回復 (かいふく, recovery) コンピュータシステムの異常を修復して正常な状態 
 に戻すこと。ただし異常の状態によっては完全に正常にすることはできない場合 
 もある。一般には昔の状態をどこかに記録しておいて、それに戻すという手法を 
 取ることが多い。 

回復可能なエラー (recoverable error) システムを再起動しなくても回復  できるエラー。
回復不能なエラー (unrecoverable error) システムを再起動しないと正常な  状態に戻せないエラー。
外部コマンド (がいぶこまんど,external command) OSが内蔵していないコマンド。  そのコマンドを実行するためのプログラムが独立しているものをいう。  MSDOSでいえば、fc などは外部コマンドで fc.exe というファイルがあるが  copyなどは内部コマンドであり、copy.exe などといったファイルは無い。
外部十進数 (がいぶじっしんすう, external decimal) 十進数を表す時、  1桁を8ビットで表す形式。アンパック。実際には数は下4ビットに書いており  上4bitはゾーンといってEBCDICでは 1111(F), ASCIIでは 0011(3)が入っ  ている。ただしいちばん下の桁は重ね符号になっている。    →内部十進数,重ね符号
外部設計 (がいぶせっけい, external design) システムの外に見える部分の設計。
外部バス (がいぶばす, external bus) CPUの外部にあるパス。  主としてFSB(フロントサイドバス)のことをいうが、周辺機器とのやりとりを  しているバスのことまで含めていう場合もある。
外部変数 (がいぶへんすう, external variable) プログラミング言語において  現在注目している手続き、あるいはソースファイルの外部で定義されている  変数のこと。    なお、この言葉は、しばしばグローバル変数の意味で使用されることも多い。
外部割り込み (がいぶわりこみ, external interrupt) CPU外部から起こされる  割り込み。入出力の発生などで起きる場合が多い。    →内部割り込み
開閉素子 (かいへいそし, switching element)   オン・オフの2つの状態を取る電子素子。
改ページ (かいぺーじ, form feed) ページをあらためること。またそれを表す  コード。16進で 0c 。プリンタがこのコードを受信すると、連続用紙の場合は  次のページの先頭まで紙送りがされ、単票用紙の場合は印刷中の紙が排出されて  次の紙が吸入される。    →改行,改段
解放 (release) 何らかの拘束をされていたものが自由な状態になること。  たとえばメモリーの解放とは、アプリケーションが使用していたメモリーを  使用しなくなったとしてOSに返すことである。
開放型システム (open system) →オープンシステム
開放型システム間相互接続 (かいほうがたしすてむかんそうごせつぞく,  Open Systems Interconnection)   →OSI
回路 (かいろ, circuit) 電気信号の通る道筋。またしばしば何かの機能の  まとまりのことを比喩的に言う。
回路図 (かいろず, circuit diagram) 回路の構成を図式で表したもの。
回路図エディタ (かいろずえでぃた, schematic editor) 回路図の編集ができるソフト。
会話型言語 (かいわがたげんご, conversational language)   端末装置からTSSを通してコンピュータと対話しながら処理を行うことを  想定して開発された言語。「対話型」とも。    初期のBASICはそういうものであった。Prologなども本質的に会話型である。    後のパソコン文化の中では編集画面とプログラム実行環境がひとつになった  開発システムのことをこう呼ぶようになった。PC9801のN88BASICなどはその  例だが、1990年頃以降はコンパイルの速度がひじょうに速くなったため、  会話型言語とバッチ型言語の区別は曖昧になった。
ガウス,ヨハン・カール・フリードリヒ (Johann Carl Friedrich Gauss,1777-1855)  ドイツの数学者・天文学者・物理学者。ひじょうに広い分野で研究活動をして  いるが、代数方程式が必ず根を持つという「代数学の基本定理」の発見、  整数論や解析学に関する様々な研究、電磁気学に関する様々な研究と発見、  また天文学においても最小自乗法などを使用した天体軌道の計算理論の整理、  測定用機器の開発などにも大きな貢献をしている。彼の名前を冠するものは  様々な分野に存在している。
ガウス (gauss) 磁束密度の単位。一般には「磁石の強さ」の単位として  知られている。磁束の方向に垂直な面の1平方センチにつき1マクスウェルの  磁束がある密度を1ガウスという。    ガウスはcgs単位系に所属するので、現在ではSI単位系のテスラに言い換え  られている。1ガウスは10^-4テスラである。    なお以前、ガウスは磁場の強さの単位としても使用されていて、磁場の方向に  沿って1cm離れた二点間の起磁力が1アンペアである磁場の強さを1ガウスと  言ったのだが、この単位は現在はエルステッドになっている。真空中では  磁場の強さが1エルステッドのとき磁束密度は1ガウスになる。  磁場の強さはSI単位系ではA/m(アンペア毎メートル)であるが、換算は円周率が  絡むので、1エルステッド=1000/(4π) A/m になる。
ガウス型レンズ (Gauss type lenz) ガウスが天体観測用に考案した望遠鏡の  対物レンズで、メニスカス形状、つまり両面に同じ方向の曲率を持つ凸レンズと  凹レンズを貼り合わせて構成されるもの。その後アメリカのクラーク、ドイツの  カール・ツァイス社のルドルフなど、多くの人により改良が加えられ、  現代の光学機器のレンズの基本となっている。
ガウス関数 (がうすかんすう, Gaussian function) ガウス分布つまり正規分布  をあらわす曲線を定める関数のこと。
ガウス記号 (がうすきごう, Gauss symbol) [f(x)]などのように式を[と]で  囲んだもの。式の値を超えない整数をあらわす。一般にプログラミング言語では  floor という関数で処理される。floorを持たない処理系で int で代用しようと  する人がいるが、マイナスの数に対しては floor と int の結果は異なるので  注意が必要である。
ガウス曲線 (がうすきょくせん,Gaussian curve) ガウス分布、つまり正規分布を  あらわす曲線のこと。
ガウス曲率 (がうすきょくりつ, Gaussian curvature) 曲面のその場所における曲率  をあらわすもので、その点における法線を通る平面で曲面を切って得られる  曲線の曲率の内、最大のものと最小のものの積を取ったものである。    ガウス曲率がマイナスの場合、曲面は「凹んでいて」、円周率がπより大きくなる。  ガウス曲率がプラスの場合、曲面は「出っ張っていて」、円周率はπより小さい。