閏秒 (うるうびょう,leap second) 元々時間というのは1太陽日の長さの 
 24分の1を1時間、その60分の1を1分、その60分の1を1秒と定めたものである 
 が、太陽日は常に変動するものでありその平均をとったところで長い間には 
 変化していくものである。しかし近年の高度な科学技術の運用や研究において 
 は時間の基準がそのように変化していくというのはとても困ったことである。 
  
 そこで時間の単位についてはもっと安定したものを使用することになり1967年 
 10月の第13回国際度量衡総会で、1秒の長さは「セシウム133原子の基底状態の2つ 
 の超微細単位(F=4・M=0 及び F=3・M=0)の間の遷移に対応する放射の9192631770 
 周期の継続時間」と定められた。 
  
 この結果、天体の動きに応じて定まる時刻(UT1/UT2)と原子時計によって定まる 
 時刻(UTC)の間にしばしばズレが生じてしまうようになった。一般には地球の 
 自転が年々遅くなってきていることからUTC側が進んでしまうため、時々UTC側 
 に余分な1秒を入れて調整する(ずれかたは一定ではないので逆に1秒抜くこと 
 もある)。これを閏秒という。 
  
 閏秒は12月か6月の末日(第1優先)、3月か9月の末日(第2優先)、どうしても 
 必要な場合は任意の月の末日の最終秒の後に1秒を追加又は引き抜くことにより 
 実行される。基本的にはUTCとUT1の差が1秒以内に収まるようにしている。 
 閏秒の時期を決定しているのは国際地球回転観測事業(IERS=International Earth 
 Rotation Service)の中央局である。 
 コンピュータの時計も本当はこの閏秒に合わせて調整するべきなのだが、一般に 
 コンピュータに内蔵されている時計は、閏秒の調整をしなければならないほどの 
 精度がないので気にする必要はない。また時刻サーバーなどを利用して常に 
 正確な時刻を設定している場合は、時刻サーバーで閏秒も処理しているので、 
 やはり気にする必要はない。 
 →UT

ウルティマ (Ultima) 伝説的なRPGソフト。Origin Systemsが開発。
ウルトラATA →UltarATA
ウルトラナビ (ultra navi) → タッチパッド
ウルトラネット (Ultra Net) ウルトラネットワークテクノロジ社が開発した  LAN規格で同社のスーパーコンピュータやグラフィックマシンを接続するための  1GBPSのネットワーク。高速ハードディスクの接続用の規格HIPPIが出た時に  それを生かすためにはこのパワーが欲しいと注目された。
ウルトラペイント (Ultra Paint) デネバ社製のペイント系グラフィックソフト。
うろこ 日本語の明朝体などの書体に見られる、横線の右端の▲状の墨だまり。
上書き (うわがき,overwrite) 現在あるデータを消してその上に書き込むこと。  ファイルの上書きは、現在あるファイルを削除して新しいファイルを作る。  レコードの上書きは、現在あるレコードを削除して新しいレコードに置換する。  索引を伴うファイルの場合、レコードを上書きしてもキーが変更されない場合は  索引は更新されない。古い索引ファイルのシステムではキーを変更しての上書き  を禁止していたものも多い。またキーを変更して上書きしようとすると上書き  にならずに新しいレコードが追加される仕様になっていたものもある。  ファイルの上書きの場合、元のファイルが .bak .org などの名前で保存される  ものもある。.001 .002 などのように数字になるものもある。これはVAXの  ファイルシステムなどに見られた世代管理の思想を受け継ぐものであろう。    レコードの上書きの場合も、念のため前のレコードは削除マークを付けて保存  しておき万一の場合の復旧ができるようにしているシステムも多い。
上書きインストール (うわがきいんすとーる) 主としてバージョンアップ版のソフトやOS  を、元のシステムの上にそのままインストールすること。    これをした場合、元のソフトを消してからインストールした場合と違い、元の  ソフトで設定していた個人的な好みや周辺機器などの定義がそのまま引き継が  れるという利点がある。(インストーラがそれを考慮していた場合)    ただしソフトによっては上書きインストールができず、前のをいったん削除し  なければインストールできないものもある。
上書きモード (うわがきもーど) テキストエディタやワープロなどで、キーを打つと  その文字が今ある文字に置換されていくモード。もうひとつのモードは打った  文字が挿入されていくインサートモードで、現在では多くのソフトがインサ  ートモードの方をデフォルトにしているが昔は上書きモードがデフォルトと  いうソフトが多かった。
上書き保存 (うわがきほぞん,save) 現在編集しているファイルにその編集内容  を反映させること。今のファイルを変更せずに新たなファイルにその内容を  書き込みたい時には名前を付けて保存(save as)を指定しなければならない。  しばしば何かのファイルを参考にして別のファイルを作ろうとして、元のファ  イルをエディタで開き、色々変更した後、うっかり元のファイルに「上書き保存」  で書き戻してしまい、元のファイルが失われるという事故がよくある。  そういう場合は、元のファイルを開いた直後に名前を付けて保存するか、  元のファイルを最初にコピーして、そのコピーしたものを開いて編集する、  などといった手順を踏むべきである。
上付き文字 (うわつきもじ, superscript) 通常の文字の並びより上に  やや小さな書体で印刷される文字。冪乗の表示などに使用する。HTMLでは  <sup>タグで表示される。    「うえつきもじ」と読む人もおり、その読みで収録している用語事典もあるが  JIS(Z-8125)は「うわつき」と読んでいる。
運転シミュレーター (うんてんしみゅれーたー, Driver Simulator) 自動車の運転の  シミュレーション装置。運転の練習用、F1やラリーなどの臨場感の体験用、  また運転操作の研究用などに使用されている。    →フライト・シミュレータ
うんぬ →Wnn
運用テスト (operation test) システムが完成し、システム部門でのテストが  完了したあとで、運用部門が本番と同様に使ってみて、意図通りに動いて  くれるかを確認するテスト。一般に大量の要望や、システム部門では気付か  なかったバグが出るので、それを修正した上で、また運用テストを依頼する。  これを数度繰り返して、本番で使えるようになる。
【え】
エアーエッヂ →AirH"
エアチェック (Air Check) 放送(特にFM放送で流れる音楽)を家庭で  カセットテープに録音すること。    1970〜1980年代のFM文化であり、当時は録音しやすいように、曲紹介  のあとで2秒ほど開けてから音楽を掛け、終了してからナレーションを  再開していた。またこのためにFM番組情報誌が刊行され、どの番組で  どんな曲が放送される予定かが掲示されていたので、それで予定を  立てて録音の準備をしておくファンが多かった。当時は全国のFM局で  同時に同じ番組を流すため、あらかじめ高性能のテープレコーダに  番組を収録し、各FM局にコピーを配送しておいて、一斉に放送していた  ので、放送する曲も確定していたのである。    1990年代に高音質で何度掛けても傷まないCDが普及したことで  カセットテープが廃れるとともに(アナログレコード時代はレコードが  傷まないようにするため、カセットにダビングして聞くのがオーティオ  ファンの常識だった)、FM各局を結ぶ高速回線ができて生で全国同時放送  ができるようになったことで生放送が増え、また生放送の特性を生かして  放送中にリスナーからリクエストを受け付ける番組も増え、結果的に  予定通りの放送が行われないことが多くなったことなどもあって、  エアチェック文化は衰退した。    現在のFM放送では、逆に録音しにくいように、わざと音楽にかぶせて  ナレーションを入れている。