TrueType AppleとMicrosoftが共同開発したベクトル式の文字フォント。 
  
 これが登場する以前、WindowsやMacintosh OSの画面表示は基本的には 
 固定ピッチのドットフォントで行われており、16ドット、24ドットなどの 
 ドット別の文字フォントのデータがハードディスクに収納されていた。 
 そのため規定のドット数以外で文字を表示しようとすると、汚く潰れた 
 文字が表示された。しかしプリンタの出力に関してはMacintoshの場合、 
 LaserWriterを使用すればAdobeのPostScriptにより、美しい印字が 
 得られた。(Windowsはひどかったがあの頃は誰も期待していなかった) 
 当時この分野ではこのPostScriptが高級ブリンタの市場を席巻していた。 
 AdobeもXeroxのPARCからスピンアウトして作られた企業である。Xerox 
 がこの技術の商品化に消極的なので開発者のJohn E. Warnockが同社を 
 退職し、初めMicrosoftに接触するがBill Gatesもあまり興味を示して 
 くれなかったので結局自分でAdobeを設立して売り出したものであった。 
 Appleを退職したSteven Jobsの作ったNeXTは初めてPostScriptの技術 
 を画面に応用した Display Postscipt を採用し、将来は画面の表示でも 
 この技術が標準になるのではないかと多くの人が思った。 
 しかしAdobeは独占企業としてPostScriptに高額なライセンス料を課して 
 いた。これに対して安価なソフトをパソコン用に供給したいMicrosoftと 
 Appleはこれに対抗したソフトを共同で開発することを決定、1989年に 
 最初のバージョンが完成した。 
 PostScriptが3次元ベジェ曲線を使用したのに対してTrueTypeではより簡単 
 な2次元スプライン曲線を使用しており、パワーの低いマシンでも遅さを 
 感じないように工夫している。実際の技術的開発はAppleが中心になった 
 ものと思われるが実際にはTrueTypeはWindowsとの相性の方が良い。 
 MacintoshではSystem7以降、WindowsではWindows3.1以降に搭載された。 

TRU (TRans Uranic) 超ウラン元素。原子番号93以降の人工的に作られた元素。  →元素
TRY 日経MIXで行われていた電子会議室を利用したチャット。
TS (True South) 真南。地理上の南。  →MS(磁南)
TS (Traffic Safety mark) 自動車の停止表示板。
TS (Trans-Sexual) 性転換。肉体的な性(特に外性器の形)を変更することを  願うこと。また手術(SRS)により変更した人。  手術前の人をpre-op,手術済の人をpost-opという。(op=operation)  また男性から女性への転換をMTF(Man To Female),女性から男性への転換を  FTM(Female To Male)という。  →TG
T's (Trans's) TV(transvestite),TG(transgender),TS(transsexual),  などの総称。なんらかの形で性の変更願望を持っている人,変更した人のこと。
t.s. (tensile strength) 引っ張り強度。
TS (Test and Set) 排他的共有資源を管理するための命令。  同時に複数のプロセスが利用することのできない資源についてひとつずつ  フラグを用意しておき、TS命令を発行すると、空いていればフラグを立てて  OKである旨をプロセスに報告する。  この命令はTestとSetを分離する訳にはいかない。TestしてOKの報告を受けて  からSetしていたら、その間に他のプロセスがSetしてしまう危険があるから  である。
TSD (Temperature-dependent Sex Determination) 生物の性別が卵の時の  周囲の温度により決定されること。爬虫類にはよくある。  →GSD
TSE (Tokyo Stock Exchange) 東京証券取引所
TSH (Thyroid Stimulating Hormone) 甲状腺刺激ホルモン
TSIT (Tochigi SIT) 栃木県警のSIT
TSL (Techno Super Liner) 荒波でも走れ、たくさん(1000tくらい)荷物を  積むことのできる高速船(40〜50ntくらい)。  運輸省が中心になって開発を進めている。  従来の高速船には、浮力式、ホバークラフト、ジェットフォイルがあるが、  浮力式とホバーは荒波に弱く、ジェットフォイルは大型化が難しい。  ジェットフォイル系のTSL-Fと、ホバー系のTSL-Aが考案されている。
TSM (Text Services Manager) MacintoshのOSに搭載されているテキスト処理  のためのソフトで、これによりインラインでのかな漢字変換ができるほか、  スペルチェッカーなどの機能が提供された。漢字Talk7で登場した。
TSOP (Thin Small Outline Package) 1円玉より軽く(0.4g程度)、薄さ1mm  くらいの超軽量LSIパッケージ。
TSR (Technically Specified Rubber) ブロック状ゴム
TSR (Terminate and Stay Resident) 常駐終了プログラム  MSDOS時代の技術で、プログラムを終了する時にメモリーを解放しないまま  にしておくもの。するとその部分は生きているので、何かの割込ベクトルの  飛び先をその常駐させた部分を指すように変更しておけば、それによって  他のプログラムを使っている最中にでも使用できる電卓、メモ帳などといっ  た簡単な機能が実現できるようにした。ATOKなどのかな漢字変換ソフトも  この手法を利用していた。  MSDOSは基本的にシングルタスクであったため、電卓ソフトを折角作っても  他のソフトを終了させなければ使えないのでは不便で、この手の小さな作品  にはTSRの手法で作られたものが多い。通常何かの特殊なキーの組合せによ  り呼び出すことができた。  日本では漢字変換だけでかなりのメモリーを消費しメモリーの余裕がなかっ  たので(MSDOSで利用できるのは640KBまで)、小品が多かったが、アメリカで  はかなり本格的なソフトも作られたようである。  Macintoshのシングルタスク時代にも同様のソフトがありデスクアクセサリ  と呼ばれていた。これらは(マルチタスクになった)System7以降は通常のアプ  リケーションになった。Windowsでは単にアクセサリと呼ばれ、最初から  (マルチタスクだったので)普通のアプリケーションだった。
TSS (Traffic Separation Scheme) 船舶や航空機の往復航行分離方式。  往路と復路の路線を分離して衝突事故を避けること。
TSS (Time Sharing System) 時分割方式。  時間をタイムスライスと呼ばれる短い時間に区切り、各々の時間に別の  ことをする制御を言う。マルチタスクのOSではTSSにより複数のタスクを  事実上同時に実行する。又、通信の分野でもTSSによって複数の種類の通話  を同時に1つの回線で実現するものは多い。  コンピュータの黎明期にはコンピュータを利用したい人はそのマシンの所  に行き、一連の作業手順をジョブとして記述したパンチカードを入力装置  にセットし、プリンタに出力される結果を見て、必要ならカードパンチ機の  所にいって命令の差し替え、データの修正などの作業を行うということを  繰り返していた。  TSSはUnixを生んだことで知られるMulticsプロジェクトで生まれた。  このシステムでは多数の「端末」が回線により「ホスト」コンピュータと  接続されており、各端末(通常は電動タイプライター)の前に座っている人は  あたかも各自がコンピュータを独占しているかのごとくコンピュータを利用  できた。そのための技法として「ホスト」コンピュータではTSSと割込の  手法を使っていたが、一般にはこの手の操作環境自体のことをTSSと呼んだ。  なお後にこの電動タイプライターの端末は次第にキーボードとCRTに置き換え  られていった。  マルチタスクの中でこのTSSを使用する手法をプリエンプティブと呼ぶ。  Windowsの世界ではWindows3.xまではノンプリエンプティブマルチタスク  が使用されており、アプリケーションが自主的に制御を時々OSに返すこと  でマルチタスクが実行されていた。そのため時々CPUを独占する行儀の悪い  アプリケーションがあると、他のプログラムはそのプログラムが終わるか  入力待ちなどになるまで、延々と待たされていた。Windows95からはTSSが  導入されて、このようなことはなくなった。  Macintoshの世界ではTSSが完全に導入されたのはMac OS X からである。  それ以前にもBeOSなどはTSSを使用していたが、Mac OS 8.5 まではノン  プリエンプティブであった。  →マルチタスク,RJE