SIMD (Single Instruction Multiple Data) CPUの実行形式の分類で、  一つの命令で複数のデータに対する処理を行うこと。いわゆるベクトル演算  が可能なCPUがこれである。逆に複数の命令でひとつのデータを処理する方式  はMISDと呼ばれパイプライン方式のCPUはこれである。  なお、MMX-Pentiumで追加されたマルチメディア用の、大量データ処理用  命令も、ひとつの命令で多数のグラフィックデータを処理するためSIMD命令  と呼ばれる。  →MISD,MIMD,SPU
SIMM (Single Inline Memory Module) メモリチップをプリント基盤に  コンパクトにまとめたもの。1980年代末期から登場してきて、互換性の  高いメモリー部品として広く使われるようになった。  SIMMにおいてはひとつの基盤の上に8個とか16個とかのメモリーチップが  並んでいる。1個256KB(1Mbit)のメモリーが16個付いていれば2MBのSIMM  になる。これらのメモリーチップを一列(single inline)に並べたこと  からSIMMの名前が生まれた。    ピン数は初期の16ビット幅のものは30ピン、普及した32ビット幅のものは  72ピン。この72ピンタイプのSIMMを、Pentiumのような64ビットのデータ  バスを持つCPUでは2枚単位で増設しなければならない計算になる。    (この他、8ビット幅で30ピン,16ビット幅で68ピンというのもあった)  SIMMの属性はこのピン数(ビット幅)のほか、動作速度(60ns,70ns),パリテ  ィの有無などで区別される。その規格はJEDECが定めている。  SIMMが登場する以前は各メーカーごと、しかも各機種ごとに増設するメモ  リーの属性が異なっており、その機種に適合するメモリー以外を増設して  も動かないし壊れる場合もあった。しかしSIMMの登場後は次第に融通性が  良くなり、パソコンのメモリーを増設する時に以前増設していたSIMMを  外して他のメーカーのパソコンに転用するなどということも属性さえ合え  ば可能になった。    SIMMは最初マッキントッシュで普及し、その後PCやオフコンなどにも採用  された。しかしPentiumマシンが広く使われ始めると次第にDIMMへ移行  した。
Simonyi,Charles MS-Word,MS-Excelの開発者のひとり。  元々Xeroxのパロアルト研究所(PARC)でAlto用のWYSIWYGタイプの  ワープロソフトを開発していた。その後、Microsoftに移り、Wordの開発  に携わった。    変数名で gPathName, iGetCount といったような、先頭にタイプを表す  接辞を付ける、いわゆるハンガリアン・ネーミングの考案者でもある。
SIMOX (Separation by Implanted Oxygen) 酸素イオン打ち込みにより  シリコン基板の内部に酸化珪素の層を生成する技術。またそのようにして  作られた基板。
SimpleSound マッキントッシュに標準添付されたユーティリティで  システムの警告音などの設定ができる。
SimpleText マッキントッシュに標準添付されたテキストエディタ。  以前はTeachTextという名前であった。簡易ファイルビューワー的  な要素もあるが、非力さはTeachText時代からそう変わっていない。
SIMSCRIPT (Simulation Script) ランド社が開発したシミュレーション用  の言語。
SIMULA (Simulation Language) オブジェクト指向の思想を持った、  離散型シミュレーション言語。一部の人には結構人気がある。
sin (sine) サイン。正弦。三角形の高さを斜辺で割ったもの。  →三角関数
SINET (Science Information Network) 文部省学術情報センターが主宰  する大学間ネットワーク。
SINS (Ship Inertial Navigation System) 慣性航法。
SiOC 酸化珪素(SiO2)の一部の酸素を炭素(C)で置換した素材。low-kの  絶縁材料として注目されている。
SiOF 酸化珪素(SiO2)の一部の酸素をフッ素(F)で置換した素材。low-kの  絶縁材料として使用されている。
SIP (Single In-line Package) 半導体パッケージの形状の一種。  パッケージのひとつの側面からのみリードピンが出ている。
SIP (Software Installation Program) セイコー・エプソン製のPC98互換  パソコン用の「エプソンチェック」除去ソフト。    日本電気製のPC98用ソフトは、日本電気製のPCかどうかをチェックして、  そうでない(エプソン製である)と判断したら動かないようになっていた。  そこでこの働きを無効にして、エプソン製のマシンでもPC98用のソフトが  きちんと動作するようにするのが、SIPである。
SIPC (Simply Interactive Personal Computer) Microsoftが提唱する  次世代のパソコンの姿。要点としては     ・電源を入れたらすぐ(数秒以内に)使える。   ・パソコンの中を開けて設定をしたりする必要は無い(sealed case)   ・電源を入れたまま周辺装置との接続・切断をして良い。  などといったもの。つまり「家電並み」に取り扱えるパソコンにしよう  ということである。PC98などにはこの思想の一部が取り入れられている。
SIPC (Securities Investor Protection Corporation)   アメリカの証券投資者保護公社。
SIR (Serial Infra-Red) IrDA(赤外線通信)の物理層を規定する  プロトコルのひとつ。
Siri Appleが開発した音声アシスタント機能。iPhone, iPad, Apple Watch  などアップルが開発したデバイス上で動作する。  →Cortana
SIS (Secret Intelligence Service) イギリスの秘密情報部。旧MI6。  なお MI5 はSSとも言われる。
SIS (Special Investigation Squad) 神奈川県警の特殊捜査班。警視庁のSIT相当。
SIS (Strategic Information System) 戦略的情報システム。  1980年代後半から1990年代前半にかけての企業システムの構築のための  指導原理のひとつ。MISの焼き直しではないかと随分言われた。  基本的な話として、企業の経営者はデータとして上がってくる色々な販売  情報や社会情勢から、機械的・自動的に経営方針を決めるのではなく、より  その企業の利益になるよう、戦略を持った決定を下す能力があるものと  考え、その決定を下す支援をするためのシステムという意味がある。無論  そういう戦略的な決定のできないサラリーマンのような経営者には、宝の  持ち腐れである。  SISは、それまでのコンピュータシステムが「管理」という面から設計され  運用されていたのに対して「経営」や「戦略」という観点から組み立てる  システムおよびその運用形態である。当然システムの設計者、企業の経営  者、そしてシステムの運用管理者全てにこういう視点がなければまともな  システムにはならない。  この言葉を使い始めたのは C.ワイズマンである。
SISD (Single Instruction Single Data) CPUの実行形式のひとつで  ひとつの命令でひとつのデータしか処理しないもの。現在では組み込み  機器用などのCPUでしか見られない。  →SIMD,MISD,MIMD
SI/SO (Shift In / Shift Out) →シフトイン・シフトアウト