USSR (Union of Soviet Socialist Republics) ソビエト社会主義共和国連邦。  СССР(ソユーズ・ソヴィエト・ソシャリスト・レプブリック)の英語名。  日本では「ソ連」と略称する。20世紀初頭のロシア革命を契機としてレーニン  らの社会主義の世界を作ろうとする理想に燃えた人々が周辺の国々まで巻き  込んで成立させた組織であるが、スターリン以降は対外的には「ひとつの国」  という形を取り『社会主義を全世界に広げよう』という思想は中止された。  15の国からなり、国連にはソ連で1議席持つほか、ウクライナと白ロシア  (現ベラルーシ)も議席を持っていた。第二次世界大戦後はアメリカと並ぶ  超大国となり「冷戦」を戦ったが、社会主義革命の行き詰まりから1991年  ゴルバチョフ議長により幕引きが行われて、ソ連は消滅した。この組織を  構成していた各国はおのおの独立国となっているが、その余波で色々な紛争  を抱えているところもある。15の国は下記の通り。ССРは「ソビエト社会  主義共和国」の意味で、独立後の名前は基本的にこれから「ソビエト社会  主義」を外して単に「共和国」にすれば、だいたい合っている。   ロシアソビエト社会主義連邦共和国  首都モスクワ   ウクライナССР    首都キエフ (旧キエフ大公国)   白ロシアССР     首都ミンスク   ウズベクССР     首都タシケント   カザフССР      首都アルマアタ   グルジアССР     首都トビリシ   アゼルバイジャンССР 首都バク   モルドバССР     首都キシナウ   キルギスССР     首都フルンゼ(現ビシケク)   タジクССР      首都ドゥシャンベ   アルメニアССР    首都エレバン   トルクメンССР    首都アシガバード   エストニアССР    首都タリン   ラトビアССР     首都リガ   リトアニアССР    首都ビリニュス    なおこの15の国の内、下の三国はバルト三国と呼ばれソ連が瓦解する前に  独立を果たした。残る12の国は緩やかな連合「独立国家共同体」を形成  している。これがゴルバチョフの遺産である。
USTR (United States Trade Representative) アメリカ通商代表部。
USW (Ultra Short Wave) 極超短波。  →電磁波の波長
UT (Universal Time) 世界時。いわゆるグリニッジ標準時であるが実際には  UT0,UT1,UT2,UTC というものに分かれるので、順に説明していく。  UT0は観測地点における地方平均恒星時(LMST=Local Mean Sidereal Time)  から UT0 = LMST - λ - αM + 12時 で得られる。ここにλは観測点の経度、  αMは平均太陽の赤経である。  当然UT0は観測点によって異なるので、これに地球の極運動による経度変化  に相当する時間補正 Δλ を加える。そうするとどこで観測しても一定の時刻  が得られる。これをUT1という。  ところが、このUT1は季節によってかなり変動する。すなわち、地球の自転  速度が季節によって変動している。そこでこの補正項Δs を加えて、年間を  通して平滑化された時刻体系を得る。これをUT2という。  さて、このようにして定まった世界時は恒星時から導かれる時刻ではあるが、  実際には太陽時とかなり一致することを期待して定義されている。しかし実際  に時報などとして提供されているのはUTC(Universal Time Coordinated,  協定世界時)と呼ばれるものである。  協定世界時は、実は原子時計により定められている時刻である。これは当初  はUT2と0.1秒以内の差を保つように決められたが、どうしてもうまく行か  ない為、現在ではUT1と1秒以内の差を保ち、かつもうひとつの原子時計で  あるTAIと1秒の整数倍だけ異なる時刻体系として運用されている。  この差を保つ為に、時々閏秒というものが導入される。これは12月か  6月の末日(第1優先)、3月か9月の末日(第2優先)、どうしても必要  な場合は任意の月の末日の最終秒の後に1秒を追加又は引き抜くことにより  実行される。  閏秒の時期を決定しているのは国際地球回転観測事業(IERS=International  Earth Rotation Service)の中央局である。
UT0 →UT
UT1 →UT
UT2 →UT
UTC (Universal Time Coordinated) →UT
UTC (Unicode Technical Committee) ユニコード技術委員会。
UTF-5 (UCS Transformation Format 5bit) unicodeの文字列を5ビット  のアスキー文字列に変換する方法。
UTF-7 (UCS Transformation Format 7bit) unicodeの文字列を7ビット  のアスキー文字列に変換する方法。メール用に提案されたものであるが  実際には普及しなかった。
UTF-8 (UCS Transformation Format 8bit) unicodeの文字列を8ビット  の文字列に変換する方法。WWWブラウザなどで行われている。アルファ  ベット部分がASCIIと互換性があり、1バイトで表現されるが日本語は  1文字が3バイトになってしまう。    なお、unicodeで書かれたファイルをUTF-8に変換した場合に、元々の  ファイルにBOMが付いていたかどうかが問題になることがある。  この場合、BOM付きのものを UTF-8, BOM無しのものを UTF-8n と  呼び分ける流儀がある。
UTF-8n (UTF no BOM) BOMの付いていないUTF-8ファイル。  UTF-8の項目参照のこと。
UTF-16 (UCS Transformation Format 16bit) unicodeのver.2以降の  4バイトのユニコード文字列を16ビットのver.1互換の領域(BMP)に  畳み込む方法。これにより16ビットの処理しか想定していない体系でも  4バイトの新unicodeを利用することが可能になる。  →unicode
utility →ユーティリティ
UTMS (Universal Traffic Management System) 新交通管理システム。  車の動きを全体的に管理して混雑を回避するための誘導などを行うシステム  で、長野オリンピックの際に試験的に実施された。    →VICS
UTP (Unshielded Twisted Pair) →ツイストペアケーブル。
UUCP (Unix to Unix CoPy) Unixが初期の頃から装備していた、他のUnix  マシンとの接続方式。定期的に相手マシンと接続して情報の同期を取る  ことが可能である。回線のコストが安くなった現在では出番は少なく  なってきた。
uudecode →uuencode
uuencode UNIXで利用されているバイナリデータの符合化形式。つまり  バイナリーデータをアスキー文字列に変換して送受信するためのコード化  方式であるが、方言が多くて時にはうまく解釈できないケースもあった。  現在は標準のMIME方式に移行した所が多いものと思われる。    なお、送信側でのバイナリーからアスキーへの変換がuuencode, 受信側  でのアスキーからバイナリーへの変換が uudecode である。    →MIME,Base64