液晶シャッター (えきしょうしゃったー, Liquid Crystal Shutter) 液晶の原理を 
 利用して光を選択的に遮る装置。液晶プリンタや立体視装置などに 
 使用されている。 

液晶センサー (えきしょうせんさー, Liquid Crystal Sensor) 種々の物質の含有量  などを液晶の回転角度によって検出するタイプのセンサー。
液晶ディスプレイ (えきしょうでぃすぷれい, Liquid-Crystal Display)   略してLCDという。  液晶を利用した表示装置で、大型のものはノートパソコンや省スペース型の  パソコン、家庭用テレビなどの画面として使用されており、小型のものは  携帯電話やPDA、電卓などのほか、家電の各種状態を表示する装置と  しても使用されている。    家電や電卓などでは以前は蛍光管の表示装置が使用されていたが、電力を  食う上に表示できる文字種/内容が限られていた。液晶であればドット構成  や7セグメント方式なので表示内容が自由であるし、電力消費は遙かに小さい。    液晶ディスプレイは初期の段階では青緑色のモノクロであったが、やがて  フィルターを掛けた白黒液晶のディスプレイが開発され、やがて三原色の  発光装置を並べたカラー液晶ディスプレイが開発されて現在はこれが主流に  なっている。    液晶ディスプレイは液晶で作った多数の発光素子を並べたものなので、  CRT(ブラウン管)と違って、最初から表示できるドット数が固定である。  パソコン用に使用されている液晶ディスプレイは現在1024×768のXGAが  主流だが、携帯電話ではまだまだ小さく、2004年現在最も新しい機種でも  240×320のQVGAがせいぜいである。この多数の発光素子の制御については  初期の段階では単純マトリックスといって、縦と横から信号を出して、  そのクロスする部分を発光させる方式(STNなど)をとっていたが、動作速度  に難があり、パソコン用のディスプレイでは1つずつの発光素子に制御用の  ICを付けるアクティブ・マトリックス方式(TFTなど)が主流となった。    また液晶で制御する光については初期の段階では外から入ってきた光を反射  させて使用していたが(反射型液晶)、現在では多くの場合、背景に光源  (バックライト)を置いて外へ透過する光を制御する方式(透過型液晶)が、  パソコンでは主流となっている。透過型は反射型に比べて見やすさ・彩度が  高く、視野角度も広くなる。ただし一部の機器ではバッテリーの節約のため、  充分な外光がある場合にバックライトを切る半透過型液晶も使用されて  いる。なおバックライトの光源としては、初期の段階ではいくつかの試みが  あったが、現在ではELを使用する方式が普通である。    液晶ディスプレイは有機ELディスプレイ,プラズマディスプレイと並ぶ  三大薄型ディスプレイのひとつであり、その中でも現在の所、代表格である。  パソコンのディスプレイとしては1980年代以降CRTが主役の座にあったが  液晶ディスプレイは初めラップトップやノート型のパソコンのディス  プレイとして使われはじめ、最近ではデスクトップ型でも利用される  ようになってきて、2003〜2004年にはCRTのシェアを追い抜くまでになった。  →TFT,TN,STN,DSTN,FLCD,EL
液晶デスクトップ (えきしょうですくとっぷ) 液晶ディスプレイを持った  デスクトップパソコン。省スペース型パソコンの代表格である。
液晶電卓 (えきしょうでんたく) 液晶ディスプレイを表示装置として使用  した電卓。一般に液晶で7セグメント・ディスプレイを構成して1桁分の  数字を表すものが多いが、ドット式になっていて、英数字や漢字などまで  表示できるものもある。    液晶電卓はシャープが1973年に世界で初めて発売した。従来の蛍光管を  使用したものに比べて消費電力が遙かに小さいため電池の持ちがとても  良くなったのが大きなセールスポイントであった。蛍光管の時代は電卓に  ACアダプタは必須のアイテムだったのである。
液晶パネル (えきしょうぱねる, liquid crystal panel) 液晶式の表示装置の  本体部分。    液晶ディスプレイは、本体の液晶パネルの後ろにバックライトを付け、  パソコンなどとのインターフェイス回路、電圧関係の回路などを付属させ  表面を保護フィルムなどで覆い、強度をもたせるためにポリカーボネイト  などで作った枠にはめ込んだものである。
液晶プリンタ (えきしょうぷりんた) 液晶シャッターを利用して画像の潜像を  作り印刷する方式のページプリンタ。ページブリンタとしては、  レーザー光線を走査させてドラム上に帯電した潜像を作り、そこにトナー  を吹きつけて帯電した所だけにトナーの粒子をくっつけ、それを紙に  転写するというレーザープリンタが主流であるが、レーザー光線を  走査させる代わりに、液晶シャッターを透過した光によりドラム上に  帯電した潜像を作るのが、液晶プリンタである。    レーザープリンタがまだ高価であった時代に、安価で静かなプリンタと  してよく利用されていた。現在ではレーザープリンタが安くなったためか  あまり見なくなってきた。
液晶プロジェクタ (えきしょうぷろじぇくた, liquid crystal projector)   液晶の原理を利用したプロジェクタ。    最近OHPの代わりにプレゼンテーションの現場でよく使われるようになっ  てきた。使用する人は一般にPowerPointなどで掲示したいデータを作って  おき、それをパソコンに接続した液晶プロジェクタで投影する。これの  おかげでプレゼンテーションの準備作業はOHPを使用していた時代に  比べると格段に楽になった。    なおテレビに接続して大画面でテレビやビデオを鑑賞する目的の製品もある。  →DLP
エキスパートシステム (expert system) 人工知能の分野でも最も進展して  いる分野で、各種の専門家の持つ知識や経験を、知識データベースに登録して  おき、それを利用してシステムが自動的に各種の処理を判断しながら実行する  というシステム。医療診断や構造設計の補助システムとして活用されている。  顧客サービスへの応用についても模索している人たちは多い。
エキスパンドブック (Expand Book) Voyager社が開発した電子出版用の文書規格。  またその形式のファイルを作成するためのVoyager製ツール。  →電子ブック
駅すぱあと (エキスパート) データベースソフト等でも知られるヴァル研究所  が1988年2月に発売した旅行支援ソフト。同種のソフトの中では先駆け的な  存在である。    初期の頃は、目的地にたどりつくための最短経路を見つけ出す機能だけであっ  たが、後に実際の時刻表を搭載して、何時に出発してどの経路を辿れば何時に  着くかという問題とその費用を表示することができるようになった。