82430FX インテルの第3世代のPentium用チップセット。開発コード 
 ネームは Triton. 82437FX (TSC=Triton System Controller) 1個と 82438FX 
 (TDP=Triton Data Path unit) 2個とで構成されている。Pentium-75MHz以 
 上のCPU (P54C)対応で、PCIバスが高速化されており、EDO-DRAMのサポー 
 ト、Pipelined Burst SRAMの接続可などの特徴がある。 
 しかし、82430FXはデュアルプロセッサにすることが困難で、メモリーも 
 128MBまでにしか対応していない。こういった点は430HXを待たねばなら 
 ない。 

82430VX インテルの第3世代のPentium用チップセット。82430FXの廉  価版。82437VX 1個と 82438VX 2個からなる。Pentium 75〜200MHzに対応。  USBに対応。また SMBA (Shared Memory Buffer Architecture)をサポート  している。
82430MX インテルの第3世代のPentium用チップセット。82430FXのノ  ートパソコン向けのバージョン。 82437MX (MTSC=Mobile TSC) 1個と  82438MX (MTDP=Mobile TDP) 2個からなる。 Pentium 75MHz以上に対応。  クロック数を制御するなどの省電力機能が追加されている。
82430HX → 430HX
82430TX → 430TX
【9】
98 →PC98
98CanBe 日本電気のPC98シリーズの一系統。ディスプレイ一体型の入門  モデル。
98FELLOW 日本電気のPC98シリーズの一系統。1993年2月に98MATEが発売  されて日本電気が独自路線を修正した時、従来のPC9801の仕様がどうして  も必要な人のために継続販売したシリーズである。1995年夏まで継続された。
98LaVie 日本電気のPC98シリーズの一系統で、ノートタイプのもの。  98NOTEシリーズの後継になる。
98MATE 日本電気のPC98シリーズの一系統でPC9821シリーズの根幹シリ  ーズ。1993年2月に発売された 9821Ap,As,Ae が最初である。    このシリーズの発売は日本電気が独自のPC98仕様を放棄し始めたことを意  味する。最初はどこのメーカーも独自の仕様のパソコンを作っていたが、  やがてアップルと日本電気を除いては、みなIBM-PCの互換機になってしま  っていた。しかしIBM-PCは日本語の処理の問題で苦戦をしていた。  その時に生まれたのがDOS/Vの技術とである。この技術によってIBM-PC上  でも日本語の処理に問題はなくなった。このため日本電気のPC98は従来の  割高な価格を修正せざるを得なくなり、世界市場で安価に調達できるIBM-  PC用の部品を採用した新しいシリーズを始めざるを得なくなったのである。  更には、当時Windowsが普及し始めようとしていたため、Windowsの標  準マシンではないPC9801上では様々な不都合が発生していた。このため、  日本電気としてももはや世界標準となってしまったIBM-PCのアーキテクチ  ュアを次世代のウィンドウズ・システム(当時はOS/2を見ていたと思うが  結果的にはWindows95になった)が発売されて、それが標準になってしま  う前に、自社のパソコンに取り込む必要があった。しかもそれを従来の  PC9801のファンを裏切らないように、軟着陸で持っていく必要があったの  である。つまり、この98MATEは日本電気がPC9801からPC9801NXへと進  化するための道程であり、初期の頃はまだまだ独自部品が多かったのが、  最後の頃はほとんどがIBM-PCと共通の部品で構成されるようになっている。  この98MATEの発売は当時の日本電気の上層部のわずかな人数によって決断  され多くの反対を押し切って断行されたといわれる。
98Multi 日本電気の最初のPC9821シリーズ。1992年11月に発売された。  98MATEの先行モデル的な意味合いもあるが、どちらかというと様子伺いに  出したようなマシンで、対応ソフトも少なかった。この路線を継続してい  たら日本電気も危なかったかも知れないが、幸いなことに日本電気の経営  陣は翌年初め、大いなる決断を下して、衝撃的な98MATEを発売する。  なお、98Multiのコンセプトは98CanBeに引き継がれた。
98NOTE 日本電気のPC98シリーズのパソコンでノートサイズのもの。本来  は89年11月に発売されたPC9801Nのニックネームであるが、その後のノート  型のPC98も全て98NOTEと呼ばれる。  →PC98
98NX 日本電気が1997年10月に発売したパソコンのシリーズで、初めて国内  で本格的に発売したIBM-PC互換機。    実は日本電気も以前からアメリカ市場ではIBM-PC互換機を発売しており、  また国内でも実はサーバー用マシンのExpressを発売していた。更には1996  年6月にはパッカードベルを事実上傘下に収めて、パツカードベルのIBM-PC  互換機を国内でも既に発売していた。しかしNXの発売は、日本電気が今後  はIBM-PC互換機を販売していくのだということを完全に宣言したことになる。  この発売により、日本電気のパソコンのシェアの落ち込みのスピードは  弱まり、富士通と並んで国内の25%を占めるトップセラーの地位を維持した。
98ValueStar 日本電気のPC98シリーズのパソコンセット。本体とディス  プレイをセット販売した商品である。初期の頃は98MATE相当のもの、現在  はむろんNX仕様のものとセット販売されている。
98エミュレータ 日本電気のPC9801シリーズのソフトをIBM-PC互換機で  動作させるエミュレータソフト。ソフトの力だけでエミュレートするもの  と、専用ボードを入れてエミュレートするものがある。
98互換機 日本電気のPC9801シリーズのソフトが動作する他社のパソコン。  最も有名なのはEpsonが製作した一連のシリーズであろう。
98セカンドバス アイオーデータが提唱した、PC98用の小型のボード規格。  PC98の拡張スロットを2倍に使うことができるものだが、あまり普及しなか  ったかも知れない。
9801 →PC9801
9821 →PC9821
【A】
A (Ampere) アンペア。電流の単位。 →W,V,Ω
A+ アメリカのCompTIAが実施しているパソコン保守能力認定試験。
Aライン 服飾用語で、胸の辺りで締まって裾に向けて広がっていくフォルム。
a2b_Music AT&Tの研究所の名前で、音楽配信技術を研究している。   http://www.a2bmusic.com 参照。
A20ライン インテル80286及びそれと互換のCPUのアドレスバスの21本  目のラインのこと(1番目がA0)。8086互換モードで動作している時は通常  ここは閉じられているが、有効にすると、HMAに直接アクセスできる。  8086のアドレスは2つの16ビット値を4ビットずらして重ねることによって  行う。そのため、0000:0000 = 00000, 1312:472C = 1784C のようにあたか  も20ビットでアドレスしているかのごとく、使うことができる。ところが  実は FFFF:FFFF とすると、繰り上がり!が起きて、10FFEF になるので、  8086では存在しない 10000〜10FFEF の約64Kのメモリー空間にアクセスす  ることができるのである。  しかし8086互換モードで動いている時は80286は0〜19のアドレスバスのみ  を使用しているので、この部分を見ることができない。しかし特別にA20  を開ける命令を実行すれば、それ以降はごく普通のメモリーと同様にこの  部分が使用できるようになるのである。このエリアをHMAと呼んでいる。