紙テープ (かみてーぷ, paper tape) テープ状の紙に穴を開けて情報を 
 記録するもの。1970年代頃までは、コンピュータの重要な記録媒体だった。 
 1列に5〜8個の穴を開けてデータを記録していた。当時の技術者の中には 
 紙テープの穴を見ながら内容を読んだりする人たちもいた。 
  
 紙テープの利点は安価で巻いてコンパクトにファイルを収納できること、 
 入出力双方に使えることなどであるが、途中の一部の情報を修正しよう 
 とすると面倒だったし、また持ち運んでいる最中に真ん中を落として 
 しまうと、再度巻くのがたいへんであった。 
  
 磁気方式の記録媒体が普及した1980年代でも、工場やパチンコ店などで 
 使われ続けていた。 

紙テープ穿孔機 (かみてーぷせんこうき, paper tape puncher,略称PTP)  紙テープに穴を開けて情報を記録する機械。
紙テープ読取機 (かみてーぷよみとりき, paper tape reader,略称PTR)  紙テープの情報を読み取る機械。  1970年代には一般に光学式のものが使用されていた。  また読取機にも穿孔機にもなるものも多かった。
紙のサイズ (かみのさいず, paper size)  現在日本でよく使用されている紙のサイズは国際規格のA判と日本独自規格の  B判がある。A判,B判は全紙サイズのA0,B0をベースにして、その半分、半分の  サイズを作っていったものである。(以下数字はmm)    国際A判 A0=841x1189 A1=594x841 A2=420x594 A3=297x420      A4=210x297  A5=148x210 A6=105x148 A7=74x105      A8=52x74   A9=37x52  A10=26x37    日本B判 B0=1030x1456 B1=728x1030 B2=515x728 B3=364x515      B4=257x364  B5=182x257 B6=128x182 B7=91x128      B8=64x91   B9=45x64  B10=32x45  国際B判 B0=1000x1414 B1=707x1000 B2=500x707 B3=353x500      B4=250x353  B5=176x250 B6=125x176 B7=88x125      B8=62x88   B9=44x62  B10=31x44  国際C判 C0=917x1297 C1=648x917 C2=458x648 C3=324x458      C4=229x324  C5=162x229 C6=114x162 C7=81x114      C8=57x81   C9=40x57  C10=28x40  その他 A3ノビ 328×453  A3ワイド 329×530    日本では美濃紙(9寸×1尺3寸≒273mm×394mm)を昔から公式文書に使ってきた  経緯があり、これに近い B4(257x364)およびそれを折ったサイズのB5が役所  関係では標準になっていたが、民間企業ではむしろA3/A4を標準にしている所が  多かった。しかし1990年代以降、やはり国際標準に合わせるべきだという考え  方が普及し、2000年前後にはほとんどの公文書がA4に統一された。    ビジネスの世界では議事録などもA4のノートで取られることが多いが、学生の  授業ノートは B5 を使う人が多い。これはA4に比べて小さく、収納しやすいの  と同時に、手の小さな日本人に使いやすい面があるのではないかと思われる。  A判,B判以外の用紙サイズでよく使われるものとして下記のようなものがある。    ■A列本判,B列本判,AB判   ひじょうに紛らわしいのだが、上記のA0〜,B0〜以外に、下記のような   「A列本判」「B列本判」などと呼ばれるものがある。   A列本判とB列本判の原紙はA1,B1より少し大きなサイズであり、たとえば   A4の書籍を作るのにA八つ切りの紙で印刷して最後に化粧裁ちしてA4に   仕上げるなどということをする。      A列本判  625×880 (JIS P0202)   A半裁   440×625   A四つ切り 312×440   A八つ切り 220×312   A16切り  156×220   B列本判  765×1085 (JIS P0202)   B半裁   542×765   B四つ切り 382×542   B八つ切り 271×382   B16切り  191×271      AB判はA判の長辺とB判の長辺を組み合わせた紙のサイズである。   ワイド版と呼ばれることもある。      AB判    880×1085 (JIS P0202)   AB半裁   542×880   AB四つ切り 440×542   AB八つ切り 271×440   AB16切り  220×271   AB32切り  135×220      AB判書籍  210×257  AB16切りを化粧裁ちしたもの。A5長辺とB5長辺の組み合わせ  ■菊本判 636×939mm   明治時代に新聞用紙として定着した。「菊」は実は「新聞」の「聞」から   来ている。新聞紙→聞紙→菊紙(別説ではアメリカから輸入した新聞用紙の   ブランドマークがダリアであったため、ダリアを菊と誤認して「菊判」と   呼ばれるようになったとも)。輸入元は日本橋の川上正助店。      なお現在の日本の新聞は一般紙がブランケット判,夕刊紙やミニコミ紙が   タブレット判を使っているケースが多い(次項)      また、152mm×218mmのサイズを菊判(菊判学術書判)ともいう。これは   もともと菊本判の用紙を6分割したものを2つ折りして作ったものである。   (6分割して2つ折りなら12分割サイズだから 212x234 または 159x313に   なる。「8分割を2つ折り」の誤りではなかろうか?)   菊本判 636×939 (JIS P0202)   菊半裁 469×636   菊四切 318×469   菊八切 234×318   菊16切 159×234   菊判学術書判 152×218 異説 148×210   熨斗紙半紙判 224×340 (菊八切判がベース)    ■ブランケット判・タブロイド判   新聞紙のサイズで、一般紙のサイズをブランケット判、その半分で大衆紙   によく使われるサイズをタブロイド判と呼ぶのであるが、近年は紙の節約   のため一般紙でも小さめの用紙やタブロイド判を採用する所も出てきている。   実際のブランケット判・タブロイド判のサイズは曖昧であり、国によっても   異なるようであるが、日本のJIS規格では次のようになっている。      ブランケット判 406.5×546 (紙のサイズは 546x813)   タブレット判 273×406.5       イギリスでは 597×749 が一般紙の標準的なサイズとされる。   アメリカでは 559×762、オーストラリアでは 594×841 である。     ■官製ハガキ   プリンタを使うのは年賀状を印刷する時だけ、などという人も多いので   用途の高いサイズである。   100mm×148mm となっている。A6(105x148)に近いサイズである。    ■四六判(しろくばん)   4寸2分×6寸2分(127mm×188mm)であるため、こう呼ばれる。   菊判と並んで書籍のサイズとしてよく使用されるサイズである。   美濃紙の約半分のサイズ(を化粧裁ちしたもの)になっている。      四六判の原紙は788mm×1091mmで、美濃紙を八つ取りすることができる   ので「大八つ判」ともいう。これは元々明治時代に輸入されていた   クラウン判(20inch×30inch)の倍サイズのものである。   四六判原紙を半分に裁ったものは四六半裁(520mm×738mm)とも呼ばれる。      四六判原紙(大八つ判) 788×1091 (JIS P0202)   四六半裁    545×788   四六四つ切り  394×545   四六八つ切り  272×394   四六16切り   197×272   四六32切り   136×197      書籍の四六判  127×188 (曲尺で4.2寸×6.2寸:32切りを化粧裁ちしたもの)   模造紙のサイズが菊判原紙である。画用紙もこの系統である。     画用紙全紙   765x1085   画用紙四つ切り 380x540   画用紙八つ切り 270x380  ■三四判・ハトロン判   ハトロン紙のサイズ。昔は菊判の約2倍の3尺×4尺(909mm×1212mm)   に仕上げられ三四判と呼ばれていたが、戦後のJIS規格で900mm×1200mm   のハトロン判として定義された。      なお三四判という時、727mm×1000mmの紙を指すこともある。   こちらの語源は不明。約30inch×40inchなのでそこから来た名前かも   知れない(つまりクラウン判の倍サイズ)     ■三三判   2尺3寸×3尺3寸(697mm×1000mm)の紙で、縦横のどちらの寸法にも   「3寸」が付くことから三三判と呼ばれる。明治初期の輸入紙に由来する。   菊判が使用されるようになる前は三三判が新聞用紙として使用されていた。  ■写真のサイズ   下記のようなものが使用されている。半切が全紙の半分ではなく、四つ切りが   半切りの半分ではないのは、様々な流儀が合流したためか?   なお写真の実際のサイズはメーカーにより微妙な差異もある。      全倍 600×900  大全紙 508×610     全紙 456×565 (18×22inch) 半切り 356×432 (14×17inch)      四つ切り 254×305 (10×12inch) ワイド四つ切り 254×368 (10×14.5inch)   大四つ切り 279×356   六つ切り 203×254 (8×10inch) ワイド六つ切り 203×305 (8×12inch)   八つ切り 165×216 (6.5×8.5inch)   2LC ※ 128×178  2LH 127×226  2LP 127×365  (2LP別名:ビッグパノラマ)   LL 130×190   KC   100×148  KH 102×178  KP 102×305  (KCは葉書サイズ)   LC ※  89×129  LH 89×152  LP 182×257  (LP別名:パノラマ)   E ※ 82×117    ※通常 Lサイズ、2Lサイズといえば LC,2LCを指す。    Eサイズは昔は「サービスサイズ」といって標準サイズだったが、    近年では価格が同じで少し広いLサイズを注文する人が増えた。   キャビネ 120×165  大キャビネ 130×180 (5inch×7inch)   4×5判 102×127  (4inch×5inch)     ■共通用紙   コンピュータの出力は1990年代半ば頃までは共通用紙・汎用紙などと   呼ばれる11inch×15inchの「連続用紙」が一般的であった。mmに直すと   279mm×381mmになり、B4(257x364)に近い。      これに通常 66行(6行/inch), 136桁(10桁/inch) 印字するのが普通で   あった。日本語は「字詰め」で1.5桁/文字、「字空け」で2桁/文字で   印刷されていた。初期の頃は132桁しか印字できないプリンタもあった。   また136桁印字できるといっても136桁目を印字した時にそのままの行   にとどまるプリンタと自動改行するプリンタがあるため、多くのソフト   は135桁以内で帳票の設計を行っていた。  ■輪転機用のサイズ   これはメーカーによっても微妙な差異がある。また仕上がり寸法はこれより小さくなる。     輪転B2 765×546 輪転B3 546×382 輪転B4 382×272    輪転D2 813×546 輪転D3 546×406 輪転D4 406×273   ■半紙   製造元によりぶれがあるが、242mm×333mm(8寸×11寸)程度である。   元々は江戸時代に懐紙として使用されていた杉原紙を半分に切ったサイズ。   書道用の紙として普及している。   土佐大半紙 273×409mm(9×13.5寸)。   改版半紙  263×368mm   中杉判 314×448mm  昔の杉原紙に近いサイズ。杉は杉原の杉。「大杉判」こと奉書サイズより小さめであることから。   大広杉原紙 333×455 (11×15寸)      熨斗紙の「半紙判」は菊判の項を参照のこと。  ■その他和紙   美濃判 273×394 美濃紙のサイズ。江戸時代の公文書。   本中判 195×270 美濃紙の半分のサイズ。切手判ともいう。   本小判 135×195 そのまた半分のサイズ         丈長奉書 525×720程度 (16〜17×23〜25寸)   大広奉書 440×580程度 (14〜14.5×19〜19.5寸)    大奉書 394×530 (13×17.5寸) 浮世絵によく使われた。単に奉書とも。また柾判、大杉判とも。   中奉書 364×500 (12×16.5寸)   小奉書 333×470 (11×15.5寸)      大判  265×390 (奉書2切) 中判  195×265 (奉書4切) 小判 132×195 (奉書8切)   大短冊 176×390 (奉書3切) 中短冊 132×390 (奉書4切) 小短冊 88×390 (奉書6切)      16丁 奉書サイズ 8丁 265×395 4丁 197×265 2丁 132×197   1丁 58×173(本来は2丁の半分の66×197の筈だが、隅を落としたものか?)  ■その他国内の主なサイズ   バリエーションも多いとは思われるが、下記はその例である。      柾(まさ)判 460×580 国土地理院の地図などに使用されている。「柾判」という場合奉書サイズもあるので注意。   襖(ふすま)判 909×1813 その名の通り、襖のサイズ。   新書版 103×182 新書や漫画の単行本に使用されている。   文庫版 110×160 文庫本に使用されている。   名刺サイズ 55×91   官製はがき 100×148   CDジャケット 120×120   切手サイズ 22×26  ■アメリカの用紙サイズ   下記のようなものが一般的である。   Legal  8.5in×14in 216mm×356mm 一般的な公文書サイズ。   Letter 8.5in×11in 216mm×279mm 便箋サイズ。A4に近い。   Ledger 11in×17in  279mm×432mm 帳簿用紙のサイズ。      その他下記のようなものもある。サイズはinch   Statement     5.5× 8.5    Monarch      7.5×10.5   Quatro      8 ×10   Government-Letter 8 ×10.5 子供のお絵かき用?   Folio       8 ×13     Post       15.5×19.5   Large Post    16.5×21   Crown      15 ×20  (四六判の元になった紙)   Medium      18 ×23   Royal      20 ×25   Elephant     23 ×28   Demy       17.5×22.5   Double Demy   22.5×35   Quad Demy    35 ×45