浮川初子 (うきがわ・はつこ) ジャストシステムの共同創業者。専務。 
 ATOK一太郎の生みの親。1951年3月20日徳島市生まれ。旧姓橋本。 
 愛媛大学工学部卒。大学在学中に浮川和宣と知り合い1975年に結婚している。 
  
 大学卒業後は上京して、高千穂バロース(現ユニシス)の相模原研究所に勤め、 
 コンパイラなどのコンピュータ言語処理の仕事をする。この経験が後にATOK 
 の自然言語処理の技術に役立ったという。結婚後は姫路で和宣と共に暮らし 
 ながら当地のオフコン販売会社に勤める。そして1979年に、祖母が夫と一緒 
 に自分たちの会社を作ることを勧めたのを契機に、ふたりは初子の実家のあ 
 る徳島に戻り、そこでジャストシステムを創業するのである。最初に受注 
 したのは、初子の母の知り合いの建設会社のシステムの仕事であったという。 
  
 そしてこの会社で彼女が半年がかりで作った日本語処理システムがATOK, 
 一太郎として、羽ばたいていくことになる。この件は一太郎の項参照。 
 ジャストシステムでは主として和宣が営業面、初子が技術面を担当した。 
 コンピュータ関係で成功した多くの会社はだいたいこういうふたりの組合せ 
 で出発している。マイクロソフトやアップルなどもそうだが、ジャストシス 
 テムもこのパターンである。 

受入テスト (うけいれテスト) →運用テスト
動き補償 (うごきほしょう, motion compensation) 動画を圧縮する際に、  画面の中の一部(人物や物体など)が、移動している状況がないかどうかを  チェックし、それを検出したら、その部分を単に「これだけ前の画面から  移動した」という形で記録すること。これによってデータ量が飛躍的に  小さくなることが期待できる。
薄型ノート (うすがたノート) 厚みの薄いノートパソコン。  ただ、ノートパソコンの厚さは年々薄くなる傾向があるので、どのくらい以内  の厚さなら「薄型」と分類できるのかは微妙である。    この分野で別格なのはシャープのムラマサで、その画期的な薄さは人気がある。
薄膜ダイオード (うすまくダイオード) →TFD
薄膜トランジスタ (うすまくトランジスタ) →TFT
薄膜リボン型太陽電池 (うすまくリボンがた・たいようでんち) 厚さ0.1mm程度  の薄いシリコンの太陽電池。薄いので太陽の光が裏側まで到達し、両面で発電  することが可能である。
右端揃え (うたんぞろえ, right-aligned) ワープロなどで文章の右端を  そろえて表示すること。右揃えとも。特に数字を並べる時などに使われる。  HTMLでは<p align=right> <td align=right> などと書けばその段落やセル  を右揃えにできる。
打ち切り誤差 (truncation error) 数値計算(級数計算や連分数計算,漸化式計算)  を途中で打ち切ることによって生じる、真の値との誤差。
打ち込み (step recording) MIDIなどの音楽データを作る際に、実際に楽器  で演奏したものを記録するのではなく、楽譜を元にデータを直接作っていく  方式。楽器の演奏技術のあまり無い人でも、16分音符・32分音符の連続や  指をかなり広ろげなければ演奏できないような和音を簡単に生成することがで  きるが、元々の楽器の特性を知らない人がやると、どんな名人でも演奏不能な  音楽や、元々の楽器では出ない筈の音を使用した音楽が出来てしまうこともある。
内田洋行 (うちだようこう) 明治時代に佐賀県出身の内田小太郎が創業した  商事会社。事務機器関係の販売で知られる。    コンピュータ関係では1962年にウノケ電子工業製のコンピュータUSACを  発売、後に実質倒産した同社を傘下に入れた。1972年富士通と提携、技術的  支援を受けてオフコン事業を継続する。1987年には富士通・松下と共同で  PFUを設立し、コンピュータ関係はそちらにほぼ移管した。  →PFU
宇宙発電システム (うちゅうはつでんシステム) 宇宙空間で電気を生成して  地球上に送ってこようというシステムの総称。よく知られているのは宇宙空間  に太陽電池を並べ、マイクロ波で地上に送ってこようというものである。  おそらくは2020年か2030年頃に実現か?
うっぷ →うぷ
腕木信号 (semaphore) →セマフォ
腕時計ポインタ (watch pointer) Macintoshの標準的なマウスポインタの一種で、  時間のかかる処理が行われている時に表示されるもの。Windowsの砂時計に  相当するもの。
ウノケ電子工業 (うのけでんしこうぎょう) 石川県の能登半島、宇ノ気町で  1960年に操業したオフコン製造メーカー。コンピュータを自作したいという  熱意ある技術者のグループを町が、1980年代の言葉でいえば「町おこし」的  に支援し、町の有力者が資金や経営面の支援をして、少しずつ部品を買って  はオフコンを組み立てて販売するという、いわばマニファクチュア+α的な  方法でスタートした企業である。    オフコンの名前はUnoke Standard Automatic ComputerでUSAC(ユーザック)と  した。国産のオフコンとしては最も古い部類に入り、これを日本初のオフコン  とみなす人も多い。最初の製品であるUSAC3010は価格が600〜800万円で、  それ以前のコンピュータの相場からすると、1〜2桁安いものであった。  1960年頃といえば、みんながコンピュータというものをまだ神聖視し、空調  の効いた専門施設の中で多数の磁気テープ装置と共に稼働している巨大な  マシンを白衣を着た技師が操作しているようなイメージを多くの人が持って  いた時代である。そんな時代に、そのような詰まらない神話に惑わされず、  コンピュータを自作した精神は日本のコンピュータ史の中で、充分称える  べきものであろう。  元々が技術的にも営業的にも経営的にも弱い部分が多かったことがたたり、  特に資金面でたちゆかなくなり内田洋行の支援を受け、後には富士通の  技術的な応援も受け、1987年にパナファコムと合併してPFUとなった。
うぷ 「up」をローマ字読みしたもので、アップロードのこと。  「うっぷ」とも。掲示板で使用される通俗語。「それうぷしてくれ」など  といった具合に使われる。
埋め込み (うめこみ,embedding)  OLEなどにより他のソフトで管理される  データを文書の中に取り込むこと。  →OLE
裏罫 (うらけい) 1ポイント(0.35mm)程度の幅の罫線のこと。  →表罫
裏技 (うらわざ, exceptional operation) 正規の操作ではない手順でシステム  を操作すること。元々はコンピュータゲームのプレイヤーの間で生まれた  言葉であるが、その後一般のシステムにも波及した。  「裏技」は基本的にはソフトのバグを利用したものである。たとえばゲーム  の中に物凄く強い中ボスがいて簡単には倒せないのだが、特定のアイテム  を持っている状態でその中ボスのいる部屋の前まで行き、部屋に入る直前に  何かの操作をしてから入ると、その中ボスが必殺技を5回目の攻撃まで使っ  てこないので、その間に倒せばよい。。。。。などといった類のもの。    一般の業務用システムでも例えば特定のフィールドに本来は1〜9しか入らない  のだが、0のキーを打った所でいったん別のソフトにフォーカスを移し、再度  戻ってくるとそのまま登録することが可能である、などといったことがあっ  たりする。こういう裏技は一般に、本当はシステムを修正して0を受け入れる  ようにして欲しいものの、システム部門が多忙で対応してもらえない場合に  現場の判断で利用していたりする。  裏技に似たもので隠し機能というのがある。これはソフトの作成者が多く  はソフトのテストや万一の場合の復旧ために入れておいた機能で、一般には  公開していない類のものである。しかし中にはゲームのプレイヤーが遊んで  いる内に発見して楽しめるように加えておいた隠し機能もある。    たとえばゲームの中でラスボスを倒した後、ラスボスの部屋の中の隠し戸  を開くと、主人公は最強レベルのままゲーム自体はリセットされてまた最初  から(最強状態のまま快速で)ゲームを楽しむことができる、などというの  はよくあるパターンである。その場合2度目のプレイでラスボスの所まで  来るとラスボスのデザインが違っていたり、可愛くなっていたりする。この  ようなものは作成者が意識して作り込んでいたものなので、裏技ではない。  なお、裏技はあくまでそのソフトの基本的な操作の組み合わせで実現する  ものであり、たとえばプレイ中のセーブデータをエディタなどで直接操作し  てゲームをクリアした状態にしてしまう、などというのは裏技とは言わない。  これはむしろハッキングである。