CRC (Cyclic Redundancy Check) データの伝送や記録において、誤りを防ぐ 
 ためのチェック符合の方式のひとつ。このチェックで誤りが見落とされる 
 確率はほとんどなく、しかも状況によっては誤りを訂正することも可能で 
 あるため、ひじょうによく使われている。(例えばパリティ・チェック 
 だと2ビット落ちたら誤りを見過ごしてしまう) 
 ただし方法はやや複雑である。送信側(書込側)ではビットの列を整多項式 
 とみなして、定められた「生成多項式」によって多項式の割り算を行い、 
 その余りをまたビット列に直して記録しておく。すると受信側(読取側)で 
 は、その同じ生成多項式でビット列の多項式を割ってみて、割り切れれば 
 正しく受信(読取)できたとみなしてよい。 
 整多項式は各項がほぼ独立であるから、複数のビットの誤りが相互に影響 
 しあって、あたかも誤りが無いように見えることが皆無なのである。 
 CRCでなぜチェックになっているかということについては、自分でこの作業 
 を手計算で一度やってみると、ものすごく納得できる。どうしてもビット 
 落ちさせて同じ余りが出るようにできないのである!! 
 CRC方式の命は生成多項式の選び方にあり、実はまずい生成多項式では 
 チェックの役割を果たさない。これは確認するには自分で独自に生成多項 
 式を作ってみようとするとよい。今度はどうしても欠陥が出るのである!! 
 現在使用されている生成多項式にはいくつかの種類があるが、中ではCRC16 
 と呼ばれる 1+X2+X15+X16 は有名である。ISO3407(JIS-C6281) にも採用さ 
 れている。ほかに、ISO1863(JIS-X6103)の 1+X3+X4+X5+X6+X9 などもある。 

CRC (Century Research Center) ソフトハウスの名前。
Cricket Hewlett-Packard社の腕時計型電卓HP01開発コードネーム
CRIN (CRedit Information Network) 信用情報機関同士の情報交換システム。  CIC, FCBJ, 全国銀行協会の三社で信用情報の交換をしている。
cron 指定した日時にプログラムを起動するUNIXのデーモン。
crontab (cron table) cronが実行するプログラムを記述するファイル。
CRP (C-reactive protein) C反応性蛋白。ちなみに「C」はC多糖体に由来  するもので、C多糖体のCは、何かの略ではなく、Rebecca Lancefield  (1895-1981)が細菌を分類した時のA群,B群,C群,... のCに由来する。
CRR (Central Readiness Regiment) 陸上自衛隊の中央即応連隊。
CRS (Computer Reservation System) コンピュータを利用した座席予約シ  ステム。主に米国航空機業界で普及しているセイバー(アメリカン航空)・  アポロ(ユナイテッド航空)などを言う。
CRT (Cathode-Ray Tube) 陰極線管、つまりブラウン管。ただし日本語の  使い方としては、一説によれば、初期の金属製のものを陰極線管と呼び、  現在テレビなどに広く使われているガラス製のものをブラウン管と呼ぶ  のだとも。  コンピュータの表示装置(ディスプレイ)として広く使われており、一時期  はディスプレイといえばCRTであったが、今後は液晶ディスプレイや  プラズマディスプレイなどの場所を取らないものに移行していくものと  思われる。(むろん薄型の扁平CRTというものも存在するが)  →ディスプレイ
CRTディスプレイ CRTを使用したディスプレイのこと。構成的にはテレビ  の表示装置とほぼ同じである。原理的にはブラウン管の見える側には蛍光  体が塗ってあり、そこに反対側から電子銃(ガン)で電子ビームを当てて、  蛍光体を発光させる。  カラーテレビーの場合は通常、光の3原色にあわせて3本の電子銃を使用  するが、この方式の泣き所は、電子銃が色ごとに別々であるために、光の  出る場所が違うことで3原色間に微妙な色ズレが起きることである。これ  を1本の電子銃にやらせることにより解決したのがソニーが世界に誇る  「トリニトロン」である。  CRTでは画面全体が同時に光っているように見えても、実は常に電子銃が  画面の隅から隅まで、せわしなく走っている。(むろん電子銃の向きを  変える訳ではなく磁界で曲げる。物理的にあんなに高速には動かせない)    この走り方は、画面の上の左端(表から見て)から始まって、右端へ行き、  いったん光を止めて左端のさっきより少し下に戻って、再度光を出して  また右端まで行く。  これを繰り返して、画面の右下までたどりついたら、また光をいったん  消して画面の左上に復帰する。  つまりCRTの画面というのは実は多数の線で構成されており、これを走査線  といい、右端から左端へ戻る時間を水平復帰時間(水平ブランク)、右下  から左上に戻る時間を垂直復帰時間(垂直ブランク)という。  CRTのコントローラはこの復帰が始まった瞬間に割込信号を送ってくれる  ので、CRTを直接制御するブログラムはこの光が出ていない時間にCRTに  対する各種のデータ書き変え・制御を行わなければならない。垂直復帰  時間はかなり長いので、多くの処理はここで行えるが、それでは足りな  い場合、水平復帰時間も使用することがある。
CRTの周波数 CRTの画面を表示する速度のこと。CRTの画面は上記で説明し  たように、1本の走査線が画面全体を走り回って1枚の絵(フレーム)を描  いている。このフレームを1秒間に何枚表示するかというのが、周波数  (フレーム周波数)である。    ただし、伝送にかかる時間あるいは電子銃を制御する時間と、残像の維持  時間の関係で、ある程度より遅い周波数の場合は、まじめに毎回全画面を  走査していたのでは画面がちらついてしまう。そこで、1回目は偶数番目  の走査線を走り、2回目は奇数番目の走査線を走る、などということがよく  行われる。これを「飛越し走査」(インターレース)と呼んでいる。    この場合、1回の飛越し走査をフィールドと呼ぶ。垂直復帰は1フィールド  ごとに起きることになる。このフィールドの表示速度は「フィールド周波数」  で、インターレースが行われている場合、フレーム周波数はフィールド周  波数の半分になる。    日本のテレビ放送ではインターレース方式で1秒間に60枚の画像を送って  いるので、フィールド周波数は60Hz, フレーム周波数は30Hz になる。    近年のCRT製造技術では、実際にはこの伝送されてきた画像を表示する  速度よりはるかに速く電子銃を制御することができる。そのため行われて  いるのは、半分の走査線を受信した段階で、欠けている走査線を電子的に  補間してしまい(要するに勝手にでっちあげる)、インターレースせずに  画面に表示する方法である。    これを行うと、まじめに伝送されてきた通りに表示するのに比べて、大変  きれいな画面になる。どこかのメーカーがあたかも最近自分の所がやり出  したようなCMを流しているという噂もあるが、この方式のテレビは少な  くとも7〜8年前から出ているものである。    なお、水平走査の速度(1秒間に何本水平線を描くか)を水平走査周波数と  もいう。つまり、水平走査周波数はフレーム周波数に走査線の数を掛けた  ものである。たとえば、日本のテレビ放送(NTSC)は走査線が525本で1秒間  に30フレーム(60フィールド÷2)なので、水平周波数は525×30=15750 で  15.75KHz ということになる。    最近のパソコン用のディスプレイは一般にマルチシンクと呼ばれ、代表  的な操作方式の多くに対応しているので問題無いが、昔はパソコン毎にデ  ィスプレイの周波数や方式(特にインターレースをするかどうか)が異なり  ディスプレイ側も特定のパソコンだけに合わせて作られていたので、たい  へんであった。  →フレーム