カーソル (cursor) 英語式にカーサーと発音する人もいるが、日本では 
 「カーソル」の方が通る。 
 (1)画面上で点滅する四角形又は縦線又は下線で、そこに文字が入力できる 
  ことを表す。GUIの世界では↓(2)と区別してキャレットともいう。 
  一般に上書きモードの時は四角い反転の点滅、挿入モードの時は縦線の 
  点滅になることが多いが、必ずしもそういう表示にはなっていない場合 
  もある。昔の汎用機端末や初期のパソコンでは下線の非点滅表示の端末も 
  多かった。下線や四角の反転で実は挿入モードという場合、その前に 
  挿入されるのかその後に挿入されるのかはシステムやソフトにより異な 
  っていたりしてけっこう紛らわしかった。 
   
 (2)マウスカーソルの略。画面上に現れる斜め矢印又は指型などのマーク 
  で、マウス(または同等のポインティングデバイス)の動きと連動して 
  画面を移動するもの。詳しくは同項参照。 
   
 (3)データベースから1つの選択条件によって抽出された仮想的な 
  トランザクションのこと。 

カーソルキー (cursor key) 方向矢印。キーボードにある↑↓←→の4つの  キーのこと。カーソル移動キーとも。
(かた,type) プログラム言語において変数の取り扱い方を指定するもの。  また計算式にもその式で使用されている変数の型に由来する「式の型」  がある。代表的な型には下記のようなものがある。    整数型 一般に整数を格納するのに使用する。固定小数点型とも。  実数型 一般に実数(実際には有理数)を格納するのに使用する。       浮動小数点型とも。  文字型 一般に文字や文字列を格納するのに使用する。       文字型(char)と文字列型(string)を区別する体系もある。  論理型 true(真)かfalse(偽)かの値を格納するのに使用する。  ラベル型 プログラム内の場所に付けた名前を格納するのに使用する。  ポインタ型 変数を格納している場所の番地を格納するのに使用する。  参照型 変数に対する参照を格納するのに使用する。上記のポインタ型       より高次の概念である。  数を格納する型の場合、使用するバイト数を書いて int*2 float*4 の  ような書き方をする場合もある。また一般に下記のような区分をする  ことが多い。   signed short  符号付き単精度整数(昔は16bit, 最近は32bit)   unsigned short 符号無し単精度整数   short = signed short   signed long  符号付き倍精度整数(昔は32bit, 最近は64bit)   unsigned long 符号無し倍精度整数   long = signed long   signed int   符号付き整数(そのシステムで標準的な精度の整数)   unsigned int  符号無し整数   int = singed int   ※int は integer と書く言語もある。多くの場合shortと同じ精度。      float     実数。または単精度実数(32bit)   double     倍精度実数(64bit)  下記の型については処理系により扱いに微妙な差異がある。   word 元々はコンピュータの処理単位のワードから来ている。      現在では慣習的に16bitの整数型であるが、符号付き整数      を意味する場合と符号無し整数を意味する場合がある。      2word(32bit)のデータを double word とも書く。   char 元々は文字型の意味だが、文字1字を格納できるサイズと      いうことで昔は1バイトだったがunicode体系で動く場合は      2バイトになる。しかし1バイトであることを前提に書かれて      いるプログラムソースも多いのでかなり注意が必要である。      また1バイトの整数を格納する目的で使用される場合もあり      その場合、処理系によって符号無しの時と符号有りの時がある。   byte 1バイトの整数の意味だが、符号無しの処理系と符号有りの      処理系がある。  COBOLの場合は、小数点を含むデータも固定小数点方式で取り扱い、  仮想小数点という考え方を使う。但し実際のデータの格納方式は  他の言語でいう所の文字型(文字列型)である。  Cでは構造体というものを使ってプログラマーが自由に新しい型を  定義できる。C++ではそれが進化したクラスというものが定義でき  るが、誰もが使いたくなるような標準的なクラスを、開発ソフトの  メーカー側で用意して配布しているものをクラスライブラリという。  現代のプログラミングはクラスライブラリ無しでは考えられない。    PerlJavaScript,一部のBASICなどでは、どんなデータでも格納  できて、その状況次第で数字としても文字としても扱えるような  汎用型が標準になっているが、特定の型を宣言したりすることもできる。  またPerlJavaなどでもクラスが定義できる。Javaでは全てが  クラスの世界だが、WWW用のアプレットでは利用者の便を優先して  1つのクラスで全てを処理するようにしているソフトも多い。これは  本当はクラスの利点を全く使っていない。Perlではクラスの利用は  必須ではないが、自分でクラスを定義して使えるようになれば、  もう上級プログラマである。  文字列を格納する場合の形式としては下記の3種類が代表的である。  ・固定長型 元々文字列の長さを宣言しておくもの。プログラム側で        長さを超えて格納したりしないよう注意が必要。        COBOLやFORTRANはこの方式である。        Cでもバッファ処理でこの方式を利用する場合もある。  ・長さ記録型 文字列の先頭にその文字列の長さを記録しておく方式。        昔のBASICは1バイトの文字列長記録の後ろに文字列を        並べる方式を取っていたので255バイトまでの文字列しか        管理できなかった。最近ではこの記録部分を2バイトにして        65535バイトまで管理できる処理系が多い。        また領域の長さと文字の長さという2つの量で管理されて        いる体系もある。この場合領域を広めにとっておけば        長さが少しくらい変わってもメモリ上の移動をしなくて        済むので処理が高速になる利点がある。  ・終了記号型 文字列の終わりを表す記号を決めておいて、その記号が        表れたら終わりとするもの。とても長い文字列を記録する        ことができる。終了記号として下記の2種類が代表的である。        ・null終了型 null文字(0)が表れたら終わりとするもの。           Cで標準の方式である。        ・MSB反転型 最後の文字のMSB(最上位ビット)を反転するもの。           7bitしか使用しない英語圏のソフトや機器で以前よく           使用されていて、日本語を使用するとソフトや機器が           ダウンしまくって1990年頃までは苦労の元であった。  →配列,ハッシュ