SCSIアダプタ パソコンにSCSIのインターフゥイスを装備するための拡張  ボード。標準装備しているパソコンもある。
SCSIの規格 SCSIは当初の規格(SCSI-1)のあと、高速化されて次のような仕様  のものが作られている。                              ケーブル最大長          バス幅 最大転送速度  接続可能台数  SE HVD LVD  SCSI-1       8bit  5MByte/sec    8台    6m 25m ---  FAST-SCSI     8   10        8     3  25  ---  FAST-Wide-SCSI  16   20        16     3  25  ---  Ultra-SCSI    8   20        8    1.5  25  ---                        4     3  25  ---  Ultra2-SCSI    8   40        8    --- ---  12  Wide Ultra SCSI 16   40        16    ---  25  ---                        8    1.5 ---  ---                        4     3 ---  ---  Ultra2 Wide SCSI 16   80        2    --- ---  25                       16    --- ---  12  Ultra3 Wide SCSI 16   160        2    --- ---  25                       16    --- ---  12  このFastの世代のものをSCSI-2, Ultraの世代のものをSCSI-3という。  上記の表でSE,HVD,LVDの別は↓のSCSI-3の項を参照。  →SAS
SCSIターミネータ SCSIの接続の終端に接続するコネクタ。ここで電流を  反射して回路を完成させる。単に抵抗をつないだだけのタイプと、  アクティブ・ターミネーターと呼ばれる、強制的に信号の乱れを修正  するタイプとがある。むろんできれば後者をつないだ方が良い。  SCSI機器に内蔵している場合も多い。
SCSIのケーブル SCSIのケーブルには50線タイプと68線タイプがある。  SCSI-1,Fast-SCSI,Ultra-SCSIでは50線タイプを使用し、その末端はアン  フェノール又は櫛形のコネクタになっている。(Macintosh用はPCでRS232C  用に使用されているD-Sub25)    Wide-SCSIの場合は初期の頃は50線のケーブル(A)と68線のケーブル(B)と  いう2本のケーブルでつなぐ方式があったが、2本もケーブルを使うという  のはわずらわしいので、最近では68線のケーブル(P)のみでつなぐ方式が  普及している。
SCSIのコネクタ SCSIのコネクタには主として次の種類がある。  25ピンタイプ(DB-25) PCのRS232Cと同じ形のコネクタ(D-Sub25)なので          パソコンに詳しくない人がここに誤ってRS232C機器をつな          いで、あれ?? ということがあるようである。むろんRS232C          とSCSIでは電気特性が全然違うので、下手するとボードが          壊れる可能性がある。このコネクタを採用しているのは          マッキントッシュなど。  アンフェノール・フルピッチ(低密度ベローズ) 初期のSCSI-1時代に          スキャナーやCD-ROMなどに装備されているのをよく見かけた。          大きなコネクタである。真ん中に突き出した長方形状の突起          の両側に25本ずつの金属接触部を持つコネクタ。  アンフェノール・ハーフピッチ(高密度ベローズ) 1996年頃までよく          見られていたもので上記の半分のサイズ。構造的には上記の          フルピッチのコネクタをそのまま縮小したもので、やはり          長方形状の突起の両側に25本ずつの金属接触部を持つコネクタ。  D-Subハーフピッチ・櫛形(BR-50) 現在の主流である。ピン状のコネクタが         25本ずつ平行して2列並んでいるもの。アンフェノールタイプ         よりも挿入しづらいが、きちっとはまれば安定して抜けにくい。  68ピンコネクタ WIDE-SCSI用である。    80ピンコネクタ SCA(Single Connector Attachment)と呼ばれる。          ディスクアレイなどに使用される特殊タイプ。
SCSIホストアダプタ →SCSIアダプタ
SCSI-1 当初のSCSIの規格。
SCSI-2 SCSIの改良規格で、速度を倍にしたFast SCSIと、データ線の数を  2倍の16本、4倍の32本にした Wide SCSI というふたつの改良方法からなる。    元々のSCSIが最大5Mbyte/sec (実効速度は 4MByte/secくらい)であったの  が、32ビットのFast SCSIでは 8倍になって 40Mbyte/secになる。ただし  実際に製品化されたのは、速度だけを倍にした Fast SCSIと更にデータ幅  を2倍にした 16bit Fast Wide SCSI のみである。    なおデータの速度が速くなった分、ケーブルの総延長の許容距離がSCSI-1  の半分の3mになっている。
SCSI-3 SCSI-2の改良規格で、Ultra SCSIとも。実際には Fastの2倍の  Ultra SCSI, 4倍の Ultra2 SCSI, 8倍の Ultra3 SCSI がある。  Ultra SCSIまでは従来と同様のSE(Single End)方式の伝送手順が利用できる。  これは電圧境界の絶対値を定めておき、その基準電圧より高いか低いかで  プラス/マイナスを判定するものである。    しかしこの方法では長い距離の伝達では信号が減衰してエラー率が高くなっ  てしまう。そこで更に高速の Ultra2, Ultra3 の規格では Differential  方式というものを使う。これはデータ線を2本にして、その両者の電圧の  比較でプラス/マイナスを判定するものである。Differential方式には旧式  のHVDと新方式のLVDがあり、Ultra2, Ultra3 では消費電力が小さくて  安価に実現できる新しいLVDを採用している。HVDはSCSI-1,SCSI-2,  Ultra SCSI で利用できる。  実際にLVDでどの程度の長さまで利用できるかはSCSIの規格の項参照。  なお、SCSI-3では通常のパラレル転送方式(SCSI Parellel Interface)以外  に、Fibre Channel, IEEE1394, SSA などを利用した規格も存在する。
SCSI-FCP (SCSI Fibre Channel Protocol) 光ファイバーを使用した  Fibre ChannelでSCSI(SCSI-3)を行うもの。最高で数Gbpsの速度が出る。
SCSI-ID SCSIで各機器に振り当てられたID番号。各機器ごとにディップ  スイッチやロータリースイッチなどで設定する。  →SCAM
SCSI-IEEE1394 (SCSI IEEE1394) IEEE1394の通信規格上でSCSI-3を実現  するもの。家庭での高速ネットワークを想定した規格。
SCSI-Parallel_Interface 通常のパラレル転送のSCSI-3
SCSI-SSA (SCSI Serial Storage Architecture) SSAの通信規格上でSCSI-3  を実現するもの。Fibre Channel と似た規格だが、こちらが少し遅い。
S-CSP (Stacked Chip Scale Package) 携帯機器向けの複合メモリパッケージ。  フラッシュメモリSRAMのチップを積み重ねて1パッケージ化したもの。
SCU (Storage Control Unit) メモリー管理機構。MMUと言うことが多い。  同項参照。
SCUBA (Self Contained Underwater Breathing Apparatus) スキューバ。  タンクとレギュレーターから成る潜水用具。