820 インテルが近々発売予定のPentiumIII用のチップセット。問題の 
 ラムバスDRAMをサポートする。 

8008 インテルが精工舎とともに開発し、1972年に発売した8ビットCPU。  これはi4004の倍の性能を持つ、という意味で付けられたネーミングである。
8080 インテルが1974年に発売した8ビットCPU。8008の改良版で、イン  テルはこのあたりから本格的にCPUの事業に取り組んでいく。
8085 インテルが1976年に発売した8ビットCPU。8080の後継機。
8086 インテルが1978年に発売した16ビットCPU。モトローラの68000  とならぶ16ビットCPUの代表的存在。MSDOSはこのCPUと互換のCPU上で  動作するOSである。日本電気のPC9801n5200,IBM5550 など  に使用された。16ビットCPUではあるが、アドレスレジスタを2個、4ビット  ずらして使うことにより20ビット、つまり1MBのメモリー空間にアクセス  することができた。AX,BX,CX,DXという4つの演算レジスタを持ち、これは  それぞれ半分にして AH,AL,BH,BL,CH,CL,DH,DL という8ビットのレジスタ  としても使えるようになっていて、8080的にも使えるようになっていた。
8087 インテル製の浮動小数点演算プロセッサ。8086と組み合わせて使  用する。
8088 インテルが1979年に発売した16ビットCPUIBMのPCおよびPC/XT  に使用された。MSDOSは本来、IBM-PC用に開発されたOSである。
80186 インテルが1982年に発売した16ビットCPU。このCPUはそんなに  使用されず、すぐに次の80286の時代に移った。
80286 インテルが1982年に発売した16ビットCPUWindowsを誕生させ  たCPUである。Windowsの1.0, 2.0, 2.1 はこのCPU上で640KBのメモリーで  動作していた。今考えてみるとこれはすごいことである。  80286は24ビットのアドレスレジスタを持ち、物理16MB、仮想で1GBと  いう、当時としては途方もない巨大なメモリー空間をサポートしていた。  また初めてメモリー保護機能が加わり、マルチタスクで使いやすいよう  になった。日本電気のPC98XA, PC9801VX, IBMのPC/AT,5560 などに  使用された。ただし、80286はほとんどの人が「高速な8086」としてしか  使っていない。
80386 →i386
82430LX インテルの第1世代のPentium用チップセット。開発コード  ネームは Mercury. 82433LX (LBX=Local Bus Accelerator) 2個と82434LX  (PCMC=PCI Cache and Memory Controller) 1個からなる。Pentiumの60/66  MHzに対応していて、2次キャッシュ用のタグRAM内蔵。BurstSRAMをサポ  ートしている。2次キャッシュは256KB または 512KB。メモリーは最大192MB。
82430NX インテルの第2世代のPentium用チップセット。82430LXを  P54C(Pentium-75MHz以上)に対応させたものである。基本的には LX と同  じ仕様で 82433NX (LBX) 2個と82434LX (PCMC) 1個からなる。ただしメモ  リーは512MBまで対応するようになった。また2次キャッシュのライトバッ  ク、デュアル・プロセッサ対応などの改良が行われている。
82430FX インテルの第3世代のPentium用チップセット。開発コード  ネームは Triton. 82437FX (TSC=Triton System Controller) 1個と 82438FX  (TDP=Triton Data Path unit) 2個とで構成されている。Pentium-75MHz以  上のCPU (P54C)対応で、PCIバスが高速化されており、EDO-DRAMのサポー  ト、Pipelined Burst SRAMの接続可などの特徴がある。  しかし、82430FXはデュアルプロセッサにすることが困難で、メモリーも  128MBまでにしか対応していない。こういった点は430HXを待たねばなら  ない。
82430VX インテルの第3世代のPentium用チップセット。82430FXの廉  価版。82437VX 1個と 82438VX 2個からなる。Pentium 75〜200MHzに対応。  USBに対応。また SMBA (Shared Memory Buffer Architecture)をサポート  している。
82430MX インテルの第3世代のPentium用チップセット。82430FXのノ  ートパソコン向けのバージョン。 82437MX (MTSC=Mobile TSC) 1個と  82438MX (MTDP=Mobile TDP) 2個からなる。 Pentium 75MHz以上に対応。  クロック数を制御するなどの省電力機能が追加されている。
82430HX → 430HX
82430TX → 430TX
【9】
98 →PC98
98CanBe 日本電気のPC98シリーズの一系統。ディスプレイ一体型の入門  モデル。
98FELLOW 日本電気のPC98シリーズの一系統。1993年2月に98MATEが発売  されて日本電気が独自路線を修正した時、従来のPC9801の仕様がどうして  も必要な人のために継続販売したシリーズである。1995年夏まで継続された。
98LaVie 日本電気のPC98シリーズの一系統で、ノートタイプのもの。  98NOTEシリーズの後継になる。
98MATE 日本電気のPC98シリーズの一系統でPC9821シリーズの根幹シリ  ーズ。1993年2月に発売された 9821Ap,As,Ae が最初である。    このシリーズの発売は日本電気が独自のPC98仕様を放棄し始めたことを意  味する。最初はどこのメーカーも独自の仕様のパソコンを作っていたが、  やがてアップルと日本電気を除いては、みなIBM-PCの互換機になってしま  っていた。しかしIBM-PCは日本語の処理の問題で苦戦をしていた。  その時に生まれたのがDOS/Vの技術とである。この技術によってIBM-PC上  でも日本語の処理に問題はなくなった。このため日本電気のPC98は従来の  割高な価格を修正せざるを得なくなり、世界市場で安価に調達できるIBM-  PC用の部品を採用した新しいシリーズを始めざるを得なくなったのである。  更には、当時Windowsが普及し始めようとしていたため、Windowsの標  準マシンではないPC9801上では様々な不都合が発生していた。このため、  日本電気としてももはや世界標準となってしまったIBM-PCのアーキテクチ  ュアを次世代のウィンドウズ・システム(当時はOS/2を見ていたと思うが  結果的にはWindows95になった)が発売されて、それが標準になってしま  う前に、自社のパソコンに取り込む必要があった。しかもそれを従来の  PC9801のファンを裏切らないように、軟着陸で持っていく必要があったの  である。つまり、この98MATEは日本電気がPC9801からPC9801NXへと進  化するための道程であり、初期の頃はまだまだ独自部品が多かったのが、  最後の頃はほとんどがIBM-PCと共通の部品で構成されるようになっている。  この98MATEの発売は当時の日本電気の上層部のわずかな人数によって決断  され多くの反対を押し切って断行されたといわれる。
98Multi 日本電気の最初のPC9821シリーズ。1992年11月に発売された。  98MATEの先行モデル的な意味合いもあるが、どちらかというと様子伺いに  出したようなマシンで、対応ソフトも少なかった。この路線を継続してい  たら日本電気も危なかったかも知れないが、幸いなことに日本電気の経営  陣は翌年初め、大いなる決断を下して、衝撃的な98MATEを発売する。  なお、98Multiのコンセプトは98CanBeに引き継がれた。
98NOTE 日本電気のPC98シリーズのパソコンでノートサイズのもの。本来  は89年11月に発売されたPC9801Nのニックネームであるが、その後のノート  型のPC98も全て98NOTEと呼ばれる。  →PC98