Windows98 マイクロソフトが1998年6月に発売した32bit版OS。 
 開発コードネームMemphis。 
 Windows95が一種の熱狂的な雰囲気の中でリリースされたのと異なり、このOS 
 は極めて静かな出だしをした。それはその中で実現されていた機能がInternet 
 Exolorer4.0 であるとか、Windows95OSR といった形で既に小出しにされていた 
 ためである。 
  
 基本的にはInternet Explorer4.0を標準搭載してインターネットとローカル 
 エリアの垣根をなくしたことと、USBのインターフェイスをサポートしたこと、 
 FAT32の採用により、従来より大きなハードディスクの管理ができるように 
 なったこと、ACPIによる省電力設定が導入されたことなどがあげられる。 
 Internet Explorerと従来のExplorerとが統合された効果は大きく、これに 
 よってユーザーは直接ファイルのある場所をここに打ち込むことでその 
 フォルダにダイレクトに移動できるようになった。これは中級以上のユーザー 
 の使い心地を格段に進歩させた。これに慣れてしまうともうWindows95は 
 「かったるくて」使っていられなくなるのである。 
  
 またこのバージョンからWindowsにはWindows Updateが導入され、細かい 
 バグなどの修正情報が自動的に通知され、更新が促されるようになった。 
 →WindowsMe

Windows98_Plus! Windows98にいくつかの機能を追加するソフト。  Windows95にPlusがあったからということで企画されたのかも知れないが、  これはそれほど出回っていないかも知れない。    機能的にはMcAfeeのVirusScan, Zip圧縮機能, 余分なファイルを削除する  DiscCleanup, 画像編集ソフトPicture It! Express などが含まれる。
Windows98Se (Windows 98 Second Edition) マイクロソフトが1999年6月に発売  した32bit版OS。    基本的にはWindows98のマイナーバージョンアップで、内容的には  IEEE1394がサポートされたこと、初めてLAN上でインターネット接続が共有  できる機能がリリースされたことなどが大きい。このインターネットの共有  機能は、Windows98Seマシンがインターネットへのルーターになることで、  LAN上に存在する他のWindowsマシン(Windows98やWindows95でも可)が、この  マシンを経由してインターネットを利用でき、複数のマシンが同時にインター  ネットを使えるようになっていた。但しこの機能は設定作業がやや面倒な  こともあり、必ずしも周知されていない。まだ当時は家庭内でLANを組む人は  少なかったし、企業では本式のルーターを使用してネットの共有をしていた  ため、需要が少なかった面もある。  Windows95 OSRがプレインストール版だけリリースされ一般には発売されな  かったのに対して、Windows98Seの場合は、市販の「Windows98」の中身がこれ  に交換され、またWindows95/98からのアップグレード用CDも発売された。また  新しい機能は不要だから、Windows98のバグフィックスだけ欲しいという人  向けに Service Packも(無料で)リリースされた。ただし当初のWindows98を  入れていた人でもWindows Updateを忠実に実行していれば、実質98Seと  ほぼ同等の機能になっている筈である。
Windows/286 →Windows 2.1
Windows/386 →Windows 2.1
Windows2000 マイクロソフトが2000年2月に発売した32bit版OS。  名前の付け方がひじょうに紛らわしいのだが。このソフトはWindows98の  後継OSではなくWindows NTの後継ソフトである。Windows98の後継OSは  WindowsMeである。       Windows3.0 → Windows95  → Windows98 → WindowsMe     WindowsNT → Windows2000 → WindowsXP/Windows2003    本当はマイクロソフトはWindows2000の時点でNT系列のOSと95系列のOSを  統合したかった(のでこういう名前を付けた)のだが、それは実現しなか  った。Windows2000はWindowsNTに比べるとかなりユーザーインターフェ  イスがソフトになってはいたが、コンピュータの専門知識のない一般の  利用者が買って安心して使えるOSではなかった。  各種の管理機能が体系的にまとめられ、ひじょうに管理しやすくなっている  ほか、サーバーのディスクの構成を変更した時にもクライアント側のソフト  の設定をいちいち変更しなくてもすむActive Directoryという仮想ディレ  クトリサービスが導入されていた。  Windows2000は Professional版, Server版, Advanced Server版,  Datacenter Server版という4つのモデルが発売されたが、Professional版  はネットワーク機能がかなり見劣りした。Windows98Seではできることが、  こちらではできない場合があり、小さな規模のLANのセンターとして使うには  Windows98Seで間に合わせるか18万円もするWindows2000のServer版を買うか  しかなかった。またWindows2000は事前にひじょうに多数の周辺装置との適合  性をチェックしたと言われてはいたが、やはりWindows98Seで動く周辺装置で  Windows2000では動かないものが、ひじょうに多数あった。    そのため、結局Windows2000はビジネスユーザーに限定的に受け入れられた  だけで、結果的にWindows NT のまま、2000に乗り換えないユーザーも多数  発生した。    2002年現在でもまだ NT のままインターネットサーバーなどを運用している  企業も相当あるが、NTの脆弱性はかなり見つかっており、Windows2000に  交換するか、いっそLinuxに乗り換えるのがお勧めである。またNTサーバー  で広く使用されていたメールサーバーEMWAC(European Microsoft Windows  Academic Center) のIMSはかなり以前にスパムメールの中継点にされる  脆弱性が指摘されたものの、その頃には既に開発元がサポートをうち切って  いたため、万一今でもこのメールサーバーを使っている所は、インターネット  上でむしろ加害者側に立っていることになる。
Windows2002 Windows2000の後継はWindows XPに完全に吸収されるとも  言われていたのだが、結局Windows XPではWindows2000のServer版以上  のモデルに対応したものがリリースされず、持ち越しになってしまった。  そしてWindows 2002の名前で2002年にリリースされるという話が出てきた  のであるが.....マイクロソフトはこの名前をいったんWindows .NET Server  という、年号の入らない名称に変更。その後今度はWindows .NET Server 2003  という新しい名前に変えて、2003年に発売することを予告した。そして2003年  1月になって更に Windows Server 2003 という名前に変更した。  →Windows_Server_2003
Windows2003 →Windows Server 2003
Windows-based_Terminal WindowsベースのNetPC。略してWBT。  自身はWindows CEを搭載し、Windows NTのTerminal Server Editionを  搭載したサーバーの端末として動作して、Windowsの機能を利用できる。    実際にはこの仕様の機器はほとんど出なかったもようである。