postgreSQL WWW用RDBMSのひとつで日本ではMySQLと並んで人気の高いソフト。 
 元々はUCB(カリフォルニア大学バークレイ校)で1985年にMichael Stonebraker 
 がIngresの後継ソフトとして開発を始めたものであり、Post Ingresということ 
 でPOSTGRESの名前が生まれた。このプロジェクトは1993年に ver 4.2 を出して解散。 
  
 しかし、BSDライセンスが適用されていたため、これを引き継いで開発する人達が 
 現れた。1994年にはAndrew Yu と Jolly ChenがSQLの機能を加えた Postgres95を 
 制作した。1996年にはMarc Fournierらにより様々なPOSTGRES系のソースが整理さ 
 れてオープンソースとして管理し始められ、1997年にPostgreSQLと命名された。 
 このプロジェクトはだいたい年1回のペースでメジャーリリースを出している。 
  
 一方1992年に元々のプロジェクト創始者のMichael StonebrakerはIllustra  
 Information Technologiesを設立し、postgresの商用化に取り組んだ。この会社 
 は1996年にInformixに買収され、同社は更に2001年にIBMに買収され、同社の 
 DB2 にその技術は取り入れられている。その後も幾つかの企業がpostgresの商用 
 化に取り組んでいる。2005年にはSun Microsystemsがこのプロジェクトへの 
 参加を表明。2006年にはSolaris上で動くPostgreSQLがリリースされた。 
  
 →WWW用RDBMS,MySQL,PDO

PostPet ソニーが開発した可愛い動物が運ぶメールソフト。このメール  ソフトではメールの運び手としてペットの熊(モモ)や亀などを飼って  おり、メールが相手に届くまでの時間はそのペットの性格に依存する。  またペットがお腹をすかせていたら御飯をあげなくてはいけないし、  汚れていたらお風呂にも入れてあげなければならない。プレゼントを  あげると喜んだりもする。時々勝手に誰かにメールを出したりするこ  ともある。ペットには寿命があるので、いつかは死んでしまう。また  虐待しているとペットは家出してしまう。  このソフトによってSO-NETは入会者が大いに増えた(ポストペット自体  は別にSO-NETの会員でなくても利用できる)。またSO-NETではペットの  おやつを買ったりできるポストペットパークなどを開設している。    またPostPetのモモはキャラクターとしても人気がありテレビCMでも  選挙に立候補して総理大臣になって国会で居眠りしたり、などといった  演技をしている。歌手デビューもしてCDも出ている。  PostPetは相手側もPostPetで受けないと、ペットが相手のメールソフト  に「吸収」されてしまう。そのため多くのユーザーは通常のメール受け  口のほかに「PostPet用」のメールアドレスを用意してホームページで  公開したり、知人に知らせていたりする。またPostPetのソフトはそも  そも2人用で販売している。相手がないとなかなか始められないからで  ある。  このPostPetの成功に気をよくして、ハローキティ・ハッピーメールとか  ピンク・ラビットなどといった女性を主にターゲットにしたメールソフト  が販売された。ピンクラビットはPostPetと同様の発想のソフトである。  ハローキティ・ハッピーメールは可愛い絵柄のHTMLメールを作成する  ソフトで、相手がHTMLメールを読める環境(例えばOutlook Express等)で  さえあればよい。    →メールソフト,たまごっち
PostScript ページプリンタ用のページ記述言語の代表。ゼロックス社で  開発されたが、会社が製品化に消極的であったため、不満を持った開発者  たちが独立してアドビ社を設立し、1984年に発売した。  PostScriptという名前は「次世代の」という願いを込めたネーミングであ  る。基本的にはドロー形式のデータであるが、高機能の階層化・グルー  ピングの機能がある。    たとえば領域をペイントする場合、普通のドロー形式のデータではドット  パターンなどでしか塗ることができないがPostSciprtの場合は、別途Post  Sciptで記述した画像データで塗ることができる(俗に「PostScipt塗り」  という)。また普通のドロー形式のデータでは曲線として楕円弧くらい  しか使えないが、PostScriptでは3次元ベジェ曲線が使用できるので、ご  く自然な曲線が表現可能である。    またPostSciptの世界では文字もPostScriptで表現され(type1)、文字と  画像の境界が消滅している。  PostScriptで作られたデータの印刷は初期の段階ではPostScript搭載の  プリンタでなければできなかったが、現在ではソフトウェアによるエミュ  レーションによって、通常のドットプリンタでもできるようになっている。  →ATM,type1,EPSF,DTP,DisplayPostScript,RIP,OpenType
PostScript_Level_1 1984年に発表されたPostScriptの最初の版。
PostScript_Level_2 1990年に発表されたPostScriptの第2版。  Level 1 では当時のプリンタ環境を考えてグレイスケールしかサポート  していなかったが、Level 2 で RGB/CMYK/CIEなどのカラー情報が  使用できるようになった。またビットマップの圧縮方式をサポートした。    このLevel 2 の登場によってDTPが本格的に行われるようになり、当時  それを扱うことのできた唯一のパソコンであるマッキントッシュがデザイ  ナーたちに飛ぶように売れ始めたのである。
PostScript_3 1998年に発表されたPostScriptの第3版。Level 3 ではなく  単に 3 という。  Webなどとの連携を考えた機能拡張が行われている。従来のPostScript  プリンタ用のドライバは、全ての印刷データをPostScriptに変換して  プリンタに送付していたが、PostScript3対応のプリンタであればHTML  やPDFは直接印刷できるので、変換の必要がいらない。また仕様の幅が  広くなっている。
PostScriptプリンタ PostScriptのデータを印刷できるプリンタ。パソ  コンから送られてきたPostScriptデータをプリンタ自体のCPUやメモリを  使って印刷用のビットマップに変換して印刷するもの。通常フォント用の  ハードディスクを接続している。  Canonが開発しAppleが販売したLaserWriterはこのタイプのプリンタの  初期の定番商品である。    →CID,OCF
POT (POrtable Terminal) 小型のデータ入力装置。レストランの注文取り  やスーパーの棚卸、ガスや電気のメーター調べ、などに使われている。  基本的にはハンディ・パソコンであり、多くはプリンタを内蔵している。  最近のものは液晶が付いているのが普通である。
POWER (Performance Optimization With Enhanced RISC) IBMが1980  年代から1990年代初期に掛けて開発したRISC。これをベースにして  PowerPCが作られた。
PowerBook ノート型のマッキントッシュのシリーズ名。別にPowerPCを搭載  しているという意味ではなく、1995年途中までのモデルは68KのCPUを使用  していた。なお、Appleはその後ノートパソコンのシリーズ名をiBook,  MacBookと変えてきた。  →iPad