古いパソコンではインターネットは、してはならない世の中になった。これ  も自動車にたとえれば、車検の切れた古い自動車で公道を走るようなもの。  →ウィルスバスター,ウィルススキャン,NAM,ブラクラ,スパム対策ソフト
ウイルスチェッカ (Virus Checker) →ウィルス対策ソフト
ウィルス定義ファイル →パターンファイル
ウィルスのルーツ (beginning of virus) 次項参照。