紙型 (しけい, paper matrix, paper mold) 活版印刷で使用される、特殊な 
 耐熱紙で作られた凹型の鋳型。活版印刷では活字を並べて版を作り印刷する 
 が、そのままでは大量印刷ができないし、また再版のためにそのまま保存して 
 おくことも困難である。そこで活字で作った版に特殊な紙をかぶせて型を取り、 
 これに熔かした合金を流し込んで印刷用の版を作るとともに、書籍の場合は 
 この紙の型を再版用に保管しておく。これが紙型である。 
 →母型

ジョイスティック (joy stick) 手で握って任意の方向に動かすことができる  タイプの比較的大型のポインティングデバイス。    一般にゲームでよく使われ、スティックによってカーソルや照準を移動させ  握りしめて押す形式の「トリガーボタン」がシューティングゲームなら弾の  発射ボタンになっている。この他、一番上に「ハットボタン」が付いている  ほか、幾つかのボタンが付いている。    ゲーム以外では近年航空機の操縦用として採用された例もある。
スタンバイ (standby) 何かをすぐ実行できるように準備しておくこと。  パソコンの場合はメモリ以外(GPUやハードディスク・ディスプレイ等)  の電源供給を停止して超低電力消費状態にすること。サスペンドとも。    実行中のデータが保持されるので、再開(レジューム)するとそれ以前  の作業をそのまま継続可能で、エディタや画像ソフトなどで編集中であった  データもそのまま利用できる。また復帰自体にかかる時間もだいたい2〜3秒  程度と高速である。    【ACPIステータス】   S0 フル稼働状態   S1 低消費電力状態   S2 プロセッサとキャッシュの電源off   S3 チップセットも電源off。メモリーのみ電源on(スタンバイ状態)   S4 ハイバネート   S5 ソフトウェアによる電源オフ    ノートパソコンの場合、ふたをパタンと閉じて作業をやめるのを基本に  している人が多く、その場合はスタンバイに移行するが、最近のマシン  ではだいたいスタンバイ移行後しばらくたったら、ハイバネートに  移行してバッテリーが切れた場合もデータを安全に守ることができる  ようになっている。Windows Vistaではこの手法が正規に認定され、  これができることがMicrosoftの認定マークを取得するのに必要となった。    →スリープ
スティックポインター (stick pointer) → トラックポイント
スマートフォン (smart phone) 高機能な携帯。かなり広い画面を持ち、  タッチスクリーンやフルキーボードで操作できるもの。フィーチャーフォン  に比べると安定性に欠きパソコン同様のトラブルが起きる可能性もあるが、  その代わりフィーチャーフォンではとても動かないような高度なアプリ  ケーションを作成・インストール可能。
スリープ (sleep) Windows Vistaで導入された新しい電源管理の概念で、  従来のスタンバイハイバネートを統合したもの。    ノートパソコンの場合は従来からノートパソコンメーカーが取り入れていた  方式とほぼ同じで、電源ボタンを押すかふたを閉じた場合、まずスタンバイ  状態にした上で、そのまま一定時間経過するか、バッテリーの残りが少なく  なるかしたら自動的にハイバネートに移行する。    デスクトップパソコンの場合は、ハイバネート領域にデータを書き込んだ  上で、スタンバイ状態に移行する。この場合、次に電源ボタンを投入した  時にスタンバイのデータが使えればそこから高速復帰し、途中で電源コード  が抜かれたりしていてそちらが使えなければハイバネート領域から復帰する。  この方法を「ハイブリッド・スリープ」という。    スタンバイは復帰が速い代わりに電源供給とバッテリーが切れると情報が  失われる。ハイバネートは電源がなくても大丈夫だが復帰に時間がかかる。  ハイブリッド・スリープはスリープの情報が残っていればそこから復帰する  ので高速だし、ディスクにも書いているから電源切れでも平気である。  なお、ノートパソコンでもハイブリッド・スリープを選択することは可能である。  デスクトップの場合は問答無用でスリープはハイブリッド・スリープになる。
脱獄 (jailbreaking) 主としてiPhoneなどに搭載されているiOS上で、  メーカーが公認していないアプリケーションを動作させる環境を作ること。  JBと略されることも多い。    このことば自体はゲーム機などの文化で以前から使用されていたものであるが  iPhoneの普及で、脱獄といえばiPhoneを連想する人が多くなり、またiPhoneの  ユーザーでも上級ユーザーは脱獄させて利用するのが、当たり前になっている。    JailbreakMe, Greenpois0n, limera1n などの脱獄用ツールが利用されており、  また脱獄したあとは Cydia, Rock などのツールでソフトのインストールを  おこなう。    なお、『脱獄はあくまで自己責任でする行為』なので、この手のツールを使用  して万一本体が壊れても、そのソフトを使用した本人の責任である。自分で責任  を取れない人は、絶対に実行してはならない。    脱獄についてAppleは基本的に黙認の姿勢ではあるものの一応違法の可能性が  あると指摘しているが、アメリカ著作権局は、利用者が合法的に入手したソフト  を実行するために脱獄することは合法であるとの見解を出している。またApple  は iPhone関連の特許申請の際に、うっかり脱獄しなければ利用できないソフト  の名前を記載してしまったことがある。    →Cydia,SHSH
タッチスクリーン (touch screen) →タッチパネル
タッチパッド (touch pad) 小型で薄膜型のポインティングデバイス。  1995年後半頃から一部のノートパソコンに搭載され、その後ノートパソコン  のポインティングデバイスの標準的な存在となった。    それ以前のノートパソコンではトラックボールを搭載するものが多かったが  トラックボールはマウスを移動する能力しかなく、クリックは別途ボタンを  押さなければならないので、その間の手の移動のタイムラグが不快であった。    しかしタッチパッドの場合は、これだけで、クリック・移動・ドラッグと  いった操作をすることができるので、マウスと同程度の操作能力があり、  上位メーカーの製品の場合は思った所にピタリと止めることができるので  グラフィックソフトで編集したい1点にストレス無くマウスカーソルを  止めて編集可能で、ノートパソコンの能力を大きく向上させることになった。    またタッチパッドはマウス的な使い方以上に色々な機能を組み込んである  場合がある。代表的なものに下記のようなものがある。     ・右上端にしばらく指を置いていたら右クリック相当   ・右端を上下になぞると縦スクロール   ・上端を左右になぞると横スクロール   ・全体をタブレットとして使って画像入力する    なおタッチパッドはメーカーにより色々な名称で呼ばれる。下記はその例である。   ・グライドポイント - アルプス電気   ・フラットポイント - 富士通   ・トラックパッド - アップル   ・ホイールパッド - パナソニック   ・NXパッド - 日本電気   ・ウルトラナビ - IBM(レノボ) ※普通にタッチパッドと呼ぶ場合もある