WIDE (Widely Integrated Distributed Environment) WIDEプロジェクト。  日本で1986年に村井純(当時東京大学助手)らにより提案され、1988年から  活動を開始した、オペレーティングシステム技術と通信技術を基盤とした  新しいコンピュータ環境の確立を目指すプロジェクト。ここで日本の  インターネットは産声をあげた。  WIDEの前身はJUNETである。JUNETは1984年に慶應大学・東京工業大学・  東京大学のコンピュータを接続して電子メールの交換を始めたのが最初で、  通信手順は通信コストが安くて済むUUCPを使用していた。このJUNETの  プロジェクトで日本語の扱い方などが確立していく。    しかしこういう相互接続をしているうちにアメリカではIP接続により  もっと高度な情報交換が行われるようになっていることが研究者の間に  知れ渡り、日本も早くこれに取り組まなければ、日本の科学技術はアメリカ  に大きく遅れをとるという危機感が若手研究者の間に芽生えた。    しかし当時IP接続をするのに必要なルータがひじょうに高価で、とても  通常の研究費から捻出できるものではなかった。その中、アメリカでルータ  の販売に関わっていた高橋徹が村井純のところにハワイ大学が持っている  ルータを日本で使ってもいいという話を持っていく。そこですぐに村井が  ハワイに飛んで、ほんとうにルータをかついで日本に持ち帰ってきた。  そうして生まれたのが現在NSPIXP1が置かれている東京NOCである。  1992年にはこのWIDEに参加するメンバーの有志がIIJを設立。1994年には  そのIIJがダイヤルアップによるインターネット接続サービスを提供し  はじめてインターネットは一般の人が自由に利用できる資源となった。  http://www.wide.ad.jp
Wide_SCSI SCSIの規格ので広いバス幅を使用するものの総称。同項参照。
Wide_Ultra_SCSI SCSIの規格のひとつ。同項参照。
Wide_UXGA (Wide Ultra Extended Graphics Array) ディスプレイの解像度  の規格。1920×1200。UXGA(1600x1200)を横に広げた仕様になっている。  →解像度
Wide_VGA (Wide Video Graphics Array) ディスプレイの解像度の規格。  800×480。VGA(640x480)を横に広げた仕様になっている。  →解像度
WIFE (Windows Intelligent Font Environment) Windows3.0に搭載された  日本語フォントの管理システム。Windows3.1でTrueTypeが採用されたため  早々に役目を終えたが、しばらくはWIFEフォントとTrueTypeフォントの並立  時代もあった。
Wi-Fi (WIreless and FIdelity) 非営利団体WECAが定めた無線LANのブランド名。  802.11a,802.11bの無線LAN規格に適合した製品を、WECAできちんとテスト  した上で合格したものだけに「Wi-Fi Certificated」の認定を与え、ロゴマーク  を付けることを許可している。    従って無線LANの製品(無線LANアダプタなど)を買うときには、このマークの  付いているものを選ぶようにしておいたほうがよい。
Wi-Fi5 これは5GHzの無線LANつまり802.11aのために用意されていたブランド名  であるが、実際には802.11aの製品も802.11bと同じWi-Fiのブランド名が使用  されることになったため、結局このブランド名は使用されていない。
wildcard HyperCardの開発コード名。
wildcard MSDOSWindowsで「*」の記号。ファイル名の検索などをする時に  全ての文字にマッチする。たとえばコマンドラインで「dir *.txt」と打ち込むと  テキストファイル全てを表示することができる。  →正規表現
WildCat 「山猫」。VLSI Technology製のチップセット SuperCore594 の開発コードネーム。  PC9821Xa シリーズの一部に使用されたことで有名。
Wilf (What Was I Looking For?) 検索エンジンなどで何かを調べていたはずが  関係ない記事を読むのに夢中になってしまい、自分が何を探していたか  分からなくなってしまうこと。
WiLL 松下・花王・トヨタ・近畿日本ツーリスト・アサヒビールが共同で1999年に  設置したブランド名。こういう異なった業種の企業が共通のブランドを作る例は  たいへんめずらしく、かなり注目された。    松下が1999年に発売したWill-PCは曲線を使用した優しいフォルム、キーボード  が収納できる、日本の家屋に適したデザイン、などが評価され、松下のデスク  トップパソコンとしては久しぶりの注目機種となった。
Willamette インテルのCPU Pentium4の180nmプロセス版の開発コードネーム。  Willametteというのはオレゴン州の川の名前。  パイプラインを従来の10段から20段に倍増。整数演算部分が他と比べて2倍の  速度で動くようにし、またSSEを強化してSSE2にし、MMX命令を従来の  64bitから128bitへ、浮動小数点演算を単精度×4だけでなく倍精度×2も  できるようにした。またFSBを400MHzに上げている。  パイプラインが20段もあると分岐予測に失敗した時のペナルティが大きいが、  その分、Hyper Threding技術により、マルチプロセッサに対応したプログラム  ではCPUの空きを利用して別のタスクが実行できるようにするので、CPUの負荷  の高いグラフィック関係のソフトではかなりのスピードアップが期待できる。
Willcom (Will + communication, willは未来の助動詞とWireless IP Local Loopを兼ねている)  日本のPHS事業者。旧DDIポケット(1994年7月1日設立)。  PHS事業ではかつてNTTパーソナル、アステルグループも営業していたが  いづれも撤退あるいは消滅しており、2009年現在、唯一の国内営業体である。  2005年2月2日に社名をウィルコムに変更した。もともとはDDI(第二電電)の  子会社であったが2004-2005年に株式操作でカーライルの子会社となっている。  その時、休眠会社を事業継続会社として使用したので、現在のWillcomの設立日  は1990年10月1日になっている。    初期の頃は他のPHS事業者と同様に「安い携帯」という感じであったが1999年に  H"、翌年にAir-H"を発表して注目され、特にAir-H"は固定料金の制度と  あわせてモバイルパソコンユーザーから大きな支持を受け、同社が生き残る  大きな要素となった。    2009年から新しいシステム Willcom coreが稼動する予定。
WiLLCOM_CORE Willcomが2009年からスタートさせるとして2008年に発表した  新しいデータ通信システム。上下100mbps以上で、新幹線の中でも利用できる  強力なシステムで、通信速度で劣っていた携帯に対抗する。
WiMAX (Worldwide Interoperability for Microwave Access)  マイクロ波アクセスの相互運用を図るための国際的な非営利団体。  広域ブロードバンド接続用に2〜11MHz帯を使用する802.16a規格を推進している。
Win16 Windows3.1 で使用されているAPI。これはいわばWin32を予告  したようなバージョンである。Windows 2.x 時代から大幅に強化された  機能が提供されており、機種依存のコードを書かなければならない確率が  ひじょうに小さくなった。実際問題としてWin16で書かれたプログラムの  ソースコードは簡単な手直しで(というより大抵の場合手直し無しで)  WindowsNT/95以降のWin32で動作するプログラムに書き替えることができる。
Win16Mutek Windows95において、16bit版アプリケーションが複数動作する  際に、資源の競合が起きないように調整する機構。