Windows_7 マイクロソフトが2009年9月1日にリリースした32/64bit OS。 
 マイクロソフト史上最大の失敗作ともいうべきWindows Vistaの後継OS 
 であり、Vistaの惨状にXPのまま移行を見送っていた多くのユーザーが 
 やっと乗り換え始めた。 
  
 システムの動きはVistaから飛躍的に改善されたもののXPには及ばない。 
 けっこう重たいOSである。ただ操作性はかなり改善されているので、 
 なんとか実用に耐えるシステムである。システムダウンも少ない。 
  
 Starter, Home-Basic, Home-Premium, Professional, Enterprise, Ultimate 
 という6種類のエディションが販売された。日本ではStarterは特殊なPCに 
 プリインストールされている場合のみ入手可能。Home-Basicは入手困難。 
 基本Home-Premium以上の利用になる。 
  
 Windows-XPモードという過去のソフトが動作しやすいモードはProfessional 
 以上でしか利用できない。32bitのWindows98などで開発されたソフトは 
 64bitのWindows7では動作しないことが多い。古いVisualStudioなどで制作 
 されたソフトはVisualStudio2008以降でコンパイルし直す必要があるが、 
 その際、かなり大量のソース書き換えが必要である。 
  
 Windows Vistaが失敗作であったためWindows XPからの乗り換えをためらっ 
 ていたユーザーも多かったが、2014年4月8日でWindows XPのサポートが 
 終了したため、XPから当時の最新OSWindows 8ではなく、安定している 
 Windows 7に乗り換えたユーザーが多かった。 
  

Windows8 マイクロソフトが2012年8月16日に発売したOS。  タブレット志向を強く打ち出したOSであったが、タブレットでの操作性を  重視したあまり、パソコンでの操作に難があった。Windows Vista以来の  大失敗作で、マイクロソフトは「1回おきに失敗作を出す」と言われた。    これはWindow95◎ 98△ 98SE◎ Me△ XP◎ Vista×× Win7◎ Win8×  といった流れである。  スタートメニューを無くしたこと、アプリを全画面表示方式を標準にした  ことなどが批判され、営業成績は惨憺たるものであり、これはパソコンの  売れ行き自体を落とす結果にもなった。    このためマイクロソフトは2013年10月18日にWindows 8.1を出すに至る。
Windows_8.1 マイクロソフトが2013年10月18日に発売したOS。  Windows 8があまりにも酷い出来であったため、それを改良する目的で  リリースされたものであり、Windows 8の利用者は無償でアップデート  できる。    最も大きなものがスタートメニューの復活であった。  なおマイクロソフトは2014年4月2日に、更に大規模なアップデートを行った  ものの、このアップデートには特に名称は付けられていない。
Windows_10 マイクロソフトが2015年7月29日に発売したOS。  Windows 8の大失敗を挽回すべく、大規模な改良を施したOSである。  リリースから1年間は、Vista, 7, 8 から無償でバージョンアップ可能。    エディションは Home, Pro, Enterprise, Enterprise LTSB, Education  に別れている。
Windows95 マイクロソフトが1995年8月に発売した32bit版OS。  このバージョンが前のWindows 3.xから最も大きく変わったのはMSDOSを  必要としなくなったことである。Windows3.x 自体はもうMSDOSには依存して  いなかったのであるが、その上で動作するアプリケーションの中にはMSDOS  の機能を利用しているものもあったし、Windows 3.x 上のDOS窓では、ほとん  どのMSDOS用プログラムが動作したものの、一部のお行儀の悪いソフト  (それがしばしば人気ソフトである)がうまく動作してくれなかった。  Windows95では、この部分の互換性を高め、最悪の場合 完全にCPUの使用権  を渡してしまうモードも利用できるようにして、まず動かないソフトはない  ように工夫した。    外見的に最も変わったのが新しく登場したExplorerである。これは従来の  File ManagerProgram Managerを統合するもので、直感的でとても  分かりやすいインターフェイスになっていた。    Explorerは基本的に文書の場所を探して、その文書を「開く」動作によって  アプリケーションを起動するものであるが、一方では先にプログラムを起動  する考え方に慣れている人たちのためにStart Menuが用意されており、  ここにシステムにインストールされる全てのプログラムが登録できるように  なっていた。このStart Menuは従来のプログラムマネージャーと互換性が  あり、Windows3.1用のプログラムインストーラーにはこのStart Menutが  プログラムマネージャーに見えるように工夫してあった。    またExplorerへの統合によりWindows3.xより逆に見劣りすることになった  ラウンチャー機能を補うことも兼ねてショートカットの概念が導入された。  これは特定の場所にあるプログラムやドキュメントの「代理」を任意の場所  に置いておくもので、これをデスクトップにたくさん並べれば結果的に  Windows3.xのプログラムマネージャー的な使い方ができる。(この機能は  MacintoshではSystem7で既に「エイリアス」の名前で実現されていた)    視覚的な面でもうひとつ大きかったのはグラフィック処理エンジンの大幅な  改良である。それはほとんど以前のエンジンを作り直したといってもよい  ほどの変化があり、画面の描画は凄まじく高速になった。Windows95は最低  8MBのメモリで動作したが、本当にその8MBのメモリのマシンで実行させると  さすがに仮想記憶(これもWindows95で導入されたものである)をどんどん  使い、不足分のメモリを頻繁にディスクにスワップしていた。しかしそれだ  けのスワップをしても、Windows3.1で動かしていた時より体感速度が上がっ  ていたのである。この改良はひじょうに画期的であった。  内部的な変化で大きいのはタイムスライスの採用である。Windows3.1でも  アプリケーションはファイルの入出力や画面の表示などのタイミングでCPU  の使用権を強制的にシステムに取り上げられ他のアプリケーションに渡され  ていたが、Windows95では、そういう処理に遭遇せずにアプリケーションが  ひたすらメモリの中だけで走っている最中でも、一定の時間がきたら強制的  にCPUの使用権を取り上げるようになっている。これによって、かなり行儀が  悪いアプリケーションも、他のマナーのよいアプリケーションと共存して  使用することができるようになった。しかもWindows95ではメモリの管理  方法が異なっているのでWindows/386の時のようにプログラムがメモリアドレス  の無効化に考慮する必要はほぼなくなった。    ファイルシステムで大きかったのはVFATの採用である。このファイルシス  テムは従来のMSDOSのファイルシステムFATと互換性があり、たとえばVFAT  で作成したフロッピーディスクをMSDOSマシンに持っていけばちゃんとMSDOS  のファイルとして読み書きできるように作られているにも関わらず、  MacintoshやOS/2,NetWareなどと同様に長いファイル名が使用できるように  なっていた。このVFATはWindows95のために開発されたものであるが、1994年  9月に発売されたWindows NT 3.5で先行して公開されていた。VFATは従来  のMSDOSのFATのファイル記述用のエントリを数個連続して使用して、ひとつ  のファイルの情報を格納するようになっており、その先頭の1個が完全にFAT  と互換性があるようになっていたので、こういうマネができたのである。  VFATにはファイル名はUnicodeで格納されるようになっており、最初から  国際化を強く意識したOSとなっていた。  またWindows95は、ネットワーク機能でも大きな進歩があった。それまでの  MSDOS/WindowsでLANを構成しようとするとかなり大変であったのが、Windows95  の場合標準でNetBEUITCP/IPを搭載していて、2台のWindows95パソコン  があったらEthernetのクロスケーブルで直結し、あるいは3台以上なら  Hubを使って、単に線をつなぐだけでLANになるようになっていた。