XML_Encryption XMLデータを暗号化するための仕組み。基本的に共通鍵 
 方式と公開鍵方式を組み合わせて使用するが、通常のファイルの暗号化と 
 最も違う点は、XMLの(階層化された)要素単位で暗号を掛けられることで 
 ある。一般にXML_Signatureとあわせて使用されることになると思われるが 
 ひとつの文書を複数の人が共同で作成し、各々の部分にそれぞれの電子署名が 
 なされ、それぞれの鍵で暗号化がなされていてもよい。 
 詳細は http://www.w3.org/Encryption/2001/ 
  
 なお暗号化されたXML文書を複合化するにはDecryption_Transformを適用する。 

XML_Key_Management →XKMS
XML_Namespace XMLの名前空間に関する規約。詳細は  http://www.w3.org/TR/REC-xml-names/  XMLは非常に柔軟性の高い規格なのであるが、最大の問題は自由すぎてタグの  意味がしばしば分からなくなってしまうことである。例えば次の文書には  複数の type というタグが使用されている。    <disk>   <type>Compact Disk</type>   <format>Digital Audio</format>   <composer>John Philip Sousa</composer>   <contents>     <music>Washington Post</music>     <music>The Thunderer</music>   <perform>     <conductor>Charles Leroux</conductor>     <orchestra>Nippon Army Band</orchestra>     <place>Rokumeikan</place>   </perform>   <type>Wind Music</type>   <published>1989</published>   <source>Edison Phonograph</source>  </disk>  たくさん書いている内に前に書いたタグのことをすっかり忘れてしまったの  であろうが、こういうのは困りものである。うっかりしなくても複数の人が  書いた文書を合体させると、その時にやはりタグの重複が発生することも  多い。同じ名前のタグが同じ意味で使用されている限りは問題ないが上記の  ように違う意味で使用されてしまうとソフトウェアで処理する時にトラブル  の元となる。    そこでXMLではこのような混乱を回避するために名前空間(NameSpace)の指定  を下記のような様式でおこなう。    (1)その名前を使用する場所あるいはそれより上位の場所で名前空間の指定    をしておく。例えば上記の例では disk タグでこう書いておく。    <disk xmlns:media="http://example.net/media"       xmlns:music="" target=NEWX>http://example.net/music">  (2)それぞれのタグや属性を使用する際に名前空間を指定する。    例えば上記の例では各 type のところにこういう書き方をする。       <media:type>Compact Disk</media:type>       <music:type>Wind Music</music:type>  このような方法は特にひとつのXML文書を複数の人で共同で作成する際には  きちんとしておかないと、収拾が付かなくなる。なお名前空間はURIで  指定することになっているので、URNが利用できる場合はそれを利用し、  そうでない場合は上記のようにその定義が記述されている場所のURLを  指定する。ただしW3Cの規約ではxmlnsで指定された場所に「本当に定義文書  があるかどうか」は問わないことになっており、文書を解析する側もそこに  何かがあることを「期待してはいけない」ということになっている。要するに  区別できればよいので、逆に言えば    <disk xmlns:media="http://example.net/names"       xmlns:music="" target=NEWX>http://example.net/names">  のように別の名前空間の識別子に同じURIが指定されていると面倒な問題  が生じることもある。  →URN
XMLP (XML Protocol) XMLをベースにした、Webサービス間でデータ  やサービスを呼び出す際のプロトコル。SOAPの改良バージョン。
XML_Parser →XMLパーサー
XML::Parser PerlXMLを利用する際のインターフェイスを提供する  モジュール。Larry Wall によって開発され、その後 Clark Cooper に  よりメンテナンスされている。    XML::Parserは単にインターフェイスを提供しているだけであり、  XMLパーサーの本体は実際にはexpatが利用されている。    XML::ParserはXMLにアクセスするための単純な手順しか提供していない。  DOMを利用するためには XML::DOM を利用しなければならない。
XML_Parser_for_Java IBMが開発したJava用のXMLパーサー。  同社のalphaWorksで公開されている。下記からダウンロード可能。  http://www.alphaworks.ibm.com/tech/xml4j    2002年12月現在の最新版である XML Parser for Java 4.1.2 では  DOMの Level1,2 および Level3の実験バージョン, SAXの1.0,2.0を  搭載している。
XML_Processor →XMLパーサー
XML_Protocol →XMLP
XML_Schema XML文書の構造を定義するためのメタ言語。  XMLでは従来SGMLで使用されていたDTDによってスキーマを定義して  きたが、DTDは扱いにくい上にXML自体とは無関係なものであり、これを  進化させる必要が指摘されていた。    そこでW3Cでは1998年からこの仕様の策定作業を開始し、2001年5月2日  に1.0の仕様が勧告された。現在は1.1の仕様策定中である。  http://www.w3c.org/XML/Schema
XML_Signature XML文書に電子署名を付けるための仕様。  基本的には公開鍵の方式を使用するが、XMLの場合、文書内に構造がある  ため、ファイル全体への署名にしなくても、XMLのひとつの(階層化された)  要素単位で署名することができる。そのため多数の人が共同で作成したXML  文書の各々の部分に自分の電子署名を付けることで、おのおのの部分の  正当性を証明することができる。    なおXML Signatureを付けただけで文書のは伝送路中での漏洩は防げないの  でビジネス文書のやりとりをする場合はこれに更にXML Encryptionにより  暗号化を施すのが一般的である。