Windows_CE (Windows for Consumer Eletronics) 小型の携帯用マシン向け 
 のWindows。開発コードネームPegasus。リリースされた時期は下記の通り。 
  Windows CE 1.0 1996年11月 開発コードネーム Pegasus 
  Windows CE 2.0 1997年10月 開発コードネーム Alder(ハンの木)? 
  Windows CE 3.0 2000年 6月 開発コードネーム Cedar(シーダー杉) 
 Win32のサブセットのAPIを持っているため、Windowsの開発になれた 
 ソフトハウスがこの分野に参入しやすいこと、インテルのCPUはもちろん、 
 MIPS, SuperH, ARMなど多数のCPUに対応していることが、このOSの利点 
 である。Windows CE の搭載機としては、日本ではなんといってもカシオの 
 CASSIOPEIAが著名であるが、ほかにセガのゲーム機DreamCastなどもある。 

Windows_CE関連[開発コードネーム]  Windows CEはその性質から色々な機器向けのバージョンが随分たくさん  出ていて、なかなか全貌がつかみにくい。開発コードネームは主として星の名前  (Pegasus,Mira,Orionなど)などの神話関係から採ったものと木の名前を  付けたもの(Alder,Cedar,Birchなど)が目立つ感じもある。下記はこちら  で発見した範囲のリストだが、全体の半分程度かも知れない。  ■Windows CE コアバージョン   Pegasus Windows CE 1.0の開発コードネーム。天馬。   Alder  Windows CE 2.0/2.10 の開発コードネーム。木の名前。   Birch  Windows CE 2.11/2.12 の開発コードネーム。木の名前(樺)。   Cedar  Windows CE 3.0 の開発コードネーム。木の名前。   Talisker Windows CE.NET 4.0の開発コードネーム。ウィスキーの名前。   Jameson  Windows CE.NET 4.1の開発コードネーム。ウィスキーの名前。   McKendric Windows CE.NET 4.2の開発コードネーム。ウィスキーの名前。   Macallan Windows CE 5.0の開発コードネーム。ウィスキーの名前。   Yamazaki Windows Embedded CE 6.0 の開発コードネーム。ウィスキーの名前。  ■ハンドヘルドPC系   Mercury Windows CE 2.0   Jupiter Handheld PC 3.0(Core 2.11)   Orion  Chinese Handheld PC (Core 2.11)   Galileo Handheld PC 2000 (Core 3.0)  ■ポケットPC/Windows Mobile系   Gryphon Palmsize PC 2.01 の開発コードネーム。鷲の翼を持つ獅子   Wyvern Windows CE for Color Pocket PC Ver 1.2 の開発コードネーム。飛竜   Rapier Windows CE for Pocket PC 2000 の開発コードネーム。細身の剣。   Merlin Windows CE for Pocket PC 2002 の開発コードネーム。伝説の魔術師   Ozone  Windows Mobile 2003   Magneto Windows Mobile 5.0   Crossbow Windows Mobile 6.0  ■電話系   Stinger Smartphone 2000   Hermes  Windows CE for WebPhones の開発コードネーム。神様の名前=Mercury(水星)  ■自動車系   Apollo  Windows CE for Automobile PC Ver 1の開発コードネーム。太陽神   Goldeneye Windows CE for Automobile PC Ver 2の開発コードネーム。007??  ■その他   Mira   Windows CE for Smart Display の開発コードネーム。鯨座の変光星   Venus   Windows CE for WebTV の開発コードネーム。金星   Axe    Microsoft Embedded Toolkit 2.0/2.1 の開発コードネーム。斧   Chainsaw Windows CE Platform Builder Ver 3.0の開発コードネーム。チェーンソー   Tazz   Pocket PC 2000 Phone Edition
Windows_CE_for_Automotive 自動車搭載用のWindows CE
Windows_CE_for_Smart_Display 家庭用のワイヤレスディスプレイのための  Windows CE開発コードネームMira。  →Smart_Display
Windows_CE.NET 2002年にリリースされたWindows CEの後継OS。  開発コードネームTalisker。  .NETのサブセットを搭載していて、マイクロソフトが進める.NET戦略の  重要な担い手のひとつとなることが期待されている。実際の対応機器が出て  くるのはこれからであろう。    Bluetoothに対応していて家庭内でのAV機器その他各種家電のコマンダー  としての利用などももくろんでいるものと思われる。
Windows_DNA (Windows Distributed Network Applications architecture)    1997年にマイクロソフトが発表したアーキテクチュアで、ネットワーク上の  複数のWindowsマシンがプログラムの部品(モジール)レベルで協力して  各種のビジネスサービスを実行するための仕組み。
Windows_for_Workgroup Windows3.1にLAN機能を追加したものであるが  日本国内では発売されておらず、日本でWindowsのLANが普及し始めるのは  Windows95以降である。開発コードネームJanus(3.1)/Snowball(3.11)。
Windows_Me (Windows Millennium Edition) マイクロソフトが2000年9月22日  に発売した32bit版OS。開発コードネームMillennium。  マイクロソフトはWindows3.0系列のOSはWindows98で打ち切って  Windows NT/Windows2000 系のOSに統一したかったのだが、作業がどうし  ても間に合わず、やむを得ず次のバージョンまでのつなぎとして、このOSを  リリースした。  基本的な機能はWindows98を引き継いでいるが、一部カットされた機能も  あり、あくまで標準的なホームユースに限定したバージョンという冷めた  見方が主流であった。実際売上本数もWindows98に及んでいない(WindowsXP  はWindows98以上の本数が売れている)    ただ、WindowsMeのデスクトップデザインはWindows98から一新されており  Windows XPLunaを予感させるあか抜けたものになっている。  →Windows_XP
Windows_Media Microsoftの動画規格。Video for Windowsが発展したもの。
Windows_Media_Player Windows3.1以降に標準搭載されたマルチメディアの  再生ソフト。
Windows_MME (Windows Multi Media Extension) Windowsで初期段階で  標準とされていたサウンドや画像関係のドライバー規格。精度があまり  よくないため現在ではDirectX系の機能が使用される場合が多い。
Windows_.NET_Server_2003 →Windows Server 2003
Windows_NT (Windows New Technology)  マイクロソフトが開発した最初の本格的ビジネス用OS。    DECVMSの後継OSの開発をしていたDave Cutlerらが、同社がそのOSの  リリースに消極的になってきたことに不満を持っていたことから、マイクロ  ソフトがそのチームを雇用し、当時進んでいたWindows3.1/95系のOS開発とは  全く別の部門で自由に新しい世代のOSの開発をさせた。    (正確に言うと彼らをスカウトしてきたBill Gatesは「何でも好きにやって  ください」と言って、何をして欲しいかを言わなかった。そこで困ってしま  ったCutlerたちは「じゃ、中断させられてしまったアレの続きを作ろうか」  といって、VMS次期OSとして予定していたOSの開発の続きを始めたのである)  このOSはVMSという文字のひとつずつ後ろの文字をとってWNTと呼ばれ、やがて  マイクロソフトの主力商品であるWindowsになぞらえて、Windows NT という形  にまとまる。ただしCutlerらのチームが開発した初期のバージョンのOSは、  内部の機能はしっかりしていても、そのまま専門知識のない一般の消費者に  提供できるものではなかった。そのため最終的にCutlerらはこの商品版の開発  からは外れ、Windows3.1のユーザーインターフェイスに慣れた技術者たちに  より操作性の大規模な改善が行われた。    WindowsNTの最初のバージョンWindowsNT3.1は1993年7月に発売されたが、  この時点では半ば見切り発車的な発売であったため、特に元々のCutlerチーム  が作ったコア部分とWindowsプログラマ達が改造したインターフェイス部分との  整合性があまりよくなく、OS全体の安定性が悪い上に機能的にもあまりめぼしい  ものがなかった。しかし翌年発売されたWindowsNT3.5では安定性が大幅に上昇  した上にネットワーク機能が充実して、NetWareを導入するよりは安価に  社内LANが作れることから大きなセールスをあげ、その後のマイクロソフトの  躍進の大きな原動力となった。  Windows NT は 4.0 まで発売され、5.0に相当するものはWindows 2000と  して発売される。