PowerPC IBMとMotrolaが共同開発したCPUのシリーズ。IBMのPower  をベースに、MotorolaのRISC 88000 の機能を加えたもの。Appleの  Macintoshシリーズのために開発された。    元々Appleは従来の68系統のCPUから88000に乗り換えるつもりで社内の  プロジェクトを進めていた。そこにIBMが乗ってきてPowerを推奨した。  AppleはIBMが持つマルチプロセッサなどの高度の技術に期待してそれに  同意。Powerに88000の命令を加えることにより、進行中の移植作業をそう  変更しなくても済むようにしたのである。  PowerPCの具体的な記述は601,603,604,750,7400,970の  各項目参照。Appleのマッキントッシュシリーズに搭載されたものは  下記の通り。(G1〜G3はMotorola+IBM, G4はMotorola, G5はIBMが制作)   G1 PowerPC 601 1993 最初のもの 600nmプロセス    PowerPC 601v 1994 500nm版   G2 PowerPC 603 1994 601の省電力版    PowerPC 603e 1995 603の高速版(L1キャッシュ搭載)    PowerPC 603ev   603eを350nmで製造したもの    PowerPC 604 1995 スーパースケラー    PowerPC 604e 1996 604の高速版(Max 250MHz)   G3 PowerPC 604ev   Mach5ともいう。上記の高速版(250〜350MHz)    PowerPC 620 1997 64bit化されたもの。    PowerPC 750 1997 603にBackSide Cache等を加えて高速化    PowerPC 740 1997 740からL2-cacheを除いた廉価版   G4 PowerPC 7400 1999 AltiVecの追加    PowerPC 7410 2000 7400を180nm-CMOSルールに変更    PowerPC 7450 2001 Pipeline 7stage,2次cache   G5 PowerPC 970 2002 VMX  これ以外にも次のような物がある。    PowerPC 401  専用機器用??    PowerPC 405  専用機器用??    PowerPC 630  IBMのコンピュータに採用された    PowerPC AS-A35 64bit型    MPC801     組込機器用    MPC8240    組込機器用  →Cell,Gekko
PowerPlant Metrowerks社が開発したマッキントッシュ・プログラム開発用  のクラスライブラリ。同社のCodeWarriorに添付される。
PowerPoint フォアソート社が開発したプレゼンテーションソフト。  同社は1987年にMicrosoftに買収されており、現在Microsoftから主として  同社のMicrosoft Officeの中の構成品として販売されている。1990年代  のプレゼンテーションソフトの代表であり、一種のデファクト・スタンダ  ードでもあったが、今後はホームページ形式(HTML)やAcrobat(PDF)などに  その地位を譲っていくものと思われる。  PowerPointのいい所は、誰でも簡単に「かっこいい」プレゼンテーション  資料が作れることである。わりとビジネスマンが好みそうな背景画像が  セットされていて、そこに箇条書き方式で項目を入れていくことができ、  画像なども簡単に貼り付けることができる。一般にはこれを講習会などで  プロジェクターでスクリーンや壁などに投影して使用する。  PowerPointを持っていない人のためにRuntimeを付けて配布することも可能  だし、それを好まない人のために HTMLに変換する機能も持っている。
PowerQUICC (Power + QUad Integrated Communications Controller)  モトローラおよびその子会社であったフリースケールが制作している  周辺機器用のプロセッサ。PowerPCの技術をベースに通信関係のQUICC  の機能を加えてある。
PowerShare マッキントッシュのLAN環境においてパソコン同士の通信や  電子メールの送受信などの交通整理を行う仕組み。LAN上のどこかに  (通常AppleShareサーバーに)専用のサーバーソフトを起動させておく。
PowerTalk マッキントッシュで構成したLANにおいてユーザーログイン等  の管理をする機能拡張ファイルだが、利用者に不評であったため現在は  廃止された。
PowerToys Windows95,Windows98,WindowsMeの環境を変更するユー  ティリティでMicrosoftのWindows開発チームから提供されている。  (Microsoftが正式に提供している商品ではない)  いろいろなソフトのセットであるが、主として利用されるのはTweak UI  である。  このTweak UIは、コントロールパネルの「アプリケーション追加削除」  の所に既に削除したソフトが残ってしまった時に消す機能とか、ショー  トカットの表示形式を変更する機能などが付いているが、恐らくもっとも  多く利用されている機能は「起動時のオートスキャンをしない」設定を  することである。  Windows95 OSR2 以降のWindowsは、正しく終了しなかった時、次に起動  した時に自動的にディスクをスキャンして、障害が起きていないかを  チェックする機能がある。  ところが大抵「正しく終了しなかった時」というのはシステムが落ちて  電源を切る以外になかった時であり、こういう時は逆にスキャンさせる  ことでスキャンソフト自体が更に障害を起こす可能性もある。そもそも  このディスクスキャンは、ものすごく時間がかかり、それでなくても  起動に数分かかってイライラするWindowsの起動時間を大幅に増やして  イライラを募らせる。  つまりこの機能は「電源をいきなり切ってはいけない」ことを知らない  初心者ユーザーには安全のため良い機能だが、パワーユーザーには極め  て迷惑至極な仕様である。そのため、多くの利用者がこのTweak UIを  使って、この自動スキャンをオフにしているのである。  PowerToysは Windows95 OSR2 の場合はMicrosoftのサイトからダウン  ロードできるようになっていたが、Windows98では Windows98のCD-ROM  に同梱してある。ただしデフォルトではインストールされないので、  各自自分でインストールする必要がある。その場所を自分で見つけて  自分でインストールできない人はこのソフトは使わない方がいいかも  知れない。素人が使うと危険なソフトであることも事実である。  なおWindows Meでは再びMicrosoftのサイトからダウンロードする方式  に改められた。  (Windows95の当初の版ではPowerToysは利用できないので注意)  ※WindowsXPでこの「オートスキャンをパスする」設定は無効になっ   た。OSの不都合などによりハングして電源を落とした場合強制的に   スキャンされるようになった訳で、マイクロソフトはパワーユーザ   はWindowsなど使うなと言っているかのようである。おそらく   WindowsなどやめてLinuxなどを使った方が良いのであろう。
PowerVR Imagination Technologiesが製作するグラフィックチップの  シリーズ名。初期の頃の製品はNECと共同開発され、NECのみならず  CompaqなどのPCにも搭載された。第2シリーズの製品はDreamcast  にも搭載されている。PowerVR PDPはソニーのテレビ Braviaに搭載  されている。PowerVR SGXはAppleiPad, iPad2に搭載されている。  →PowerVR2,PowerVR_SGX,GPU,IGP
PowerVR2 日本電気とVideoLogic(現Imagination Technologies)が共同開発  した3D-CG用のビデオチップで、いくつかの世代があるが1998年版がセガの  DreamCastに搭載されている。     1996 PowerVR PX1 20万pol/sec   1997 PowerVR PX2 45万pol/sec   1998 PowerVR   300万pol/sec
PowerVR_SGX Imaginatio Technologiesが製作したグラフィックチップで  AppleのiPad, iPad2のCPUであるA4, A5などに搭載されている。