link 「リンク」。ホームページにおいて、関連する話題を扱うページに 
 簡単に移動できるような仕組みを提供すること、また、そういう移動先を 
 集めたコーナーのこと。 
 ホームページ(正確にはWWW)では、表示されているテキストや画像などを 
 クリックすることにより、そのページの他の部分、他のページ、他のサイ 
 トへ移動させることができる仕組みが提供されており、これをHyperLink 
 という。一般に「リンク」と呼ばれているのは、このHyperLinkの仕組みを 
 利用することであり、多くのホームページには関連サイト、お友達サイト、 
 好きなサイト、などのリストが作られていて、これによって閲覧者はその 
 話題についてもっと深く知ることができるのである。 
 →ホームページ,HyperLink

link 「リンク」。プログラムをサブルーチンと結合すること。  一般に本格的なプログラムの開発においては、プログラムを多数の部品に  分けて作成する手法が一般的である。だいたい分割せずにプログラムを  書けるのは上級プログラマでも1万行くらいが限界で、だいたい2千行程度  を越えるプログラムは普通、複数のソースプログラムに分割して作成する。  この時、分割した各プログラムをコンパイルした後、それらを結合して  ひとつの実行単位にまとめることをリンクという。  現代のソフト開発においては、色々な処理に共通して使える汎用的なサブ  ルーチンをライブラリ(libray)としてまとめておくのが通例で、開発ツ  ールを販売している会社も、標準的なライブラリをあらかじめ大量に用意  して、コンパイラ(compiler)やソースブラウザ(source browser)と一  緒に提供している。  なお、リンクには静的リンク(static link)と動的リンク(dynamic link)  がある。    静的リンクとは、最初に説明したように、コンパイルした後その場で部品  を結合してしまうもので、部品を結合した状態で利用者に提供する。  これに対して、動的リンクでは、部品をその場では結合せずに、実行時に  結合を行う。    動的リンクの長所は下記の通りである。     ・多くのプログラムで使用する部品を各プログラムに添付するのでなく、     1個の共通の動的リンクライブラリ(Dynamic Link Libray - DLL)     として提供することにより、ディスクやメモリが節約できる。   ・共通部品部分は一回コンパイルするだけで済むので、コンパイル時間     を節約できる。   ・開発ソフトメーカーの動的リンクライブラリを使用することで、色々     な製造元のアプリケーションで共通の操作環境が利用できることにな     り利用者に大きなメリットが出る。   ・動的リンクライブラリにバグがあったり機能を上げた場合に、それだ     け入れ替えれば、多くのソフトでそのまま最新の機能が利用できるよ     うになる。  動的リンクの短所は下記の通りである。     ・静的リンクに比べると呼び出しに時間がかかる。   ・ライブラリ側を同時に開発している時に、何かバグが見つかった時、     どこに問題があるかが見つけにくい。        ・動的リンクライブラリのバージョンアップによって、それまで正常に     動作していたソフトが動かなくなる場合がある。   ・動的リンクライブラリがきちんと一直線にバージョンアップしてくれ     る場合はいいのだが、まれに枝分かれしてバージョンアップすること     があり、その場合、複数のソフトで、どちらかを正常に動作させよう     とするとどちらかは正常に動作しないということが起きる場合がある。   ・動的リンクライブラリは多くのソフトの共通部品としてパソコンにイ     ンストールされるため、それを使っているソフトがなくなっても、利     用者にはそれを消していいのかどうかが、分からず、使用されない     ライブラリがどんどん増えていき、ハードディスクのスペースを無駄     に食っていく。  現在実際の開発現場では、非常に頻繁に使用するため高速呼び出しが必要  なサブルーチンや、そのアプリケーションに固有の処理を定義したサブル  ーチンは静的リンクを使用し、ある程度まとまった処理でシステム全体で  共通に使うような処理を動的リンクで結合するという、混合法で開発が  行われている。  →動的リンクライブラリ(DLL),ActiveX,OLE,OpenDoc,NFS
linker 「リンカ」。コンパイルしたプログラムの中間オブジェクトを  linkして、実行モジュールを生成するユーティリティ。
Linotron Linotype社のタイプセッターの名前。
Linotronic Linotype社のタイプセッターの名前。
linotype 「ライノタイプ」。タイプライター型の活版製造機。  ドイツ生まれのアメリカ人、Ottmar Mergenthaler(1854-1899)が  1886年に発明した。  linotypeは line of type (活字の列)の意味で、1行分の文章を  タイプライタから打ち込むと、打たれた文字に対応する活字が自動的に  ストックから拾われ、列に並べられていき、1行分そろった所で鋳造部  に移動されて、熔けた合金が流し込まれて、その分の版ができる。  使用された活字は回収されて自動的に文字ごとに分類され、ストック  に戻される。    今ならコンピュータ制御で作ってしまえそうだが、1886年という時代に  こういう仕組みのシステムを機械的な機構だけで作り上げたというのは  マルゲンターラーの天才性を見る思いである。
Linotype 「ライノタイプ」。ドイツの大フォントメーカーで頒布して  いるフォントの種類は6000種類ほどに及ぶ。活版製造機linotypeを  発明したドイツ生まれのアメリカ人 Ottmar Mergenthaler(1854-1899)が  1890年にニューヨークのブルックリンで設立した。    当初はlinotypeを販売する会社であった。この機械に使用する活字を  得るために活字鋳造会社のD. Stenpelと提携し、ステンペル社がその後  ライノタイプの意向を受けて多くの活字メーカーを吸収していき巨大な  活字ライブラリを作るに至る。(1985年にステンペルはライノタイプと  合併した。現在の事業は結果的にはこのステンペルの資産である)    コンピュータ時代の到来に合わせて同社は次々とコンピュータ技術を  利用したtypesetter(活字配列機)を導入していく。    1958 紙テープからデータを呼んで活字を組む "Linofilm"  1962 磁気テープを使用した"Lino Quick Perforator"  1966 写真植字機 "Lino Quick Setter"  1967 Linotron 1010  1968 ステンペルが写植用の文字の制作を始める  1969 Linotron 505 初めてブラウン管を搭載  1974 Linocomp II 写真植字機     Linotron 303/TC および Linotron 505/TC ブラウン管付き  1975 ブラウン管搭載・フロッピー付きの写真植字機を発表  1976 上記仕様の "Typomatic" 発売  1978 ベクトルフォント搭載の "Linotron 202"  1980 日本のモリサワと共同で Linotron 202E 日本語写植機  1983 レーザーRIP搭載の Lintronic 101  1984 同じく Linotronic 300  1985 ステンペル社を吸収。Adobe,Appleと提携  1986 Linotronic 500  1988 Linotronic 200P Postscript搭載    ライノタイプ社は1990年にヘルと合併してライノタイプ・ヘルとなったが  1997年にハイデルベルグに買収された。この時フォント部門を子会社とし  て分離し、(新)ライノタイプ社が設立された。そしてこの会社が2006年に  長年のライバルであったモノタイプ社に買収された。    またハイデルベルグはヘルも後に分離しているので、結局ライノタイプで  培われたタイプセッターの技術は現在、ハイデルベルグ及びヘルにあるよう  である。両社の日本法人はヘル・グラビア・ジャパンおよびハイデルベルグ・  ジャパン(旧社名ハイデルベルグ・プリプレス,旧旧社名ライノタイプ・ヘル)  である。