仮想タレント (かそうたれんと, virtual talent)  
 実際には存在しないタレントをCG技術などで作り上げたもの。 
 仮想現実タレント(virtual reality talent)とも。 
  
 こういうコンセプトに先行する概念として1989年に「オールナイトニッポン」での 
 伊集院光の発言に端を発して作られた架空アイドル・芳賀ゆい(はがゆい)もある。 
  
 本格的なVRタレントとして国内で最初に創られたのは伊達杏子で、ホリプロがCGで 
 イメージを作って売り出した(DK96)が、芳賀ゆいの時ほどの盛り上がりには欠けた。 
  
 この原因は、芳賀ゆいは偶発的に生まれたコンセプトで、プロフィール作りに 
 視聴者が参加し、少しずつそのイメージを作り上げていったのに対し、伊達杏子 
 の場合はプロダクションが最初から全てプロフィールを明らかにしたものを出し 
 ただけで、毎年大量デビューするアイドルの中に埋もれてしまった面があったこ 
 とも指摘される。そもそもアイドルが人気上昇していく過程では「あの人誰?」 
 と聞くが知っている人がまだ少なく、その素性を知りたいと思い調べたりする 
 好奇心がファン心理を形成していくのである。せめて小出しにしていれば少しは 
 違ったかも知れない。また当時のCG技術の限界であまり可愛くなかった、という 
 より萌えるタイプの画像ではなかったという面もある。なおホリプロは後に改訂版 
 のDK-2001も出している。 
  
 架空のアイドルとして再び自然な盛り上がりを見せたのは「ときめきメモリアル」 
 のヒロイン藤崎詩織である。このゲームは1994年にPC Engine版, 1995年にプレステ 
 版, 1996年にスーファミ版とセガサターン版が出ているが、1996年頃からアニメ 
 グッズ売場などで藤崎詩織グッズがかなり売れる現象が起きた。ゲームは元々は 
 男性用に企画されたものであったようだが、実際にはかなりの女性プレイヤーが 
 生まれ、藤崎詩織は少し気位が高く少々嫌なキャラとみなされながらもアイドル 
 的な人気が高まり、その名義でレコードが出されたりもした。 
  
 2000年にはくつぎけんいちの漫画の中から生まれた架空アイドル・テライユキが 
 「エチケットライオン」のCMに出演して話題を呼んだ(共演者・袴田吉彦)。 
 実際に放映された画面はテライの部分だけCGで、制作では吹き替え役のタレント 
 さんを使って撮影した画像にCGを埋め込んだらしい。アニメ画面の中ではなく、 
 現実の背景の中でCGキャラクタが動く様子は刺激的であった。 

仮想デスクトップ (かそうですくとっぷ, virtual desktop) 論理上のデスクトップで、  実際にディスプレイに表示できるサイズより大きくても良い。その場合、  スクロールすることで全体を見ることができる。表示する画素数の変更が  利かないノートパソコンで広い画面を使いたい場合に使用する。
画像データ圧縮 (がぞうでーたあっしゅく, image data compression)  画像データを内容を損なわないようにサイズだけ小さくすること。通常の  データの圧縮と違って、完全に元の状態が復元できなくてもよいという  特徴がある。逆に言えば、小さく圧縮すればするほど、画像の解像度など  の品質は劣化する。静止画ではJPEG, 動画ではMPEGなどが代表的。
仮想デバイスドライバ →VxD
仮想ドライブ (かそうどらいぶ, virtual drive)   仮想的に作られたCDDVDドライブ。実際のデータはハードディスク  上に置かれている。CDDVDからしか利用できないプログラムや  データを、CD/DVDドライブの無いパソコンで使用したり、装備されて  いるマシンでもアクセス速度を上げるのに使われている。
画像入力装置 (がぞうにゅうりょくそうち, image input unit) 画像を  データ化してコンピュータに取り込む装置。イメージスキャナ、  デジカメ、デジタルビデオなどはその代表である。
画像認識 (がぞうにんしき, image recognition) 画像の中に何があるのかを  ソフト的に認識する技術。ベクタライズや文字認識などはその技術の一部。
仮想表 (かそうひょう, virtual table) RDBにおいて、実体を伴わず、  幾つかの表を結合したり合併したりして定義された表。    参照だけできて更新ができないシステムが多い。「ビュー」とも。    一般に、選択型仮想表・結合型仮想表・合併型仮想表に分けられる。  選択型は1つの基本表の項目から作ったもの、結合型は複数の基本表の項目を  集めて作ったもの、合併型は同じレイアウトの複数の基本表を縦に接合して  作ったものである。    →基本表
画像ファイル (image file) 画像をデータ化したものを記録したファイル。  特に静止画を格納したファイルのことをいう。代表的なファイル形式と  して下記のようなものがある。    PNG ライセンス問題の起きない汎用の画像形式。      256色データもフルカラーデータも記録できる。  JPEG フルカラーの画像を記録する形式として古くから標準的な位置を      占めてきた。デジカメもだいたいJPEG(正確にはExifまたはDCF)      で記録されている。  TIFF データ交換用の形式として古くから使用されている。  EPS Postscriptのデータで、デザイン関係でよく使用される形式。  PICT Macintosh標準の画像形式。  BMP Windows標準の画像形式。  GIF パソコン通信時代にCompuServeを中心に利用された最大256色の      画像形式。その後WWW時代にも使用されたがライセンス問題を起こした。  MAG パソコン通信時代に使用された256色の画像形式。(MAKIの改良型)  XLD パソコン通信時代に使用された16色の画像形式。(QLDの改良型)
仮想プライベートネットワーク →VPN
画像補間 (がぞうほかん, image interpolation)  画像を変形する際に足りない情報を主として計算により補うこと。  下記のような例がある。    ・点で与えられた情報から間の線や面を補う場合   観測値が点のサンプルで与えられている時に、どの点とどの点を結ぶべき   かを判断するもので、元々は地質調査で数十箇所でのボーリングの調査結果   をもとに、その地域の地層分布を推定するための技法。スキャナで読み込んだ   データのベクトル化などにも利用される。特に最小自乗法によりデータの   曲面補間を行う手法は南アフリカの鉱山技師 Danie G. Krigeが1950年頃に   考案したことによりKriging (クリージング)と呼ばれる。    ・画像データの全体または一部を拡大・縮小する場合   主に次のようなケースがある。      ・画像の全体を拡大縮小する場合(狭義の画像補間)。    グラフィックソフトでは『解像度の変更』とも呼ばれ、    その技法は再サンプリングという。詳しくは同項参照。       ・画像が印刷された粘土板を指で引っ張って伸び縮みさせたような    表現効果を出すような場合。Photoshopなどの高機能グラフィック    ソフトには多数のこういう変形のためのフィルターが用意されている。   ・画像補整をおこなう場合。同項参照。