FCS (Frame Check Sequence) 通信フレームに添付して、そのフレームが 
 正しく伝送されたか、受信側でチェックするためのチェックコード。 
  
 イーサーネットではフレームの最後に32ビットのFCSをCRC方式で添付 
 している。 

FCS (First Customer Shippment) 製品版。ソフトウェアメーカーが正規に  出荷した製品のこと。  →RC,RTM,β版
FCSI (Fibre Channel System Initiative) ファイバーチャンネルの標準化  組織で1993年結成。ヒューレット・パッカード、IBM、サンなどが参加して  いる。
FD (Floppy Disk / Flexible Disk) フロッピー・ディスク、某社系のSEは  フレキシブル・ディスクという言い方を好む。また最初に開発したIBMが  「diskette(ディスケット)」の商標を持つが、この言い方は日本国内では  最近はあまり聞かないかも知れない。    安価なコンピュータの外部記憶装置で、基本的には磁気ディスクの簡易版  という感じである。ポリエステルのフィルムにコバルト酸化鉄が塗布され  ており、この表面に磁気でデータを記録する。  【物理的大きさ】     8  inch 1970〜1980年代汎用機やオフコンで使用された   5.25inch 1980年代〜1990年代前半にPC98/DOSVで使用された   3.5 inch マッキントッシュが最初から採用した   3  inch 3.5インチの対抗規格。消滅。   2.5 inch ソニーが自社製品に使用。   できた順序はこの順序。つまり8インチが出来て順に小さな規格が出来   ました。(1969-IBM 8inch-RO, 1971-8inch-RW,1975-シュガード 5.25inch,   1981-Sony )しかし1990年代前半にフロッピーのサイズは3.5インチで   全てのマシンで確定した。      これは小さい方が取り扱いやすかったことと、5.25インチは8インチを   単に縮小したような形状であったのに対し、3.5インチはハードボディ   で衝撃に強く、シャッターで守られていて防塵効果もあるため、家庭   や商店などの(専用コンピュータ・ルームに比べて)厳しい環境でも   安心して使えるメリットがあったためである。2.5インチは独自規格で   普及させられなかった。  【データ密度】   8  inch 1S 1-side Single-density 約250KB        2S 2-side Single-density 約500KB        2D 2-side Double-density 約1MB   5.25inch & 3.5inch        2D 2-side Double-density        約400KB        1DD 1-side Double-density Double-track 約400KB        2DD 2-side Double-density Double-track 約800KB        2HD 2-side High-density Double-track  約1.4MB     規格は他にもあるが省略する。最終的には、8インチでは2D,   5.25/3.5インチでは2HDの規格が主流になった。要するにそのシリーズの   中で最大容量のものが好まれた。    【フォーマット】    以下では5.25inchは3.5inchと同じ形式なのでタイトルからは省略する。     (1)いわゆるIBM形式            byte/sec sec/trk trk/cyl cyl/disk 容量     8'1S      128    26    1    74   240K     8'2S,3.5'2DD  128    26    2    74   480K     8'2D,3.5'2HD  256    26    2    74   960K       データシリンダは1〜74. この他0シリンダがあり、ここにファイル     の管理情報が書かれる。8'2D/2HDの0シリンダ0ヘッドは2S/2DDとの     互換性のため、128byteセクタでフォーマットされている。また、     予備に75〜76シリンダがあり、ディスクに傷などが付いた場合に     代替される。         2D/2HDの0シリンダは (128×26+256×26) byteで、ここに128バイト     のデータセットラベルが78個確保される。内ファイルの管理情報     が書かれるのは8〜78の71個。7がボリュームラベル。5は代替情報。         PC98のN88BasicのフォーマットもこのIBM形式に準じているがラベル     情報がちょっと不思議な場所に書かれている。詳細は省略。     (2)MSDOS(Windows)形式         byte sec  trk cyl/ byte/  ent  sec sec/          /sec /trk /cyl disk clust  /FAT /FAT root     640K(98) 512  9  2   80  1024  634  4   7     720K(AT) 512  9  2   80  1024  713  6   7     1.2M(98) 1024  8  2   80  1024  1221  2   6     1.4M(AT) 512 18  2   80  1024  2847  18  12         2DDの720K形式(PC-AT用)がこの方式の出発点である。PC98の640K形式     は、各トラックの9セクタ目を使用しないことにしてFATを縮小したも     のである。つまり640Kと720Kは物理的なフォーマットは同じで、FAT     の作り方だけが異なる。         720Kが元々の形式なのでPC98でも720Kは最初から読み書き可能であっ     た。720Kはマッキントッシュでもかなり早い頃から読み書きできてい     たので、パソコン間のデータ移行の心強い味方であった。         2HDの1.2M(PC98),1.4M(PCAT)は各々、別の方式で640K/720Kを拡張し     ている。PC98の場合はセクタのサイズを倍にしたが、PC-ATの場合は     1トラック当たりのセクタ数を増やした。         なお、MSDOS形式のフロッピーの先頭は次のような構成である。      先頭セクタ:ブート(そのディスクの種類などが書かれている)      2〜Xセクタ:FAT×2個(安全のためデュアルで書いている)      その後  :ルートディレクトリ         MSDOSの通常のディレクトリはファイル数が増えればどんどんエント     リーが増えていって、サイズに制限は無いが、ルートディレクトリ     だけは数が決まっている。2DDの場合で112ファイル(3584byte),2HD     の場合で192ファイル(6144byte)である。         なお、この他、日立B16, 富士通FMR などのMSDOSも独自のフォーマ     ットを使用していた。また、PC-ATでは512x15sec で1.2MBという     形式も存在する。   (3)Macintosh形式           byte  sec  trk cyl/ sec/ Data          /sec  /trk /cyl disk disk Format     400K(1DD) 512 8-12  1   80  800 GCR     800K(2DD) 512 8-12  2   80 1600 GCR     1.4M(2HD) 512  18   2   80 2880 MFM       マッキントッシュの初期のフロッピー形式は可変トラックを使用して     いる。フロッピーは基本的にCAVで処理するので、外側のトラック     の方が、内側のトラックよりまばらにデータが書かれている。マック     の初期のフロッピーではこれを調整して、外側にたくさん、内側に     少なく書くようにして、データ密度を平均化させた。これは恐らくは     3.5インチのフロッピーを世界で最初に採用するに当たり、媒体の品     質に若干不安があったためであろう。          track sector/track total       0-15   12    16x12=192      16-31   11    16x11=176      32-47   10    16x10=160      48-63    9    16x 9=144      64-79    8    16x 8=128                 合計 800sector. 2DDの場合はこれが両面。         Macintosh II シリーズ以降で採用されたSuperDrive(FDHD)で利用可能     になった1.4MB形式ではPC-ATと同様の固定数トラック方式に変えた。     このSuperDriveは PC-ATの720K/1.4M のフロッピーも読むことができる。     またその後のマッキントッシュの場合は、Microsoftの1.6MB形式のDMF     (Distribution Media Format)も読むことができる。  【データ交換余談】     私は、日本電気のS3100/N5200のプログラムをしばしば自分のMacintosh     上で入力/保守していた。その時、まずS3100のSUL(Source Unit Library)     をPC98上で、自作のFCOPY(下記URLで公開.ソース欲しい人はメールして     もらえればあげます)で MSDOS形式に変換。これを720KのMSDOS形式の     フロッピーに入れて、Macintoshの File Exchange で読み書きしていた。         fcopy: http://www.vector.co.jp/soft/dos/util/se011628.html         fcopyはDOS/V版を出して下さいよと随分要望を頂いたのだが、その     当時周りに自由に(ほとんど占有して)使えるDOS/V機がなかった為     のびのびになり、その内会社をやめてしまって、私自身にデータの     変換の必要性がなくなったことで、完全に開発が中断してしまった。         その頃は作業環境の主力はDOS/V機上のWindows95だったが、Macintoshの     ファイルは Ringo Win ( http://web.infoweb.ne.jp/fmw/s11/ringowin/ )     で変換していた。