DOS/V 1990年に日本IBMが発表し、その後日本IBMとマイクロソフトから販 
 売・サポートされたMSDOSマシン用日本語OS。 
 それまでの日本市場向けのMSDOSパソコン、PC98,FMR,AX,J3100などは、日 
 本語の書体をROMに持っていた。そのため、外国で安いパソコンを買ってき 
 ても日本語ソフトを動作させることができなかった。 
 DOS/Vは当時のIC事情を背景に生まれたOSである。当時パソコン用のメモリ 
 がかなり安くなってきており、パソコンに3.6MBとか5.6MBなどといった、 
 大容量のメモリ(本来MSDOSは640KBまでしか使えない)を搭載したものが 
 登場してきた。そこで、DOS/Vでは、日本語の書体をこの拡張メモリーの 
 部分にロードして使用するようにしたのである。 
 つまり、DOS/V とは、世界的に販売されている普通のPC/AT互換機を日本語 
 マシンに変身させる「魔法のOS」であった。 
 このDOS/Vの中身は具体的には、日本語の書体を管理するプログラム、日本 
 語の表示を行うプログラム、日本語の入力を管理するプログラムの3点及び 
 日本語の書体ファイルからなっている。 
  
 このDOS/Vの登場により、それまで独自にPC/AT互換機を日本語化しようと 
 していたAXのプロジェクトは行き場を失った。そして、それまで日本の 
 市場で絶対的な地位を保ってきたPC9801のシェアが侵略され始める。 
 なお、DOS/Vは MSDOS ver.5 に由来する「ドス5」ではなく、VGA表示規格 
 に由来する「ドスヴイ」である。(最初のDOS/Vは MSDOS ver.4相当だった) 

DOS/V機 DOS/Vの動作するマシン。つまり、PC/AT互換機のこと。  →Windowsマシン
DOSエクステンダー (DOS Extender) MSDOSでは640KBまでしかメモリを使え  なかったため、それ以上のメモリを使用できるようにするやり方が幾つか  考えられた。そのうちのひとつ。FM-TOWNSなどで使用されていた。元々は  Phar Lap SoftwareとQuarterdeck Office Systemsが共同開発したもの。  →拡張メモリ
DOS互換ボックス Windowsにおいて、MSDOS用のソフトを動かすための機構。  Windows 2.1 までは、Windowsのメモリ管理と MSDOSのメモリ管理に全く  互換性がなかったため (fprintf などが使えなくて苦労した) MSDOSのソフ  トを動かすためにはいったんWindowsを終了させて、MDSOSに戻らねばなら  なかった。(いたって行儀のよいソフトは PIFを書けば動いた)  しかし Windows3.0 以降では、MSDOSの各種の機能を Windowsがシミュレー  トしてくれるようになり(実際には仮想86モードを使用している)、MSDOSの  ソフトが、行儀の悪いソフト以外はたいてい動いてくれるようになった。
DOSプロンプト →プロンプト
DOS窓 DOS互換ボックスの俗称。
dot →ドット
Dothan Intelが2003年末か2004年に投入する予定のノートパソコン用の  90nmプロセスのCPU。ダイサイズは長方形の87平方mm。トランジスタ数  1億4000万個。
DP (Data Processing) データ処理。
DPCM (Differencial PCM) PCM(Pulse Code Modulation)録音において、  音のレベルの絶対値を記録するのではなく、差分を記録していく方法。  このバリエーションとして、ADPCMDMがある。
DPE (Digital Picture Effect) 東芝が販売している映像効果装置。
DPE (Developing, Printing, Enlarging) 写真の現像と焼付けと引伸し。
DPI (Dot Per Inch) プリンタや画面の解像度の単位。1インチ幅にドット  が何個あるかを表す。  →LPI,ポイント
DPMI (Dos Protected Memory Interface) 拡張メモリーの利用規格。VCPI  をマルチタスク用に拡張している。80286以降のCPUで利用でき、Windows3.0  はDPMIで動作していた。  →拡張メモリー
DPMS (Display Power Management Siglaling) ディスプレイの節電機構の  規格。VESAが93年6月に規定。
DPMS (Dos Protected Module Service) 拡張メモリーの利用法のひとつ  で dpms.exe に実装されていた。この配下で、拡張メモリ上でプログラム  やデバイスドライバを動作させられる。
DPOF (Digital Print Order Format) デジカメ用の印刷フォーマット。  98年10月に、キャノン、コダック、富士フィルム、松下電器が定めた。  →デジカメ
DPP (Direct Product Profit) 直接商品利益。単品別に商品の利益を管理  すること。POSによって管理が可能になってきた指標のひとつである。  実際にDPPを算出するには単品毎の粗利から運賃などを含む販売経費を差  し引く。物流コストや陳列コストを圧縮すればDPPは向上することになる。
DPS (Drive Protection System) コンパックが開発したハードディスクの  自己診断技術。他のメーカーも仕様策定の協力しており、多くのメーカー  のATA接続のハードディスクで採用されそう。
DPS (Display PostScript) ディスプレイ用のPostScript。  NeXTなどで採用された。  →TrueType,OpenType
DPS (Digital Picking System) 物流倉庫のピッキング作業支援システム。
DPS (Dividend Per Stock) 1株あたり配当。
DPS (Data Print System / Data Print Service)  個別データ印刷システム(サービス)。大量の差し込み印刷をするサービス。  請求書などの印刷を企業からアウトソーシングで請け負い、封筒形式なら  メーリング(封入)、ハガキ形式ならシーリング(圧着)などを行い、  郵便局やヤマト運輸などに渡すまでの一連の工程を代行するもの。  DM業務から派生した営業形態で、近年印刷業界の重要な営業品目のひとつ  として成長している。
DPSK (Differential Phase Shift Keying) 差動位相変調。  位相変調のひとつの方式で、位相の差分で情報を伝達する。  V.22モデムなどで使用された。
DQ (Dragon Quest) エニックス制作の人気ゲームソフトシリーズの名前。  FF(Final Fantasy)と人気を二分する。
DQN (DoQn) →ドキュン
DQS (DoQSo) →ドキュソ
DR (Data Recorder) 音楽用のカセットテープを使用したデータ記録装置。  パソコン文化の初期の頃は記録媒体の主力であった。数KBのデータ記録に  数分かかっていた。
Dr. (DoctoR) 博士。
Dragon_Ball モトローラのプロセッサ MC68328の愛称。この名前はズバリ  鳥山明の同名漫画から取られたものらしい。
Dragonfly Operaが内蔵しているWWW開発ツール。
DRAM (Dynamic RAM) 記憶保持動作が必要なRAM。一般にはコンデンサーを  利用したメモリである。コンデンサーはそこに電気がたままっているか  どうかで 0 と 1 の状態を区別できるため、IC時代になってからメモリの  主役となった。しかし、コンデンサーの問題点はそのままにしておくと  自然に放電して、記憶が失われてしまうことである。    そこで、コンデンサー式メモリでは、全部放電してしまう前に内容を読み  取り再度書き込むという動作(リフレッシュ)を行う。このリフレッシュ  の必要なメモリーのことを DRAM という。    Intelは最初DRAMを作る会社として設立された。    →SRAM,MRAM,メモリ,DIMM,SDRAM,Rambus_DRAM,フラッシュメモリ