SCSIターミネータ SCSIの接続の終端に接続するコネクタ。ここで電流を 
 反射して回路を完成させる。単に抵抗をつないだだけのタイプと、 
 アクティブ・ターミネーターと呼ばれる、強制的に信号の乱れを修正 
 するタイプとがある。むろんできれば後者をつないだ方が良い。 
 SCSI機器に内蔵している場合も多い。 

SCSIのケーブル SCSIのケーブルには50線タイプと68線タイプがある。  SCSI-1,Fast-SCSI,Ultra-SCSIでは50線タイプを使用し、その末端はアン  フェノール又は櫛形のコネクタになっている。(Macintosh用はPCでRS232C  用に使用されているD-Sub25)    Wide-SCSIの場合は初期の頃は50線のケーブル(A)と68線のケーブル(B)と  いう2本のケーブルでつなぐ方式があったが、2本もケーブルを使うという  のはわずらわしいので、最近では68線のケーブル(P)のみでつなぐ方式が  普及している。
SCSIのコネクタ SCSIのコネクタには主として次の種類がある。  25ピンタイプ(DB-25) PCのRS232Cと同じ形のコネクタ(D-Sub25)なので          パソコンに詳しくない人がここに誤ってRS232C機器をつな          いで、あれ?? ということがあるようである。むろんRS232C          とSCSIでは電気特性が全然違うので、下手するとボードが          壊れる可能性がある。このコネクタを採用しているのは          マッキントッシュなど。  アンフェノール・フルピッチ(低密度ベローズ) 初期のSCSI-1時代に          スキャナーやCD-ROMなどに装備されているのをよく見かけた。          大きなコネクタである。真ん中に突き出した長方形状の突起          の両側に25本ずつの金属接触部を持つコネクタ。  アンフェノール・ハーフピッチ(高密度ベローズ) 1996年頃までよく          見られていたもので上記の半分のサイズ。構造的には上記の          フルピッチのコネクタをそのまま縮小したもので、やはり          長方形状の突起の両側に25本ずつの金属接触部を持つコネクタ。  D-Subハーフピッチ・櫛形(BR-50) 現在の主流である。ピン状のコネクタが         25本ずつ平行して2列並んでいるもの。アンフェノールタイプ         よりも挿入しづらいが、きちっとはまれば安定して抜けにくい。  68ピンコネクタ WIDE-SCSI用である。    80ピンコネクタ SCA(Single Connector Attachment)と呼ばれる。          ディスクアレイなどに使用される特殊タイプ。
SCSIホストアダプタ →SCSIアダプタ
SCSI-1 当初のSCSIの規格。
SCSI-2 SCSIの改良規格で、速度を倍にしたFast SCSIと、データ線の数を  2倍の16本、4倍の32本にした Wide SCSI というふたつの改良方法からなる。    元々のSCSIが最大5Mbyte/sec (実効速度は 4MByte/secくらい)であったの  が、32ビットのFast SCSIでは 8倍になって 40Mbyte/secになる。ただし  実際に製品化されたのは、速度だけを倍にした Fast SCSIと更にデータ幅  を2倍にした 16bit Fast Wide SCSI のみである。    なおデータの速度が速くなった分、ケーブルの総延長の許容距離がSCSI-1  の半分の3mになっている。
SCSI-3 SCSI-2の改良規格で、Ultra SCSIとも。実際には Fastの2倍の  Ultra SCSI, 4倍の Ultra2 SCSI, 8倍の Ultra3 SCSI がある。  Ultra SCSIまでは従来と同様のSE(Single End)方式の伝送手順が利用できる。  これは電圧境界の絶対値を定めておき、その基準電圧より高いか低いかで  プラス/マイナスを判定するものである。    しかしこの方法では長い距離の伝達では信号が減衰してエラー率が高くなっ  てしまう。そこで更に高速の Ultra2, Ultra3 の規格では Differential  方式というものを使う。これはデータ線を2本にして、その両者の電圧の  比較でプラス/マイナスを判定するものである。Differential方式には旧式  のHVDと新方式のLVDがあり、Ultra2, Ultra3 では消費電力が小さくて  安価に実現できる新しいLVDを採用している。HVDはSCSI-1,SCSI-2,  Ultra SCSI で利用できる。  実際にLVDでどの程度の長さまで利用できるかはSCSIの規格の項参照。  なお、SCSI-3では通常のパラレル転送方式(SCSI Parellel Interface)以外  に、Fibre Channel, IEEE1394, SSA などを利用した規格も存在する。
SCSI-FCP (SCSI Fibre Channel Protocol) 光ファイバーを使用した  Fibre ChannelでSCSI(SCSI-3)を行うもの。最高で数Gbpsの速度が出る。
SCSI-ID SCSIで各機器に振り当てられたID番号。各機器ごとにディップ  スイッチやロータリースイッチなどで設定する。  →SCAM
SCSI-IEEE1394 (SCSI IEEE1394) IEEE1394の通信規格上でSCSI-3を実現  するもの。家庭での高速ネットワークを想定した規格。
SCSI-Parallel_Interface 通常のパラレル転送のSCSI-3
SCSI-SSA (SCSI Serial Storage Architecture) SSAの通信規格上でSCSI-3  を実現するもの。Fibre Channel と似た規格だが、こちらが少し遅い。
S-CSP (Stacked Chip Scale Package) 携帯機器向けの複合メモリパッケージ。  フラッシュメモリSRAMのチップを積み重ねて1パッケージ化したもの。
SCU (Storage Control Unit) メモリー管理機構。MMUと言うことが多い。  同項参照。
SCUBA (Self Contained Underwater Breathing Apparatus) スキューバ。  タンクとレギュレーターから成る潜水用具。
Sculley,John アップルの元CEO。ペプシコ(ペプシコーラを販売している  会社)の副社長をしていたが1983年にアップルの創業者の一人Steve Jobs  の必死の勧誘を受けてアップルのCEOに就任。Macintoshのプロジェクト  を強力に推進して、この美しいパソコンの誕生の原動力となった。アップル  は売上げが低迷していたAppleシリーズに代わりこのMacintoshの成功で  経営を立て直すことになる。  しかしもうひとりの創業者Steve Wozniakはこの路線が不満でApple III  の路線を貫くことを意図し、スカリー排斥に動いていた。そしてジョブス  は両者の間に立って苦慮するが、結局は古くからの親友であるウォズを  取って、1985年、スカリー電撃解任の計画を立てる。しかしこの計画が  直前にスカリーに漏れてしまい、逆にジョブスとウォズの創業者2人が  アップルを去ることになる。  スカリーはその後マッキントッシュをカラー化したMacintosh II, 普及  タイプの Macintosh II cx, 当時としては驚異的な高速マシン Macintosh  II fx などを次々と投入し、アップルの第二黄金時代を作った。しかし  1990年頃から社内の主導権が次第にMichael Spindlerに移っていき、  スカリーも仕事に対する意欲を失ってしまう。そして1993年アップルを  去った。そしてスカリーの辞任とともにアップルは長い冬の時代に突入  する。  アップル退任後のスカリーはむしろジョブスやウォズとの関係を修復し  いろいろ連絡を取り合っていたようである。特にジョブスは彼を一貫し  て偉大な師匠とみなしていたらしい。  なおスカリーは現在Live Picture社の経営に関わっている。