SGML (Standard Generalized Markup Language) 電子文書のための国際規格 で、ISO-8879, JIS-X4151 にも規定されている。SGMLの基本的な考え方は 各種の機能拡張のための仕組みをマークアップとして埋め込むことである。 WWWの記述言語であるHTMLや新しいデータ交換の標準形式として注目されて いるXMLもSGMLをベースにしたものである。 →HTML,XML
SGRAM (Synchronous Graphics RAM) 高速なデータの書き換えが可能な グラフィック用メモリー。SDRAMをベースに作られている。 内部にパイプラインの仕組みを持ち制御用のレジスタを持って、外部 クロックに同期してビットまたはブロック単位の書き込みが可能。
SH (Scrum Half) ラグビーのスクラムハーフ。
sh (Shell) UNIX系のOSで使用されるシェルのコマンド。
SH (Shiozuka Hiroshi) JR東日本で使用されている駅メロに付けられた記号 で、作曲者の塩塚博の頭文字である。曲名は付けられておらずJASRACにも JR-SH2 などの記号で登録されている。東京駅の発車メロディはJR-SH2-3。 ATOSの導入に伴い、五感工房製のメロディ演奏装置とともに使用された。
SH (Super Hitachi RISC engine) 日立が開発したRISC型CPU。世代により SH-1, SH-2, SH-DSP, SH-3, SH-3E, SH-4 とある。
SH-1 SHの第一世代のCPU。カシオのデジカメQV-10に採用された。
SH-2 SHの第二世代のCPU。セガサターンに搭載された。
SH-3 SHの第三世代のCPU。パワーザウルス,カシオペアに搭載された。
SH-4 SHの第四世代のCPU。セガのドリームキャスト(DreamCast)に搭載された。
SHA-1 (Secure Hash Algorithm-1) 1994年にアメリカのNISTが開発した ハッシュ関数アルゴリズム。SSL、S/MIME ver22以降で利用されている。
Shade 日本のエクスツール(Expression Tools)社が開発した3Dグラフィック ソフト。オブジェクトをベジェ曲線で定義できる。Windows版とMacintosh 版がある。
Shannon,Claud_Edwood (1916-) 情報量の圧縮限界に関する「シャノンの定理」 を提唱した数学者。
Shaptooth AMDのK6-IIIの開発コードネーム。
SHARE (Services for the Health in Asian and African Region) アジア・アフリカ国際保健協力機関。アジアやアフリカで保健・医療活動 を行っている非政府機関。
SHARE (Society for Handling Avoid Redundant Effort) 「無駄な努力を省こう会」という意味であるが、IBMのコンピュータを使用 している科学技術系のプログラマが集まって作った相互扶助組織。お互い にいろいろなプログラミング技術や有用なサブルーチンを交換して助け合い 結果的にはソフト技術の発展に寄与しようという団体。1955年に結成された。
Shareware =シェアウェア
Sharp =シャープ
Sharptooth AMDのK6-IIIの開発コードネーム。
SHD (Super High Definition image system) NTTが開発した超高精細画像 の管理規格。
she-bang Perlプログラムの先頭に書かれる#!のこと。元々sharp-bang を少し縮めて発音したものだが最近では文字として「she-bang」と書かれる ことも多い。
shell =シェル
Sherlock MacOS8.5に採用された検索ソフト。ファイル名検索、ファイル内の 文字列検索、インターネット上のキーワード検索などの機能を持つ。
SHF (Super High Frequency) 電波のセンチメートル波。波長が1cm〜10cm の範囲のもの。周波数は3GHz〜30GHzになる。広義のマイクロ波の一種だが この帯域だけを「マイクロ波」と呼ぶ流儀もある。 UHFより短くEHFより長い波長である。 BS/CS放送などで使用されているほか、無線LANやFWAなどにも使用 されている。また、自動車のETCもこの帯域のDSRCを使用している。 →電磁波
SHGレーザ (Second Harmonic Generation LASER) 第2高調波発生レーザ。 レーザー光線の波長を半分(周波数2倍)にすることのできる仕組み。これで 例えば、850nmの赤色レーザーを425nm青色レーザーに変換できる。波長の 小さいレーザーはそれだけ細かいピットの読み書きに使用できるので、 次世代光ディスクの読み書き用として注目されている。
Shift キーボードのキーで、小文字/大文字や数字/記号の切り替えを 行うもの。 →CapsLock,キーボード
Shiloh Microsoft SQL Server 2000 の開発コードネーム。
Shiretoko Firefoxver3.5の開発コード名。
Shneiderman,Ben NSチャートの提唱者の一人。
Shockley,William_Braford (1910-1989) トランジスタの発明者。 イギリスのロンドン生まれで、1913年アメリカに移住し、1932年に カリフォルニア工科大学卒業。1936年マサチューセッツ工科大学(MIT)で 物理博士号取得。 その後ATTのベル研究所に移り、戦時中はレーダー関係の研究に携わって いた。この時レーダーの検波器の増幅装置として、最初真空管を使ってい たが、限界を感じ、それに代わるものとしてゲルマニウムを利用した半導 体に注目した。 ゲルマニウム(4価)にイオン価の異なる3価や5価の不純物を入れると、その 不純物によって生じた余剰電子や不足から生じた正孔が電気を運ぶ。これ によってできた半導体を N-P-N または P-N-P と接合し、この真ん中の はさまれた半導体の層(ベース)を薄くすると、不確定性原理により電流が 流れるが、この流れる量はベースに掛けた電圧に比例する。つまり、この 仕組みによって、真空管と同様の、電流の増幅作用が実現できる。これに よって、レーダーの微弱な電気を増幅しようという魂胆である。 この研究はショックレーとWalter Brattain,John Bardeenの3人 によって進められ、1947年「トランジスタ」として結実した。彼らは最初 ゲルマニウムでトランジスタを作ったが、実際に実用化されたのは同じ4価 でも、もっと安価に利用できるシリコンである。 その後ショックレーはこの半導体関係の研究を更に進めるためショックレー 研究所を設立。その後もアメリカの半導体研究のリーダー的存在であった。 1956年ブラッテン・バーデーンとともにノーベル物理学賞受賞。
Shockwave マクロメディア社が開発した、ホームページ上で対話型の動画 を実行するソフトウェア。Directorで作成したデータをホームページ 上で公開することが可能である。プレイヤーはマクロメディアのサイト から無料でダウンロードできる。 →Director,Flash