カシオ (casio) 日本の小型電子機器メーカー。創業者は樫尾忠雄ほかの 
 「樫尾四兄弟」。世界初のリレーを使用した純電気式計算機を1957年に 
 開発したのち、1965年にはトランジスタに転換、更に1968年にはIC、 
 1969年にはLSIを使用するようになった。1970年東証上場。1972年には 
 世界初のパーソナル小型電卓「カシオミニ」(定価12,800円)を発売した。 
  
 更に同社は電卓で培った技術を利用して他の小型電子の製作にも乗り出す。 
 1974年にはデジタル式の腕時計、1976年には電子レジ、1980年には電子 
 鍵盤楽器(カシオトーン)、1983年には小型液晶テレビ、1984年には 
 ページプリンタ、などといったものを発売している。多数のマニアを 
 生み出したG-Shockは1983年の発売である。 
  
 1995年には画期的な小型デジタルスチルカメラQV-10を発売し、これに 
 刺激された他社も次々と同様の製品を発売してデジカメの時代を到来 
 させ、カメラ業界に大変革を引き起こした。 

樫尾忠雄 (かしおただお,1917.11.26-1993) カシオ創業者の樫尾四兄弟の長男。  高等小学校卒業後、機械工になり働きながら早稲田工手学校(現・早稲田大学  芸術学校)を卒業。1946年4月に三鷹市に樫尾製作所を創業した。    当初は顕微鏡の部品製作など、精密機械加工をしていたが、後に弟たちが次々  とここに参加。1950年頃から電気式計算機の開発をはじめ、1954年12月に  リレー式の純電気式計算機の試作機を完成。これを1957年6月に内田洋行の  支援により発売(カシオ14-A型)、同時にカシオ計算機株式会社を設立した。  (設立時の名目上の社長は父の茂氏。1960年5月に忠雄が社長就任)    1988年弟に社長を譲り、1993年逝去。
樫尾俊雄 (かしおとしお,1925.01.01-) カシオ創業者の樫尾四兄弟の次男。  歯車等を使わず純粋に電気で計算させる世界初の小型電気計算機カシオ14-A型  の開発者。数字キーを0〜9の10個だけで済ませ、表示部を1個にしたのも  俊雄のアイデアとされる(それ以前の電動歯車式計算機では各桁ごとに数字  が10個並んでいた)。    元逓信省勤務で、樫尾製作所参加後、電卓を開発する前はタバコを節約する  「指輪パイプ」を発明して利益を上げ、これが電卓開発の資金になったという。
樫尾和雄 (かしおかずお,1929.01.09-) カシオ創業者の樫尾四兄弟の三男。  1988年社長就任。
樫尾幸雄 (かしおさちお,1930.11.29-) カシオ創業者の樫尾四兄弟の四男。  現副社長。
貸方 (かしかた,credit) 複式簿記において、右側に書かれる項目。  資産では減少するもの、負債・資本では増加するものなどを書く。    これに対して左側に書くのは借方(debt)であり、資産の増加、負債・資本  の減少などを書く。
可視光線 (かしこうせん,visible light) 人間の目に見える光(電磁波)。  どの程度の波長の電磁波が人の目に見えるのかについては、個人差もあり  諸説あるが、理科年表は、0.38〜0.77μmとしている。これより波長が  短い(周波数が高い)ものが紫外線、波長が長い(周波数が低い)もの  が赤外線になる。いわゆる「虹の七色」の範囲はだいたい下記のような  感じになる。()内は周波数である。    紫 0.38〜0.43μm(700〜790THz)  藍 0.43〜0.45μm(670〜700THz)  青 0.45〜0.49μm(610〜670THz)  緑 0.49〜0.55μm(540〜610THz)  黄 0.55〜0.59μm(510〜540THz)  橙 0.59〜0.64μm(470〜510THz)  赤 0.64〜0.77μm(390〜470THz)  →光の三原色,電磁波
カジュアルコピー (casual copy) 一般の人が日常的に行っている複製行為で  厳密にいえば不正行為であるが、大規模ではないもの。    友人間でテープや書籍の一部をコピーしてあげたり、使わなくなったソフト  の媒体を譲ったり、また家庭で複数台のパソコンにソフトをインストールす  るのに台数分のライセンスを購入していないようなケース。
過剰品質 (かじょうひんしつ,overquality) 実際に必要な品質を越える品質で  製品を製造すること。    近年は過剰品質は無駄を作る元でありエコロジー的にもコスト的にも排除す  べきであるという主張も勢いがあるが、何かの時のためのフェイルセーフ的  安全弁として必要であるという意見もある。  昔はトンネル工事などをする時、現場ではコンクリートを設計書に指示され  ているものより、数センチ厚く作るのが常であった。しかし最近では設計書  通りに作ることが多くなっており、設計に手抜きやミスがあると、事故に  つながってしまう。    1960〜1970年代頃、日本の自動車が世界を席巻した時代、日本の自動車は  おおむね過剰品質で作られていた。しかしその後、他国が価格競争のために  過剰品質にならない適度の品質の車で対抗してきた。これに対して日本でも  過剰品質をやめるべきだという議論が起きたことがある。  ファミレスやファーストフードのチェーン店は素材や製品の厳しい消費期限  管理をしており、期限が来たものはまだ使えるものでも廃棄する。某バーガー  チェーンが作ってから規定時間過ぎた商品は廃棄する方針を取っていたのも  有名である。これに対して、伝統的な日本料理店ではしばしば少し古いもの  でも調理法を工夫して「ゴミを出さない」のを美学と考えている。どちらの  思想が良いのかは議論の分かれる所である。  →オーバースペック
加色混合 (かしょくこんごう) →加法混色
(かす) 掲示板における詰まらない書き込み。ゴミより悪質なもの。
仮数 (かすう, mantissa) 浮動小数点表示において値を表す部分。  10進表示では例えば 0.1234 ×107 という場合の 0.1234 の部分。  2進表示では例えば 0.1011 ×2101 という場合の 0.1011 の部分。  これに対して基数の冪乗値の部分を指数という。
カスケーディング・スタイル・シート (Cascading Style Sheets) →スタイルシート
カスケーディング・ストリングス (cascading strings) マントヴァーニーが  彼の楽団の演奏で考案した手法で、弦楽器パートの演奏を演奏者ごとに微妙  にずらすことにより、滝が流れ落ちるような感じで音が響くようにする手法。  彼の楽団のトレードマークともなっていた。
カスケード (cascade) 複数のウィンドウを階段状に少しずつ右下にずらしながら  表示すること。日本語のメニューでは「重ねて表示」と訳されている。  カスケード表示(cascade view)とも。