low-k 比誘電率の低い素材。ICは多層配線されるのが今日では常識であるが 
 その際に層と層の間を絶縁材料で仕切る必要がある。これを層間絶縁膜と 
 いう。この時この絶縁膜の素材の誘電性が大きい場合、トランジスタ間の配線 
 の「寄生容量」を増やしてしまいRC遅延を大きくしてICの動作速度を落として 
 しまう。そこで現在、比誘電率kが小さい素材が求められている。 
  
 2003年現在で一般的な層間絶縁膜の素材は酸化珪素(SiO2)だがk=4.0〜4.2程度 
 である。高速CPUにはそれにフッ素を数%ドーピングしたもの(SiOFと言う)を 
 使用している。これがk=3.6程度。注目されているSiOCやDow Chemical社の 
 SiLKなどがK=2.8程度になる。現在これを多孔質にしてk=1.5程度の素材が作れ 
 ないかといった研究が進められている。 
  
 ただし誘電性が小さい素材というのは、結果的には熱伝導率も悪くなりやすい 
 ので、こういう素材で多層ICを製造すると熱の逃げ場がなくなり、それをどう 
 克服するかも課題とされる(廃熱用のバスを付ける案などがある)。  
 →high-k

LOX (Liquid OXygen) 液体酸素
LP (Line Printer) Line Printerの略であるが、コンピュータ関係では  しばしばコンピュータの構成図において単に、プリンタの意味で使用  することがある。
LP (Linear Programming) 線形計画法。
LP (Laser Printer) →Laser Printer
LP (Long Playing) アナログ・レコードの規格で、1分間に33 1/3 回転す  る直径30cmのレコード。一般にアルバムを収録するのに使われていた。  →EP,SP,CD
LP (Life Point) ゲームで生命エネルギーの量を表す数字。HPとも。
LPB (Lithium Polymer Battery) リチウム・ポリマー電池。  薄いフィルム状にしたリチウムを陽極、同様にフィルム状にしたポリマー  を陰極にした蓄電池。フィルム状の物体を重ね合わせて電池が構成できる  ため、自由に曲がるバッテリーが製作できる。  また、エネルギー密度が高いため、ノートパソコンなどで使用され始めて  いるほか、電気自動車のバッテリーとしても注目されている。
LPC (Linear Predictive Coding) 音声合成方式のひとつ。人間の声道の  特性を何個かのディジタル・フィルターでシミュレーションし、声帯の  振動周波数、音声信号の振幅、などをパラメータとして与えて音を作り  出す。  →PARCOR
LPC (Local Procedure Call) 自分のマシン上に存在するサブルーチンを  呼び出す操作。RPC(Remote Procedure Call)に対する言葉。
LPC (Low Pin Count) Intelが開発したバス規格。ISAのサブセット  であるXを代替し、これを追放するために開発されたもの。OSに特別な  ドライバを入れたりせずに、利用することができる。
LPG (Liquid Petroleum Gas) 液化石油ガス。一般にプロパンガスが有名  であるため、LPGを Liquid Propane Gas と思っている人も多いのだが、  実際は LPG はプロパンとプロピレンを主成分とし、ブタン・ブテンなど  も含んでいる。  →LNG
LPI (Lines Per Inch) 文字型プリンタやライン型プリンタの印字属性で  1インチの高さに何行打つかを表すもの。改行ピッチの逆数という言い方  もできる。標準は 6 LPI だが、紙を節約する場合 8 LPI で印字すること  もあった。ページプリンタでは意味のない数字であるが、文字型プリンタ  をシミュレーションする場合はこの値が想定されている。
LPIA (Low Power on Intel Architecture)  インテルの低電力消費CPUでIA構造、つまりx86系の命令体系を持つ  もの。具体的にはStealeyATOMの前身)がこの名前で呼ばれた。
LPM (Lines Per Minute) ラインプリンタ(Line_Printer)やNIPの速度  を示す単位で、1分間に印字できる行数。ラインプリンタは1行に何文字  印字するかは関係なく、印字する行数で印字時間が定まる。
LPT (Line Printer Terminal) Windowsマシンのプリンタポートの名前。
LRC (Longtitudinal Redundancy Character) ↓のLRCで使用される検査用  の文字。
LRC (Longtitudinal Redundancy Check) 水平冗長検査。Horizontal  Redundancy Check ともいう。データの水平方向にビットのon/offの数や  パターンを調べて、その検査結果に対応した冗長ビットを計算、それを  付加してデータを記録しておいたり、送信したりする。それを読み取った  り受信した側で同じ検査を行って一致するかどうかで、データに読み間違  いや伝送中の雑音挿入がなかったかを調べる。  →CRC
LRF (Laser Range Finder) レーザー照準機。
LRU (Last Recently Used) 最近使われたもの。  一般にソフトでは最近開いたファイルを記録しておき、メニューに表示し  ておいて簡単な操作で再度開くことができるようにしておく。  またソフトでキャッシュを行う場合、最近使用したデータブロックを  キャッシュ上に保持し、新しくデータをキャッシュに加える場合、最も  古いものから順にファイル上に書き戻すということを行なう。もう一つ  の方法は時間とは無関係にあまり使われていないものを書き戻す方法で  LFUという。  →キャッシュ,LFU
LRV (Lunar Roving Vehicle) 月面移動車。
ls (list) unixのコマンドで、現在いるディレクトリのファイル一覧を  表示させるもの。 ls -l とやるとファイルの属性まで表示される。また  ls -a とやると隠しファイル(ピリオドで始まるファイル)まで表示される。
LS (Liquid-Solid) 日本が1964年頃に開発した初期のロケット。液体  ロケットと固体ロケットを連結した二段式のロケット。
LS-120 松下・コンパックなどが開発し1996年に発売した120MBのフロッピ  ーディスク。これは発売当初の名前で、1997年にSuperDiskという名前  に改名された。
LSAPI (License Service Application Program Interface) Microsoftが  開発した、ソフトのライセンスを集中管理するための仕組み。
LSB (Least Significant Bit) 最下位のビット  →MSB
LSB (Linux Standard Base) Linuxの共通基本セット。  Linuxは現在多くのディストリビューションが出回っているが、それら  の間に互換性はなく、これがこのまま拡大すると、Linuxの利用者に非常  に不便を強いることになりかねない。  Microsoft一社でWindowsを独占していることに憤りを感じてLinuxに流れ  てきた人も、ふと気づいたら自分のシステムはどこかの配布会社のもの  一色になっていて、万一そこが自社のdistributionに高い値段を付けて  きたら、それを渋々買う以外にバージョンアップのしようがないという  ことになっていた、などという事態は望まないであろう。  そこで、現在Linuxに関わっている企業や団体が集まって、どのディスト  リビューションでも共通に使える仕様をまとめようという動きが出てき  ている。そこで提案されている、Linuxの最低限のセットがLSBである。