UPS (Uninterruptible Power Supply) 無停電電源装置。停電からコンピュータ 
 類を守る装置だが、色々な方式がある。 
 基本的には充電池であり、通常の電力を蓄えている電池から緊急時に電力を 
 供給する。その際、普通は通常の電源から電力を供給し緊急時にバッテリーに 
 切り替えるタイプと、常にバッテリーから供給するタイプとがあるが、前者は 
 切替時に一瞬電力の空白ができること、そして後者であればいわゆる瞬電 
 にも対応できるため、後者の方が優秀である。 
 ただバッテリーから供給するタイプでも安い物では交流の波形が普通の 
 交流電源で使用されている正弦波になっていないものがあり、供給を受ける 
 側のマシンとの相性によっては使用できないものもある。 
 またUPSでも上級機では停電が一定時間(2〜3分以上)回復しない場合アラーム 
 を発する機能を持っている。アラームの方式としては、接続されているサー 
 バーに緊急シャットダウンを行うよう指示する信号を出すものから、単に 
 ブザーを鳴らすだけのものまで色々である。ブザーだけの物は係員がそれに 
 気づかない可能性も充分あるし、無人運転は不可能になる。 
 なおUPSは基本的にバッテリーなので非常に重たい。設置する場合、床の補強 
 をする必要がある場合もある。また消耗品なので設置後何年も放置すると容量 
 が小さくなっていざという時に役に立たなくなっている場合もある。 

UPS (United Parcel Service) アメリカの運送会社。
UPU (Universal Postal Union) 万国郵便連合。
UR (Uruguay Round) ウルグアイラウンド。多角的貿易交渉。
URI (Uniform Resource Identifier) 物理的あるいは抽象的な資源を同定する  ための表記規則。URLはURIのサブセットである。  →URL,URN
URL (Uniform Resource Locator) ネット上の対象を表わすアドレス。   基本的には 手順://サーバ名/パス名/ファイル名 という形式で表される。   例 http://archive.ncsa.uiuc.edu/SDG/Software/Mosaic/Docs/whats-new.html   URLはURIの一部と考えて良い。URIは包括的な存在であるが実際には   URLまたはURNで表現されることが多い。なおURLの手順(スキーム)としては   下記のようなものがある。      http  HTTPによるアクセス(WWW)   https セキュリティ付きのHTTP   ftp  FTPによるファイル転送。   mailto メール送信   news  ネットニュース   nntp  NNTPを使用したニュースのアクセス。   gopher Gopherによるアクセス   telnet telnetの接続   file  ファイルアクセス手法によるアクセス。  →DNS,Well-known_Port
URLフィルタリング 有害なサイトへのアクセスを遮断すること。
URN (Uniform Resource Name) ネット上の資源を特定する方法。  URIの一部と考えて良い。URIとしてはWWW上のアドレスをあらわすURL  が広く使用されているが、URNはどちらかというと、公式の機関で制定された  ドキュメントを表している。URNを文書中で指定する場合 urn:(nid):(nss)  といった形式を用いる。ここで(nid)はIANAが一括して管理している登録  性の名前空間名で、(nss)はその名前空間を管理している団体(機関)が発行  する文書名である。    下記は URN の記述例である。   urn:ietf:rfc:2141     (RFC文書を指定する)   urn:isbn:0-395-36341-1  (出版された本をISBNで指定する)   urn:oasis:names:specification:docbook:dtd:xml:4.1.2 (OASISの管理文書)  URNはインターネットの黎明期から存在した規格ではあるが一時は特殊な  用途以外では使用されないと考えられていたこともある。しかし現在は  たとえばXML_NameSpaceで名前空間を指定する際などに使用されるよう  になってきた。
US (United States) USAに同じ。
USA (United States of America) アメリカ合衆国。世界最大の国力と発言  力を持つ国であるが、多種多様な民族により構成された国家でもある。  この地域には紀元前からアジア系の人たちがベーリング海を渡って渡来し  展開していた。彼らは通称 American Indian と呼ばれるが、実際には多様  な文化を持つ色々な系統の人達で、まとめて把握するのはヨーロッパ人を  まとめて扱おうとするほど難しい。11世紀頃には北欧系の人たちが入植を  試みるが失敗。彼等が去ったのと入れ替わりに今度はスペイン人達がやって  くるが、本格的にヨーロッパ人が進出したのは1620年にイギリスからメイ  フラワー号で移住した清教徒達(ピルグリムファザーズ)が最初である。  そのあとこの地域はイギリスの植民地として発展するが1773年にボストン  茶事件を契機に独立戦争が勃発。1776年7月4日ジョージ・ワシントンらが  独立宣言をしてアメリカ合衆国が成立した。  当初は大西洋北岸の13州で成立していたがやがて南方・西方に国土を広げ  1819年にはフロリダをスペインから買収、1845年にはメキシコから独立し  ていたテキサス共和国が合衆国に「参加」、翌年にはメキシコとの戦争で  カリフォルニアを獲得して北アメリカ大陸の中部を独占する巨大な国家へと  成長を遂げる。更に1861〜1865年の南北戦争を通じてこの組織が国家連合  ではなく全体でひとつの国家であることを確認。1867年にはロシアから  アラスカを買収、1898年に軍事占領したハワイを併合して50州体制になる。  (アラスカが州になったのは1958年、ハワイは1959年。それまでは単なる  『アメリカ領』)このためこの国の国旗は設立当初の13の州を表す13本の  横縞と現在の州の数を表す50の星によってできている。  ピリグリム・ファザーズ達が宗教的な自由を求めてここに来た経緯から、  この国は基本的にはキリスト教徒(特に新教徒)が多いものの、他にも様々  な宗教が存在し、その全てが容認されている。民族的にもイギリス系を  はじめとして、スペイン系・イタリア系・中南米系・カリブ海系・中国系  のほか、19世紀に綿花産業の労働力としてアフリカから強制的に移住させ  られた人々の子孫、そして元から住んでいたインディアン(*1)達もいて、  バラエティに富んでいる。アメリカといえば英語の国という発想が日本人  にはあるがそれも必ずしも正しくない。英語を話せない国民は大量におり、  その存在もそのまま容認されている。その為この国では早い時期から文字  ではなく絵による各種の標識が発達した。  アメリカは当初ヨーロッパとはお互い干渉しない方針であったが第一次  世界大戦の時にアメリカ人が大量に乗っていた客船がドイツの潜水艦に  撃沈されたことから国民の怒りが爆発。これに参戦して戦勝国の一つと  なり国際的な発言力を増した。そして世界は「パックス・ブリタニカ」  から「パックス・アメリカーナ」へと移っていくのである。  第二次世界大戦にも勝ったこの国はその後約40年にわたってソ連と「冷戦」  を戦うがやがてソ連側の自己瓦解で終了。今や唯一の超大国となったが、  その分世界中の様々な矛盾をそのまま自国の問題として抱え込むことに  なり、常に悩み続けている。  (*1)American Indians ではなくNative Americans と呼ぶべきという主張  もあるのだが、むしろそちらの方が「アメリカ原住民」という雰囲気で  差別的であるという主張もある。彼等自身団体名に敢えてIndianという  名称を使ったりもしているので、ここではそちらに合わせている。    →WASP