Crusoe Transmeta社が開発したIntelのPentium系CPU互換のRISCチップ。 
 基本的に低価格モバイル機器用のTM3000系とWindows用のTM5000系に分か 
 れる。TM3000系は2001年5月現在TM3200が出ていて、このあとTM3300,TM3400 
 と続く予定である。TransmetaではこのCPU用にMobile Linuxを提供している 
 が、Windowsが動かない訳ではない。ただTM5000系に比べて貧弱なハードに 
 なっているのでかなり動作が重たくなってしまうことが予想される。 
 Windows搭載のノートパソコン向けを想定したCPUがTM5000系で現在TM5400と 
 TM5600が出ており、2001年中にTM5800が出る予定である。現在TM5400/5600 
 は180nmプロセスで製造されているがTM5800は130nmになる予定である。 
 (TM3200は220nm) 更に2002年には「次世代のCrusoe」Crusoe2.0(仮称)が 
 出るとの話もある。これが Fridayと呼ばれているものなのかどうかは良く 
 分からない。Fridayでは現行のインテルだけでなくPowerPCSH-4に対 
 するCMS(以下に説明)も提供されると言われている。 
 CruosoeはVLIW方式の高速チップである。そのワード(molecule,現在128bit) 
 が2個の整数演算ユニット、1個の浮動小数点ユニット、メモリ参照ユニット、 
 分岐処理ユニットによって同時に処理される。 
 Crusoeのひとつの「売り」はモバイル用に細かい電力制御が行われている 
 ことである。動作を監視しながら細かく不要な部分の通電を切る仕組みが 
 入っており、またCPU自体が1.2Vという低電圧状態でも動き続ける設計が 
 されている(現在普通のノートパソコンのCPUは3.3Vで動作している)この 
 技術を longrun というが、次世代のCrusoeではノートパソコンのトラック 
 ボールの動きを利用して発電し電気自体を作り出す shortrun も取り入れ 
 られるとのことである 
 CrusoeがインテルのCPUをエミュレートする仕組みはCMS(Code Morphing  
 Software)と呼ばれるものである。VLIWで動作するRISCチップが狼とすれば 
 CMSは羊の皮であり、このファームウェアによってCrusoeはPentiumに 
 変装するのである。 
 CMSは要するにPentium用の命令を読みとってはどんどんCrusoeの本来の 
 命令に変換していくものである。いったん変換した結果はキャッシング 
 されており、すぐに同じ命令が来た時にはそのキャッシュの結果を使用 
 するので再度変換することはない。またCrusoeではプログラムの大部分の 
 実行時間はそのプログラムの中のほんの僅かな部分のコードが占めている 
 という考えから、何度も使用される部分を優先してキャッシュに保存して 
 おくような制御が行われている。 
 Crusoeの最初の製品は2000年に発売され、当初多くのメーカーが採用の意向 
 を表明したが、IBMのように土壇場になって見送ったところもある。実際の 
 製品に搭載された評価であるが、搭載されたパソコンが発売された後になっ 
 てから重大なバグが見つかり無償交換で対応するためになるなど、いきなり 
 つまづいたこともあり、評価は芳しくない。ただみんな期待しすぎた面も 
 あるであろう。 
  
 実際には今後、AMDのAthlonと並ぶ大手Intel互換チップへと成長していく 
 可能性は充分ある。 
 →Efficeon

Crusoe2.0 Transmeta社のCPU Efficeonの2001年頃の呼称。この時期は  2002年に投入予定とされていた。後にAstroという開発コードネームが明らか  になった。
CS (Clear to Send) →CTS
CS (Code Segment) インテルの8086CPUのセグメントレジスタ  のひとつ。プログラムのコード部(プログラム)を指す。com形式の  プログラムでは変更不可。  →DS
CS (Communication Satelite) 通信衛星。およびそれを使用したテレビ放  送のこと。
CS放送 CSを使用した放送はCATV(有線放送)の普及とともに利用者が増えた。  スーパーチャンネルやスターチャンネルなどは大変な人気であった。その後  直接家庭で受信する方式のスカイ・パーフェク・TVとディレクTVが契約  者をどんどん拡大して、それら経由で見る人も増えた。  CS放送とBS放送で何が違うのかとよく聞かれるのであるが、要するに  方式が違うということである。法律上は区別されているが、その間の技術  の差はそんなに無い。ただしBSの電波の方がCSの電波より出力が大きく、  初期の段階ではBSの方が家庭で受信しやすかったのである。  方式の違いのため、現在家庭用テレビでもBSチューナーとCSチューナーの  両方を用意しなければならない事態になっており、これを統合して一つの  チューナーで受信できるようにしようという動きがある。
C/S (Client and Server) クライアントマシンとサーバーマシンにより構  成される分散型の処理システム。    これは、従来の大企業型のホスト・スレーブ型システムに対して、負荷を  分散させデータの安全性を高めるためのシステムという文脈で言う場合と、  中小企業で見られたスタンドアロンのマシンが散らばっている状態を統合  して、データの不整合を防ぎ、作業の効率化を図るためのシステムという  文脈で言われる場合とがある。  クライアントは「依頼者」、サーバーは「奉仕者」。  スレーブは「奴隷」、ホストは「主人」。  つまり昔の大企業のシステムというのは、巨大な「ご主人様」のコンピュ  ータに何万台もの「奴隷」のコンピュータがかしづいており、ご主人様の  ご機嫌を伺いながら、仕事をしていた。大したことない作業は「コンピュ  ータでやるほどのことではない」と言われたものである。  これに対して、現代のシステムでは、作業を主にやっているのは「依頼者」  のコンビュータを使う人間であり、コンピュータ室に置かれた巨大マシン  は「奉仕者」として、各依頼主から頼まれたことをやっている。主客が逆  転したのである。そこで「そんなこと手作業でやってないでコンピュータ  でやればいいだろう」と言われるようになった。  中小企業では一般にお金がないので小さなマシンを少しずつ買っていた。  そのため、いろいろな機種がとっちらかり、その間も接続されていない  (スタンドアロン−孤立するもの)ので、データを持ち運ぶにはフロッピ  ーなどにコピーする必要があり、ひどい場合はフロッピーに互換性がなく  て、再入力していた。    それを近年はイーサーネットで接続してLANを構成し、その全体の管理  をするマシンとして、黙々と動き続けるサーバーが導入されたのである。  これによって各人はデータは全てサーバーに置いておけば、どのマシンの  前に座っても作業ができるという状況になった。以前は「私のデータがそ  のマシンに入ってるから、ちょっとコピーさせて」などという会話がされ  ていたものである。するとよく「ちゃんと使ったらフロッピーに吸い上げ  ておけよ。ディスクに置いておいて誰かが消したって知らないよ」などと  叱られたものである。
c/s (Cycle per Second) 1秒あたりのサイクル数。普通は Hz (ヘルツ)と  書く。