FM-Towns 富士通が1989年に発売したパソコンで、PC98が優勢だった時代に 
 富士通が一矢報いた、傑作パソコンである。 
  
 初期のFM-TOWNSはハードディスクを持たず、全てのソフトをCD-ROMから起動 
 しようとしていた。これはいろいろなソフトをインストールするがために 
 各種のトラブルを引き起こすハードディスク方式から脱皮する画期的な手法 
 であったが、当時のCD-ROMの性能では、これは必ずしも使いやすい環境とは 
 ならなかった。そこで途中からFM-TOWNSもハードディスクを搭載するように 
 なった。 
  
 FM-TOWNSのOSはTOWNS-OSで略称TOSと呼ばれていた。Windows2.x/3.x に類似 
 のユーザーインターフェイスであったが、ソフトの開発環境はさすがにマイ 
 クロソフトとは掛けているお金の単位が違うので、貧弱であった。 
  
 FM-TOWNSにはWindowsも搭載可能で、実際問題として、FM-TOWNSでWindows3.x 
 を動かしている人はけっこういた。ディスクにパーティションを切って、 
 両方を同居させている人も多かった。 
  
 FM-TOWNSの時代はWindows95の登場によって事実上完了する。さすがの富士通 
 もWindows95に対抗できるほどのTOWNS-OSの新バージョンは作れなかったので 
 あろう。一時期はFM-TownsでWindows95を動かすことも検討したようだが、 
 それだけの開発費を掛けるメリットを見いだせないということでこのシリーズ 
 は中止されることになった。 
  
 そして富士通はこのあとFMVを発売して、Windows95時代の国内トップ・ 
 セラーへの道を歩み出す。 

FMV 富士通が発売するDOS/Vパソコン。FMR,FM-TOWNSの後継機になる。  富士通は初期の頃は多機能パソコン9450IIと準汎用パソコンFM16を販売して  いた。しかし他の多くのメーカーと同様、多機能パソコンの路線は行き  詰まり汎用パソコンに主流を移す。そしてFM16の後継で登場したのが  本格的な汎用パソコンFMRであった。  FMRは国内のソフトメーカーが日本電気のPC98の次にはFMRとIBMの5550用  にソフトを出してくれていたので、比較的ソフトが充実しており、バラン  スの取れた、とても使いやすいマシンであった。  しかし独自仕様の限界で売れ行きはPC98に大きく水を開けられて行った。  その時起死回生の策として、大胆なCMとともに発売したのがFM-TOWNSで  あった。このマシンは「使いやすさ」ということを重視した設計がなさ  れており、また富士通の積極的なソフト会社への働きかけが成功して、  かなりの地位を築くことができた。Macintoshとともに、女性ユーザー  の比率が高いマシンであったと思う。  しかしその後DOS/Vの登場は日本電気のPC98とともに富士通のTOWNSにも  大きな影響を与える。かくしてWindows95の登場とともに、FMR及びTOWNS  の時代は終わって、FMVの時代へと入る。  FMVは一見FMRと似ているが、完全なIMB-PC互換機である。そのため先進  のソフトをいちはやく使うことができるし、なんといっても富士通という  ブランド名に支えられ、販路を拡大した。またさすがにマシンの安定性  もIBM,日本電気と同様に良好である。    ライバルの日本電気の場合はPC98があまりにも売れすぎていたため、IBM  -PC互換機を発売することをずっと躊躇しつづけた。そしてその間にPC98  はどんどんシェアを落とし、FMVはどんどんシェアを拡大したのである。  そして1998年頃までには日本電気と富士通のパソコンのシェアはほぼ等  しいまでになってしまった。
FMV (Full Motion Video) フルモーションビデオ。パソコンの画面全体  程度のサイズの動画を動かす技術のこと。昔のパソコンはパワーがなか  ったのでほんとに小さな画面でしか動画を動かすことができなかった。    こういうものが出てくるのはMPEG登場以降のことである。
fn (foot note) 脚注。
Fn (function? facility extension??) ノートパソコンに一般的なキーで  特別なシフト操作のためのキー。    デスクトップパソコン用のキーボードでは独立したキーに割り当てられて  いる一部の操作(PageUp/PageDownなど)をこのキーと一般のキーとの組合せ  でおこなう。
FNA (Fujitsu Network Architecture) 富士通のネットワークアーキテク  チュア。
FNC (FuNCtion) ファンクション。パソコンのキーボードについている  ファンクションキー。
FNC (Federal Networking Council) ネットワークに関する調査をしている  アメリカの政府機関。
FNN (Fuji News Network) フジテレビを中核とする民放の番組配信系列。
FOIA (Freedom Of Information Act) アメリカの情報公開法。公的機関が  作成した全ての資料の公開が義務づけられている。
FOMA (Freedom Of Mobile multimedia Access) NTT DoCoMoが2001年に  サービス開始を予定している次世代の携帯電話。5月開始予定だったが直前  になってから開始時期が延期された。またいきなりすみやかな普及を目指す  はずだったが、開始当初は試験的なサービスになる予定という言い方に変化  している。  DoCoMoの現世代携帯電話は日本独自のPDCという規格を使用している。  これに対してDoCoMoにシェアで水を空けられていたDDIセルラー各社(現AU)  とIDOは1999年に高音質で通話が可能なcdmaOne方式の電話を導入、大攻勢  を図って、それなりのシェアを確保した。  (2000年10月にKDD,IDO,DDIは合併してKDDIとなった。AUとIDOの関係につい  てはAUの項参照のこと)  しかしDoCoMoはその先の国際規格IMT-2000(FPLMTS)が固まるのを待つこと  にし、cdmaOneには敢えて乗らなかった。IMT-2000はcdmaOne系の規格である  cdma2000で固まるという予想もあったがDoCoMoはW-CDMA(DS-CDMA)の方式  を提唱、結局このIMT-2000の規格の中に、cdma2000, W-CDMA, など5種類の  通信方式が共存することになってしまった。当然AU陣営は適当な時期に  cdma2000に移行するものと思われる。  この国際規格はまだ完全に固まった訳ではないが、DoCoMoは規格が落ち着く  のを待たずに見切り発車してW-CDMA方式でこのFOMAのサービスを5月から  開始するとしていた。その急な延期は色々な憶測を呼んでいる。
FOMS (Forum of Official Micro-Soft) @nifty内のマイクロソフトが  運営していたフォーラム。はじめはFMS であったが「公式」を強調して   O が付いたもよう。マイクロソフトからの各種ニュースリリースや公開  データなどが登録されていたので、@niftyのIDを持っている人は時々  チェックしておくと便利であった。
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