XML_Signature XML文書に電子署名を付けるための仕様。 
 基本的には公開鍵の方式を使用するが、XMLの場合、文書内に構造がある 
 ため、ファイル全体への署名にしなくても、XMLのひとつの(階層化された) 
 要素単位で署名することができる。そのため多数の人が共同で作成したXML 
 文書の各々の部分に自分の電子署名を付けることで、おのおのの部分の 
 正当性を証明することができる。 
  
 なおXML Signatureを付けただけで文書のは伝送路中での漏洩は防げないの 
 でビジネス文書のやりとりをする場合はこれに更にXML Encryptionにより 
 暗号化を施すのが一般的である。 

XMM (X-ray Multi-mirror Mission) X線天文観測衛星。
XMODEM パソコン通信時代に使用されていたエラーフリー通信規格のひとつ。  Word Christiensenが開発した。  パソコン通信では通常は単純に文字をそのまま信号で流しているので、  途中でノイズが入ると簡単に「文字化け」が発生する。普通の会話文など  ではそれでも構わないが、プログラムの実行ファイルなどを交換する時には  1ビットでも間違いがあっては困る。そこでエラーチェックをしながら通信  するプロトコルが求められ、生まれた規格のひとつがXMODEMである。    XMODEMではデータを127バイト単位に分割し、それぞれのブロックに  チェックサム1バイトを添付してビット落ちのチェックをしていた。  しかしチェックサムはあまりも単純すぎる計算方法なので、たとえば  バイトが1個着順の逆転が起きていたような場合はエラーを検出できない。  そのため、チェックサムの代わりにCRCでチェックする改造版も  作られたりしたが、日本ではB+, Quick VANなどのもっと信頼性が  ありスピードも早いプロトコルが主力となっていった。  なおXMODEMの方式そのままにスピードアップしたYMODEM,また双方向通信  によりバッファオーバーフローの危険性を回避したZMODEMなどのプロトコル  も考案された。  →B+
XMS (eXtended Memory Specification) MSDOS時代の1M超のメモリーを使用  するための流儀の一つ。    MSDOSは基本的に640KBまでのメモリで動作するOSである。MSDOSがベース  としているインテルの8086は実際には00000-FFFFFまでの1MBまでのメモリ  ーを管理できるのだが、通常00000-9FFFFまでの640KB(Conventional Memory)  をソフトウェアに公開し、その上の A0000-FFFFFの384KB(Upper Memory)  は、そのアドレスを周辺機器とのインターフェイス用に使用していた。但し  一部のマシンでは 00000-BFFFFまでの768KBをConventional Memoryとする  ものもあったが、これは例外的なものである。    パソコンの世界では1986年頃からCPUに8086の上位CPUである80286が使用さ  れるようになった。80286は16MBまでのメモリーを管理できるのだが、MSDOS  側がこれにネイティブには対応できない。そこでOSを騙しながら1MBより上の  メモリー(拡張メモリー)を使おうという仕組みが作られた。その第一世代  の規格がLotus,Intel,Microsoftの3社が共同で策定したEMS(Expanded  Memory Specification)でありEMSではプログラムが使用するデータを1MB超  の空間に置くことができる。しかしそれだけではこの大きな空間を有効に  使うのは難しい。そこで第二世代の規格として上記3社に更にAST-Research  が加わって、新しい規格XMS(Extended Memory Specification)を制定した。    XMSではプログラム自体もこの空間に置くことができるようになった。そして  EMS対応のプログラムのために、XMSの配下でEMSをシミュレートする仕組み  も提供された。XMSでは80386の元では64MBまでのメモリーを制御することが  可能である。  XMSでは拡張メモリーを 100000-10FFEF の間のHMA(High Memory Area)と  10FFF0より上のEMB(Extended Memory Block)に分ける。なぜこんな変な所  に境界線を引き、しかもほんのわずかの量しかないHMA を特別視するのかと  いうとそれは8086の特殊なメモリアドレス指定法の問題がある。    8086は20ビットのアドレスレジスタを持っていて00000-FFFFFのアドレスに  対応しているわけだが、実際にはそれ以前の8ビットCPUである8080(アド  レスレジスタ=16bit)のメモリーアドレスの指定法との互換性を保つため、  プログラム上でアドレスを指定する時はレジスタは 8080と同じ16bitで指定  するようになっている。そして別途「ベースレジスタ」というもので「セグ  メント」のベースを指定するようになっているのである。ここで例えば    DS = 1111h, SI=2222h であれば  実際に指定されるアドレスは DS を 4 bit ずらして重ね合わせ    11110 + 2222 = 13332h 番地を指している。  こういう状態を8086では DS:SI = 1111:2222 のように表現する。  しかし例えば、DS:SI=1333:0002 もおなじ 13332番地を表している訳で  この付近が8086上でCでプログラムを作る人たちを大いに悩ませたのである。    さて、こういうメモリ指定の仕様のもとで8086が管理できる一番大きな番地  FFFFF を指定するにはどうすればよいであろうか?    それには例えば DS:SI = FFFF:000F のように指定すればよい。むろん  DS:SI=F000:FFFF でもよい。それでは FFFF:FFFF は何を表すだろうか?    これはFFFF0+FFFF = 10FFEF になるのである。つまり8086は本当はFFFFF  までではなく、10FFEF までのメモリーを管理できたのである。    実際には8086ではFFFFFより上のメモリが論理的に存在しないため、この  アドレスにアクセスすることはできないが、80286の場合はレジスタの設定  により21ビット目のアドレス線「Bus No.20」を開けることでアクセスでき  るようになる。そこで、XMSでは、この100000-10FFEF の間に置くプログ  ラムに関しては、プログラム側が本来XMSに対応するように考慮していなく  ても、概してちゃんと動いてくれることが多いのである。    そこでXMSではこのわずか64KB弱の領域が非常に重要なエリアとして扱われ  たのであった。    なおXMSはそれより上の10FFF0以上の領域についてはConventional Memory  と同様にメモリを確保したり解放したり、メモリ転送したりすることができ  るようになっていた。
XNS (eXtensible Name Service) OneName社が特許を持つネーミング・アド  レス処理のプラットフォーム。この技術を使うと、たとえば特定のXML文書  に署名した人が転職しても、それにあわせて自動的にダイナミックに自分が  署名したXMLが変更できるようになるという。