基底クラス (きていくらす, super class) クラスから別のクラスを派生 
 させた場合の、派生元のクラスのこと。親クラスとも。 

キーディスク (key disk) ソフトウェアを起動する際に、挿入を要求される  フロッピィディスク。ソフトウェアのプロテクトの手法として1980年代に  一部のソフトで利用されていたが、フロッピーはIOエラーが起きやすく、  ひじょうに不評であった。また、一部の不正ユーザーはこのキーディスク  をまんまとコピーして、不正利用していた(ふつうのやり方ではコピー  できないように作られているのだが・・・・)。
規定値 (きていち, default) 特に指定しなかった場合に使用される値。デフォルト。  たとえば顧客データベースに値を追加する場合に、与信限度は個別に指定する  こともできるが、特に指定しない場合は100万円にする、などといったことを  組み込んでおく。これが規定値である。こういう場合の規定値は一般にデータ  ベース自体に設定したり、登録用のソフトで設定できるようにしたりする。    また規定値はデータ登録画面に初期表示しておいて、修正したい時にはそれを  修正できるようにしておく手法と、何も表示しておかずに、指定が無かった時  は規定値を使うという設定にしておく方法とがある。
基底レジスタ (きていれじすた, base register) 基底アドレス・レジスタ、  ベースレジスタともいう。コンピュータの命令を実行する際に、アドレス計算  の基準とする値を保持するレジスタのこと。直接アドレスを指定する場合に  比べて、プログラムやデータの再配置を容易にする効果がある。  インテルCPUでは8086以降でこの機能がある。    こういう考え方が出てくる以前のシステムでは、マルチタスクでソフトを  動かす場合、リンカでローダブルモジュールを生成する際に、  ベースアドレスを指定するようにして、ロードするアドレスごとに複数の  モジュールを生成していた。オフコンの世界でも1985年頃まではそういう  動作をするマシンがけっこうあった。(その頃、パソコンの世界は既に  基底レジスタを利用する方式になっていた)
輝度 (きど, luminance) 光源の単位面積あたりの明るさのこと。  特にパソコンディスプレイや、また発光塗料を塗った壁のような面光源の  場合に問題になる。光源の明るさそのもののことは光度という。    またYUV信号系の Y 信号のことを輝度(輝度信号)という。
起動 (きどう, startup) 動かし始めること。スタートアップ。  コンピュータの起動とは、電源を入れて使えるようにすること。一般に  OSをロードして、端末ではユーザーインターフェイスを表に出し、  バックグラウンドプロセッサなどでは、端末からの要求を受け取れる  状態にする。    昔は電源を入れたあと特別な操作をして起動していたが、最近のシステムは  おおむね電源を入れたら自動的に起動されるようになっている。    ソフトの起動とは、ソフトをハードディスクやCD-ROMなどの媒体から  メモリに読み込み(ロード)、そのソフトのコード部分の先頭が読み  込まれたメモリーアドレスにプログラムポインタを設定すること。  8086では、コード部分の先頭は CS:0x0100 である。0000ではなく0100から  コードが始まるのはそれ以前のCPU8080からの互換性を考慮したため。  →ブートストラップ,ローダ
起動項目 (きどうこうもく, startup items) OS起動された時に自動的に  いっしょに起動されるソフトのこと。一般にスタートアップ用のフォルダ  に入れておいたり、あるいはレジストリに指定しておいたものが起動  されるようになっている。
起動時間 (きどうじかん, startup time) コンピュータやソフトを起動する  のに掛かる時間。
起動順序 (きどうじゅんじょ, startup order) コンピュータが起動ディスク  を探す順序。一般的には DVD→ハードディスク→ネットワークなどのように  設定しておく。ハードディスクよりDVDを優先しておくのは、何か特別な目的  のため特殊な起動を掛けたい時に、ハードディスク優先になっているとそれが  しにくいからである。ただ逆にセキュリティを優先する場合はハードディスク  を先に見るようにしておいたほうがよい。    また、OSが起動した後、様々な自動起動ソフトを起動する順番のこともいう。
起動ディスク (きどうでぃすく, startup disk) OSなどを起動することの  できるディスク(ハードディスクやDVDなど)。
キートップ (keytop) キーボードのキーの指などで押す部分。またその表面に  描かれている文字のこと。  →キーサイド
機内無線LAN (きないむせんらん) 飛行機の機内で、飛行中に無線LANを使い  インターネットに接続できるサービス。日本の航空会社でも一時期  "Connexion by Boeing"などのシステムでサービスが行われていたが、  その後休止している。しかし海外の航空会社ではAircell社の"Gogo"などを  利用してサービス提供しているところもある。
キネコ →キネレコ
キネレコ 「キネスコープ・レコーダ (Kinescope Recorder)」の略で、  テレビやビデオの映像をキネスコープつまり映画用のフィルムに記録(変換)  する装置。キネコとも。    逆に映画用のフィルムをテレビ用のビデオに録画(変換)する装置は  「テレシネ(telecine)」というが、それもあわせてキネレコという場合もある。    テレビ(NTSC)が秒30フレームであるのに対して映画は秒24コマなので、テレビ  映像を映画に変換すると、一部のフレームが飛ばされることになりどうしても  画質が低下する。逆に映画をテレビに変換する場合は、フレームを一部だぶら  せる必要が出てくる。実際には4コマを単位として、5フレームに変換している。  テレビのフレームは実際には飛び越し走査により60回の走査がおこなわれる  ので、4コマの実際の走査を 1a,1b,2a,2b,3a,3b,4a,4b とした時、これをテレビ  用に記録する場合、1a,1b,1a,2b,2a,3b,3a,3b,4a,4b のようにだぶらせるの  である。    フランスのSECAMやドイツのPALはフレームレートが1秒25フレームなので  このような変換をおこなわずにそのまま多少の速度変化は無視し単純変換して、  音声のピッチだけ周波数変換おこなう場合もある。    テレビの黎明期はビデオがひじょうに高価であったため、放送が終わると  すぐに他の番組の制作に転用して消していた。そのため1960年代頃のテレビ  番組のビデオはほとんど残っていないのだが、わずかにキネレコ変換して  フィルムの形にされたものだけが残存している。    近年は逆にビデオが安価になったため、低予算の映画ではフィルムではなく  ビデオで撮影がおこなわれることも多くなった。また予算があってもビデオ  の色感などを好んでビデオで撮影をする映画監督もいる。その場合、映画館に  配給するのにはキネレコ変換してフィルムに落としてから配給していたが、  最近はビデオに24フレーム方式で記録するモードを持つものもあり、最初  からこれで撮影するということがおこなわれている。