USAC (Unoke Standard Automatic Computer) ユーザック。 
 日本初のオフコンを作った企業で、石川県宇ノ気町(現かほく市)の 
 町興し的に始まった事業であった。元々宇ノ気町の酒場に集まっていた 
 仲間の間で、最近コンピュータというものが話題になっているので、 
 うちでもちょっと作ってみよう、みたいな感じのノリで創業したもの 
 であった。中心になったのが、日立製作所でコンピュータに関わっていた 
 竹内繁と、医師の深江溢郎である。人脈を頼って手探りで開発が進められ 
 1961年に最初の製品・USAC5010が完成した。1962年に株式会社組織とし 
 深江が初代社長に就任(竹内が専務)した。また販売チャンネルとして 
 内田洋行と提携する。 
  
 USACのUを時々「内田洋行」のUと思っている人がいるが「宇ノ気」のUである。 
  
 その後技術的にも販売的にも苦しい時代が続き、やがて富士通の協力を 
 得ることになり、1972年からは事実上同社の傘下となり1987年に 
 パナファコムと合併してPFUとなった。 
 →PFU

USAF (United States Air Force) アメリカ空軍。
USAID (United States Agency for International Development)  アメリカ国際開発庁。
USART (Universal Synchronous and Asynchronous Receiver-Transmitter)  シリアルデバイス用の制御装置の一種。
USB (Universal Serial Bus) 最近のパソコンに標準装備されているバス  でマウス・キーボード・スピーカー・モデムなどを接続する。パソコン側  には通常1〜2個のコネクターしか用意されていないがUSBハブで分岐させて  最大127個の周辺機器を接続することができる。速度は1.5Mbpsの低速度  モードと12Mbpsのフルスピードモードがあって各周辺機器が自分の用途に  応じて選択している。低速度モードではケーブル長3mまで、フルスピード  モードでは5mまでという設定になっている。  USBは発想としてはかつてマッキントッシュで使用されていたADBに似て  いる(コネクタに刻印されている記号もADBの記号に似ている)。パソコンの  使用中に抜き差ししても構わないし、つなぎ方を変えても特に設定の変更  は不要である。マウスなどもそれまで使用されていたPS/2マウスの場合  マシンを立ち上げる時に接続しておかなければ、後でコネクタに入れても  認識してくれなかったので、USBマウスは特に家庭用としては急速に普及し、  相変わらずメーカーがPS/2マウスをパソコンに添付して販売していると  いうのに、2000年頃には勢力が逆転した。  USBは1996年1月にIntel, Microsoft, Compaq(現HP), Digital Equipment  (同じく現HP), IBM, Northen Telecom, NEC の7社が共同で策定した。  接続が簡単という利用者側のメリットと、部品コストが安くて済むという  製造者側のメリットが一致した製品コンセプトになっている。その後USB  はPC98規格にも採用され、またMacintoshでも採用されて完全に標準  バスの地位を獲得した。だいたい1998年頃以降に発売されたほとんど全て  のパソコンにこれは搭載されており、今やもっとも互換性の高いコネクタ  となっている。    USBの接続線は信号線2本と電源線2本の計4本となっており、マウスのよう  な小電力の機器ではここから電源をもらうことにより、自己電源無しで  駆動することも可能である。USB1.1の場合、転送方式は3種類ある。    転送方式      速度 data長  用途・特徴   接続例  アイソクロナス転送 12Mbps 1023 リアルタイム転送 スピーカー,MIDI機器  バルク転送     12Mbps  64 エラー訂正可能  モデム,TA,プリンタ,                            スキャナなど  インタラプト転送  12Mbps  64 割込みを                1.5Mbps  8 処理可能     キーボード,マウス  1.5Mbpsの速度をLS(Low Speed), 12Mbpsの速度をFS(Full Speed)という。  USB2.0ではこれにHS(High Speed) の480Mbps転送が加わっている。  上記データ長の単位はバイトである。念のため。上記の他にパソコンが  各機器からの情報を得るためのコントロール転送というのもある。  なおハードディスクなどの高速転送用途にはUSB1.1普及と同時期にIEEE1394  が登場して一時的に標準コネクタの地位を獲得したが、USB2.0が登場すると  大逆転が起こり、IEE1394機器は急速にその数を減らした。    →IEEE1394,ADB
USB1.1 最初普及したUSBの規格。
USB2.0 1999年2月にIntel, Compaq, HP, Lucent Technologies, Microsoft,  NEC, Philips が共同で発表したUSBの規格。速度を120〜480Mbpsと高速化  するとともに大幅に信頼性をアップした。このため、パソコンの分野では  コネクタがシンプルすぎて外れやすいIEEE1394からこちらに乗り換える  動きが急速に広がり、USBはSCSIに代わる標準の機器接続インターフェイス  としての地位を確立した。
USBコネクタ USB機器を接続するためのケーブルコネクタ。上流に向かう  ものには A タイプ、下流に向かうものには B タイプと使い分けて誤用を  防いでいる。
USBスピーカー USBで接続するパソコン用のスピーカー。デジタル信号の  ままスピーカーに伝達しており、普通のオーディオコネクタに接続したもの  よりパソコン本体の電気信号によるノイズの影響を受けにくい分、良い音質  を得ることができる。
USBハブ USBの増設をするための中継器。近年マウスやモデムは当たり前と  してAV機器やプリンタ・スキャナ・MO・イーサーコネクタなどと接続する  機器が増えていく傾向があるのに対してパソコン側のUSBコネクタは1個か2個  しかない。ということでこれを分岐させるためのものである。仕様的には  最大6階層(ハブ5個)まで分岐させることができて、バス上に接続可能な装置  の数は127個までである。  基本的にUSBから供給される電源で動作するものと自己電源を持つものがある  が、高速機器を接続する場合は自己電源が必要である。どちらのモードでも  動作するタイプもある。  ただ例えばUSBポートを1個しか持たないノートパソコンにUSBでイーサーネット  に接続しようという場合、その1個を既にUSBマウスで使っているのでハブを入れ  ようとした場合、こういう高速の装置は自己電源方式でなければハブは動作し  ない。結果的に身軽なはずのノートパソコンのそばにあまり小さいとはいえな  いUSBハブと更に電源アダプタまで置くと、大幅に機動性がそがれてしまう。  特にノートパソコンにUSB機器を接続する場合は厳選が必要だし、またたくさん  つなぎたいのであれば最初からコネクタを2個装備したノートパソコンを買う  べきであろう。
USBマウス USBに接続して使用するマウス。現在ではパソコンの主力マウス  となっている。メーカーは相変わらず旧式のPS/2マウスを添付してパソコン  を販売している場合が多いが、マウスは消耗品で1〜2年でトラックボールが  だめになってしまうため買い換えられる確率が高い。その時、こちらが新型  だからということでUSBマウスを選択する人が多いようである。また特にノート  パソコンのユーザーでUSBマウスの便利さを知っている人は最初からそちらに  交換してしまう。  USBマウスの便利さは3点に集約される。ひとつは使用中に抜き差しが可能で  しかも電源を投入後に接続しても認識してくれるので、ノートパソコンで普段は  本体に装備されているタッチパッドやトラックポイントなどを使っていても、  広い場所で使用する時や精密なポインティングをする必要のあるグラフィック  ソフトなどを使う時だけ接続することが可能である。ふたつ目にやはりノート  パソコンでPS/2マウスを接続すると、本来のポインティングデバイスである  タッチパッドなどは利用できなくなってしまうマシンが多いが、USBマウスなら  両方利用できる。第三に、これはデスクトップパソコンでもそうだが、PS/2  マウスは他の機器と競合して動かなくなる場合があるのに対してUSBマウスは  USBさえ動いて入ればよいので、そのような確率が低い。特にデスクトップパソ  コンでマウスが動いてくれない場合は代替できるポインティングデバイスがなく  身動きがとれないので、USBマウスの方が安心である。