スリープ (sleep) Windows Vistaで導入された新しい電源管理の概念で、 
 従来のスタンバイハイバネートを統合したもの。 
  
 ノートパソコンの場合は従来からノートパソコンメーカーが取り入れていた 
 方式とほぼ同じで、電源ボタンを押すかふたを閉じた場合、まずスタンバイ 
 状態にした上で、そのまま一定時間経過するか、バッテリーの残りが少なく 
 なるかしたら自動的にハイバネートに移行する。 
  
 デスクトップパソコンの場合は、ハイバネート領域にデータを書き込んだ 
 上で、スタンバイ状態に移行する。この場合、次に電源ボタンを投入した 
 時にスタンバイのデータが使えればそこから高速復帰し、途中で電源コード 
 が抜かれたりしていてそちらが使えなければハイバネート領域から復帰する。 
 この方法を「ハイブリッド・スリープ」という。 
  
 スタンバイは復帰が速い代わりに電源供給とバッテリーが切れると情報が 
 失われる。ハイバネートは電源がなくても大丈夫だが復帰に時間がかかる。 
 ハイブリッド・スリープはスリープの情報が残っていればそこから復帰する 
 ので高速だし、ディスクにも書いているから電源切れでも平気である。 
 なお、ノートパソコンでもハイブリッド・スリープを選択することは可能である。 
 デスクトップの場合は問答無用でスリープはハイブリッド・スリープになる。 

脱獄 (jailbreaking) 主としてiPhoneなどに搭載されているiOS上で、  メーカーが公認していないアプリケーションを動作させる環境を作ること。  JBと略されることも多い。    このことば自体はゲーム機などの文化で以前から使用されていたものであるが  iPhoneの普及で、脱獄といえばiPhoneを連想する人が多くなり、またiPhoneの  ユーザーでも上級ユーザーは脱獄させて利用するのが、当たり前になっている。    JailbreakMe, Greenpois0n, limera1n などの脱獄用ツールが利用されており、  また脱獄したあとは Cydia, Rock などのツールでソフトのインストールを  おこなう。    なお、『脱獄はあくまで自己責任でする行為』なので、この手のツールを使用  して万一本体が壊れても、そのソフトを使用した本人の責任である。自分で責任  を取れない人は、絶対に実行してはならない。    脱獄についてAppleは基本的に黙認の姿勢ではあるものの一応違法の可能性が  あると指摘しているが、アメリカ著作権局は、利用者が合法的に入手したソフト  を実行するために脱獄することは合法であるとの見解を出している。またApple  は iPhone関連の特許申請の際に、うっかり脱獄しなければ利用できないソフト  の名前を記載してしまったことがある。    →Cydia,SHSH
タッチスクリーン (touch screen) →タッチパネル
タッチパッド (touch pad) 小型で薄膜型のポインティングデバイス。  1995年後半頃から一部のノートパソコンに搭載され、その後ノートパソコン  のポインティングデバイスの標準的な存在となった。    それ以前のノートパソコンではトラックボールを搭載するものが多かったが  トラックボールはマウスを移動する能力しかなく、クリックは別途ボタンを  押さなければならないので、その間の手の移動のタイムラグが不快であった。    しかしタッチパッドの場合は、これだけで、クリック・移動・ドラッグと  いった操作をすることができるので、マウスと同程度の操作能力があり、  上位メーカーの製品の場合は思った所にピタリと止めることができるので  グラフィックソフトで編集したい1点にストレス無くマウスカーソルを  止めて編集可能で、ノートパソコンの能力を大きく向上させることになった。    またタッチパッドはマウス的な使い方以上に色々な機能を組み込んである  場合がある。代表的なものに下記のようなものがある。     ・右上端にしばらく指を置いていたら右クリック相当   ・右端を上下になぞると縦スクロール   ・上端を左右になぞると横スクロール   ・全体をタブレットとして使って画像入力する    なおタッチパッドはメーカーにより色々な名称で呼ばれる。下記はその例である。   ・グライドポイント - アルプス電気   ・フラットポイント - 富士通   ・トラックパッド - アップル   ・ホイールパッド - パナソニック   ・NXパッド - 日本電気   ・ウルトラナビ - IBM(レノボ) ※普通にタッチパッドと呼ぶ場合もある
タッチパネル (touch panel) 指やペンで画面を押して場所を指示する形式の  ポインティングデバイス。ペンを使う場合、一般に専用ペンとセットで  販売されているが、専用ペンでしか反応しないものと、専用ペンでなくても  反応するものとがある。専用ペンでしか反応しないタイプは電流や静電容量  の変化などで検出しており、ライトペンと似たシステムともいえる。    タッチスクリーン(touch screen)と呼ばれる場合もあるが、この機構自体を  タッチパネルと呼び、それを画面に貼り付けたシステムをタッチスクリーン  と呼ぶというのが基本と考えられる。タッチスクリーンを備えたディスプレイ  をタッチモニタとも呼ぶ。    ※タッチパネルの検出方式  ■マトリックススイッチ方式   パネルに多数のスイッチを並べておき、どのスイッチが押されたかで場所   を検出するもの。スイッチのサイズに限度があるため、あまり細かい制御   ができないのが欠点である。初期の頃の銀行ATMに使用されたが、スイッチ   のある場所に合わせて画面を設計する必要があり自由度が低かった。   また押した場所がスイッチからずれていると反応が鈍いこともあった。    ■容量結合方式(capacitive)   スクリーンの四隅に微電流を流しておき、指やペンで押さえた時の各々の   電気的変化により計算でどこが押されたかを検出する。パネル自体は薄くて   良いので透明度が高い(90%くらい)のと反応が速いのが特徴である。   指が電気導体であることを利用しているので手袋をしていると操作できない。   比較的広く使われている。    ■抵抗膜方式(resistive)   導電膜と抵抗膜を重ねて貼っておき、指やペンで押さえた時の電流の変化   からどこが通電されたかを検出する。手袋をしていても押せるのが利点だが   フィルムを2枚貼るためにどうしても透明度が落ちやすいのが欠点。   (普通は75%程度が限界だが良い材料を使うと85%くらいまでは出せる)   最近利用が増えてきている。    ■赤外線センサー方式(Infrared)   縦横に多数の赤外線センサーを並べておきその反応により検出するもの。   マトリックススイッチほどではないが大きさに限度がある。ただ壊れにくい   のが利点で、軍事用機器に使用されている。     ■光学方式(Optical Imaging)   四隅に置かれたイメージセンサーで押された場所を割り出すもの。   最近大型パネルで採用されてきている。     ■振動検出方式(DST - Dispersive Signal Technology)   パネルが押された時の振動を数値的に分析してどこが押されたかを算出する   もの。パネルは透明度の高いものを使用することができる。   最近できた方式。    ■自然波認識方式(APR - Acoustic Pulse Recognition)   パネルの数カ所にセンサーを取り付けておき、指やペンで押した時に発生   する波形を、予め画面のあらゆる場所を押した時に発生した波形のパターン   のストックと照合し、近いものを見付けて場所を割り出すもの。   これも最近できた方式。     ■温度変化方式(thermal)   パネルの温度変化を検出して場所を分析するもの。指が冷えていると反応が   悪いのが問題。     ■表面波方式(Surface wave)   表面に超音波を流しておいて指が超音波を吸収するのを利用して場所を   割り出すもの。     ■歪みゲージ方式(Strain Gauge)   パネルの四隅に置かれた歪みゲージで押された時のパネルの変形を検出して   場所を割り出すもの。