カラー・パレット (color palette) インデックスカラーにおいて、 
 どんな色をその画像で使用するかを定義する対応表。 
 たとえば65536色中の256色が使用できる場合、16bitの色指定が256個 
 並んだものである。 
  
 またインデックスカラー・フルカラーに限らずカラーピッカーの 
 ことをカラーパレットと呼ぶ流儀もある。 
  
 →カラー深度

カラーピッカー (color picker) 様々な色から自分の使いたい色を選択する機能。  ソフトによってはカラーパレットと呼ぶ場合もある。  多くのソフトに様々な形式のカラーピッカーが装備されており、だいたいRGBの  各色素8bit(00-FF)に対応し24bitカラーの中から選択できるものが主流である。  ビジュアルに選択する方式と数値で指定する方式の両方が使えて、数値指定の  場合はRGBで指定する方法とHSVまたはHLSで指定する方法の両方が使える  ことが多い。    ■カラーサークル形式   HSVに準拠し、同じ明度の色をカラーサークル上に2次元に配置する。   カラーサークルでは中心部に彩度0の色(灰色)、外周に彩度100の色(純色)   が並んでおり、サークル内でクリックすることで隣にある棒状のエリア   にその色相・彩度の色が明度0から100まで表示されるので、そこで   クリックして色を選択する。      あるいはカラーサークル自体の明度を横のレバーで調整する方式のもの   もある。      カラーサークルの良い所は補色がちょうど円の反対側にあるのと赤の付近   が泣き別れしていないことである。    ■Photoshop方式   HSVに準拠し、色相を選択する棒状のエリアと、明度彩度を選択する四角形   が表示されている。色相を選択してから、使いたい色の明度彩度を選択すれ   ばよい。色相のバーは固定であり、色相を選ぶことで左側の四角形に表示   される色が変化する。   GIMPもこの方式である。    ■Paint方式   HLSに準拠し、左側の四角形で色相と彩度を選択し、右側の棒状のエリア   で明度を選択する。左側の四角形のエリアは固定で、そちらのクリック   により、右側の明度バーに表示される色が変化する。
カラープリンター (color printer) 色の付いた書類を印刷できるプリンター。  これに対して単色(通常黒)のみ印刷できるものをモノクロプリンター  という。    初期の頃はカラーといっても、インクリボン方式で、黒・赤・黄・青の4色  しか印刷できないプリンターや、それを重ね打ちすることで時間とリボンを  4倍消費するものの7色までは印刷できるプリンターが多かった。その時代に  デザイナーの人たちは高価な昇華型のフルカラープリンターを使っていた。    安価なフルカラーカラープリンターを普及させたのはインクジェット方式  である。インクジェットの泣き所は目詰まりがしやすいことであったが、  キヤノンがバブルジェット方式を開発して以来、目詰まりの起きにくい  インクジェットプリンターが安価に供給されるようになり、年賀状を印刷  したい個人の間で急速に広まった。    一方ビジネスユースでは高速にカラー印刷をする需要があり、この向き  にはカラーレーザープリンタが普及している。
カラーホイール (color wheel) 様々な色を円環状に表示した図形。  色相環ともいう。    一般に純色を円環状に配置したものがよく知られている。  カラーサークルの外縁のみを切り出したものともいえる。
カラーマッチング (color matching) パソコンのモニターに表示される色と  プリンターに印刷される色を一致させる技術。
カラー・マネージメント・システム (color management system)  色管理システム。パソコンに関わる様々な画像システムの色を統一的に  管理するシステム。モニター、プリンタ、スキャナ、デジカメ、などの  色が問題となる。
カラーモデル 色を数値で表現するためのシステムのこと。  代表的なものに、RGB, CMY, CMYK, HSV, HLS などがある。
カラーモニター (color monitor) パソコンのディスプレイでカラー表示  できるもののこと。    現在ではディスプレイでカラー表示できるのは当たり前だが、1980年代までは  カラーディスプレイは珍しく、グリーンディスプレイ、ホワイトディスプレイ、  などのモノクロディスプレイが主に使用されていた。    当時はプリンタもほとんどがモノクロプリンターであったため、  「画面でカラー表示しても白黒でしか印刷できないのだから無意味だ」  という意見のコンピュータ技術者も多かった。    ディスプレイで表示できる色数についてはカラー深度を参照。
カラーレーザープリンタ (color laser printer)  CMYKの4色分解方式などによりフルカラー印刷ができるレーザープリンタ。    基本的にひとつの感光体を4回使い回して印刷するロータリー型と  4つの感光体を使用するタンデム型にわけられる。    タンデム型はモノクロ印刷とカラー印刷でほとんど速度差が出ないが  本体も運用コストも高い。ロータリー型はカラー印刷がモノクロ印刷の  数倍の時間が掛かるが本体も運用コストも安くて済む。
カラオケ 「空オーケストラ」の略で、歌(メインボーカル)の入っていない  演奏データ、およびそれを収録したテープ・レコード・ディスク、また  その配信システム。    この手のデータは昔から「マイナスワン」と呼ばれて例えばヴァイオリン  の演奏者が「ピアノ協奏曲−ヴァイオリンパート」のようなレコード  を使って練習するのに使用していた。カラオケはマイナスワンの中でも  特に、娯楽用の、歌抜き音楽データと考えて良いであろう。音楽の  分野としてはポピュラー音楽が主であるが、最近のカラオケ配信  システムでは、童謡・民謡・一部のクラシックなども含まれている。    カラオケは初期の段階では流しの演奏家が自分で演奏したテープを  酒場などに置いてもらい料金を取っていた。やがて既存の音楽レコード  から歌のみを消去する装置が開発されたことからこの種のテープが  量産されるようになった。その後ふつうの歌謡CDにおまけで  歌をミクシングしていない「カラオケバージョン」が添付される  ケースも出てきた。これはEPレコード時代には考えられなかった  ことでCDシングルの収録可能時間の長さがなしえたことである。    カラオケのシステム自体は最初はカラオケ演奏をする場所にテープ  などの在庫(業務用ではレンタルまたはリースが多い)が必要で  あったが、やがてオンラインで配信されるシステムが確立した。  また最初は音楽のみであったのが「レーザーカラオケ」などの映像が  記録できるメディアが利用されるようになった時代から、カラオケ  専門店では映像付きで演奏されるのが標準となってきている。    2010年現在では、家庭でもパソコンを利用してオンライン配信で  カラオケが楽しめるようになっている。