DTP (Desk-Top Publishing) 机上でできる出版。パソコンクラスのコンピュ 
 ータを使って文章や図版をレイアウトし、印刷するシステム。基本的には、 
 テキストエディタ・グラフィックソフトなど他のソフトと連動して、印刷物 
 の編集をするシステムをいう。 
  
 この分野の先駆けであるPageMakerを制作したAldusのPaul Brainerdが 
 作った言葉である。1990年代にはそのPageMakerと、Quark社のQuarkXPress 
 の2つが激しく競い合った。 
  
 他社からも「DTP」をうたったソフトは出たが縦書き編集のできたEG-BOOK 
 などごく一部を除けば評価に値しないソフトばかりで、ワープロと大差ない 
 ものが多かった。 
 DTPが注目されたのは、入稿と出版とのタイムラグを短くするためである。 
 以前は企業の印刷物は原稿を作って印刷会社に持ち込み、そこで版を編集・ 
 作成して、印刷見本を作り、それをクライアントに確認してから印刷に取り 
 かかっていた。このため出版の直前に何か大きなできごとがあってもそれを 
 取り入れるのはたいへん困難であった。 
  
 しかし DTP の場合は、作成したデータがすぐにそのまま印刷会社のシステ 
 ムにのせることができるため、ギリギリまで内容の差し替えが可能になった。 
  
 1990年代はPageMakerが猛追したものの商業出版はQuark, うちわの印刷は 
 PageMakerといった棲み分けになっていた。しかし2002年にAdobeがInDesign 
 を出すと、一気にシェアはそちらに流れ始めた。 
 →CTS

DTPR (Desk Top Presentation) DTPと同様にパソコン上で文章・図版を  レイアウトし、講習会や打合せの資料などを作成すること。この分野の  ソフトでは近年、フォアソート社が開発したPowerPointが標準的な地位  を占めている。(同社は1987年に Microsoftに買収された)
DTR (Data Terminal Ready) RS232Cの信号線のひとつで、パソコン側が  動作可能状態にあることを示す。ER(Equipment Ready)ともいう。
DTV (Desk Top Video) パソコンによるビデオ編集。主として字幕(テロッ  プ)を入れたり、複数の映像を合成したり、フェイドイン/フェイドアウト  させたり、などといったことを行う。    簡単なものはアドビのPremiereなどでも編集できるし、もっと本格的な  商業放送用の編集システムもある。近年は(ハードディスクが安くなった  ので)ビデオを全てハードディスクに入れておいて編集できるようになった  (ノンリニア編集という)ため、以前より小さい費用でけっこうなことが  できるようになってきた。
DTV (Digital TeleVision) デジタル式のテレビ。
DTVJ (DirecTV Japan) ディレクTVの日本法人。
DualBios マザーボード上2つのBIOSを乗せておく方法。台湾のギガバイト  テクノロジーが開発した。BIOSをアップグレードしようとした時、万一  失敗した場合、予備のBIOSがコピーされて回復し、とにかくマシンを起動  することができる。
Dublin AMDのCPU モバイル用AthlonXP-Mの130nmプロセス 2004年版の開発コードネーム
Duo PowerBookのドッキングステーション。普段は軽い本体を持ち歩き、  自宅なり会社の机ではこれに装着して、社内LANなどを利用する。
Duracell アメリカの電池メーカー。一時期多くのパソコンや携帯情報機器の  バッテリーとして同社の蓄電池が使用され、メーカー間の差異がなくなるか  と期待された時期もあるが、最近では各社ともまた独自仕様に走っている。  http://www.duracell.com
Dural セガのゲーム機DreamCast開発コードネーム。Katanaとも。
DV (Domestic Violence) 家庭内暴力。
DV (Digital Video) 従来のNTSCのようなテレビ信号をそのまま磁気で  記録したアナログ・ビデオに対して、各フレームをそのまま画像として  記録したビデオ。アナログビデオに比べて画質を確保できることと、加工  しやすいことがメリットであるが、今まで普及していなかったのは。それ  を処理するIC技術が追いついてなかったためである。
DV端子 デジタル・ビデオ・カメラなどに装備されている、デジタル・ビデ  オの転送用の端子。デジダル・ビデオ・カメラ同士や、デッキなどに接続  してデータのコピーが可能である。
Dvフォーマット デジタルビデオのミニDVカセットで使用されているデータ  形式。
DVD CDの後継として事実上の標準となった光ディスクである。  名称に関しては初期の段階ではビデオの記録用途として認識されていたため  Digital Video Disc の略で DVD とされた。しかし後にビデオ以外にも使用  することが多いのでその名称は適切ではないとするものの、DVDという略称が  既にかなり普及していたため、Digital Versatile Disc (デジタル多用途円盤)  の略で DVD ということになった。しかし結果的にその名前も公式には認定  されず「DVD」というのが略称ではなく正式名称となった。  現在出回っているDVDのメディアをディスクタイプで大雑把に分類すると  下記のようになる。  DVD-ROM(広義), DVD-R, DVD-RW, DVD-RAM, DVD+R, DVD+RW  この内DVD-ROMは、記録するフォーマットによりDVD-Video, DVD-Audio,  DVD-ROM(狭義)に分けられる。    またDVDの記録・再生用の機器については、主として下記のものがある。  DVD-ROM(装置), DVD-R/RW, DVD+RW/+R, DVD-RAM/R, DVD-Multi  詳しい話はこの後の各項で述べる。  なお中国はこのDVDの対抗規格として2003年にEVDを発表した。
DVDの歴史 DVDは1990年代初期から「次世代光ディスク」として多くのメー  カーが競争で開発を進めた。そのうち統一規格制定の気運が高まるが、  1995年初、CDの開発元であるSonyとPhilipsがCDとの互換性の高いMMCD  (Multi Media Compact Disc)の規格を策定、それに対して日立,パイオニア,  東芝,松下,MCA,トムソン,タイムワーナーの7社はSD(Super Density disc)  の規格を策定して陣営はまっぷたつに割れてしまった。しかし早くDVDの  規格を確定されたい映画界の強い意向を受けて両陣営は歩み寄り、両者の  規格を折衷させ、MMCDの変調方式とSDの張合せ方式を利用した新しい規格  であるDVD規格が1995年末にまとまることとなった。  当初のDVD規格は工場で記録してしまう方式のみで消費者のレベルでこの  高密度記録媒体を自分のデータを書き込むために使うことはできなかった  が、1997年になって一度だけ書けるDVD-R, 何度でも書き換え可能なDVD-RAM  の規格が定まる。DVD-Rは書き込みフォーマットさえ合わせれば普通の  DVDプレイヤー(プレステ2を含む)でも再生できるメディアが作れることと  大事なデータの誤消去の心配が無いのが利点、逆にDVD-RAMはMOの感覚で  日常的に読み書きするメディアとして使用できるのが利点であった。  1999年になるとDVD-Rの延長で書き換え可能なDVD-RWが登場する。しかし  DVD-RWで記録したメディアは反射率の問題で一部のDVDプレイヤーで再生  できなかったため、DVD-RWに代わる規格として一部のメーカーが2001年に  DVD+RWの規格を作成、更に2002年にはそれの誤消去防止用にDVD+R規格も  作成した。  結果的に書き換え可能なDVDが、DVD-R/RW, DVD+RW/R, DVD-RAM と3系統  5種類に分裂してしまったため、2001年から2002年夏頃まで、どの方式を  選ぶべきか(特にR/RW系かRAM系か)という議論が消費者の間でもかなり議論  され、多くの人が迷いに迷った。そして2002年秋、DVD-R/RW,DVD-RAMの双方  に対応する「夢のドライブ」DVD-Multiが登場してドライブ側の騒動はほぼ  収拾された。