オーバーフロー (overflow) 桁あふれ。例えば4桁の数しか格納できない 
 記憶領域を使って 9900+2200 の計算をさせれば本来 12100 になるべき所が 
 4桁しかないために上の桁が落ちて 2100 になってしまう。こういうのを 
 オーバーフローという。 
  
 オーバーフローは起きては困るのでできるだけ起きないように工夫しながら 
 計算させる場合(科学技術計算ではそれが多い)と、わざと起こさせる場合 
 (剰余だけが欲しい場合)、また起きても構わないと考えて実行させる場合 
 (ハッシュの計算などの場合)などがある。 
  
 →アンダーフロー

オーバーフロー・フラグ (overflow flag) 演算装置で計算中にオーバーフロー  が発生した時に立つフラグ。  →条件ジャンプ
オーバーヘッド (overhead) 何かの作業をするための負荷のこと。  例えば「この新しい安全対策ロジックはオーバーヘッドが大きい」といえば  そのロジックを加えたことにより、予想以上に処理の遅延が発生している  ことをいう。    オーバーヘッドはコンピュータの処理だけに限らず、人間も含めたトータル  なシステムの中で言われる。オーバーヘッドの大きな部分は負荷分散などを  考えておかないと、やがてボトルネックになる危険性がある。
オーバーヘッドプロジェクタ →OHP
オーバーライト (overwrite) →上書き
オーバーライド (override) 優越処理。  特定の条件の場合に、規定の処理をおこなわずに、それに合わせた特殊な  処理をおこなうこと。    一般にオブジェクト指向の処理システムの中で、親クラスで定義されて  いる処理の方法を採らずに、その子クラスの中で特殊な処理を指定する  場合をいう。    例えば「テキストボックス」のクラスでは、キーを押したらそれに対応する  文字が入力されるのが本来の仕様だが、特殊な MyTextBox という子クラス  を定義して、**が入力されたら自分の名前が自動入力されるようにする、  などという場合、テキストボックスの適当なハンドラをオーバーライドして  特定の処理記述を書けばよい。  →子クラス,オブジェクト指向
オーバーラップ (overwrap) 重なること。特にパソコンの画面でウィンドウ  同士が重なり、下になったウィンドウの一部が隠れること。    Windows1.0ではこのウィンドウ同士の重なりが禁止されていたので、全て  のウィンドウが見えていた(タイルド)が、その代わりひとつのウィンドウ  が大きさを変えると他のウィンドウまで大きさを変えられてしまう上に、  ひとつひとつのウィンドウの大きさがどうしても小さくなってしまい、  著しく不便であった。これはこのシステムの設計者がオーバーラップ方式は  使いにくいと頑固に主張してどうしてもこのやり方にこだわったためである。  Windows2.0ではALTOMacintoshと同様のオーバーラップ方式に変更  された。
オーバーレイ (overlay) プログラムの一部を必要に応じてメモリーにロード  したり不要になったら解放したりしてプログラムを動作させる方法。    仮想記憶によるページング方式が普及する前に、小さなメモリで大きな  プログラムを動作させるために行われていた方法である。    仮想記憶の場合は、システムが勝手にページ分割し、自動的にページの更新  の管理などをするが、オーバーレイの場合はプログラマがメモリ分割の単位  を指定し、依存関係で矛盾が起きないようにオーバーレイのロジックを指定  してやる必要があり、大きなソフトを組むのが大変であった。    仮想記憶のページがディスクに書き出されたり読み込まれたりするのは  ページイン・ページアウトというが、オーバーレイのセグメントが  読み書きされるのはロールイン・ロールアウトという。
オーバーレイ表示 (screen overlay) パソコンの画面の一部(特定の色が  本来なら表示される部分)にビデオの出力を重ねて表示すること。  つまりパソコン上でクロマキーのようなことをすることになる。
オーバーロード (overload) C++などの言語で、同じ名前で引数リストが  違う関数を多重に定義すること。    例えば    myfunc(int c1, int c2);    myfunc(double c1, double c2);    myfunc(CString s1, CString s2);     などというように同じ名前の myfunc が多重に定義されていた場合、    myfunc(3,4) は myfunc(int c1, int c2) が呼び出され    myfunc("3","4") は myfunc(CString s1, CString s2) が呼び出される。
オフ (off)  (1)パワーオフ、つまり電源を切ること。  (2)オフライン、つまり回線を切ること。  (3)オフ会のこと。
オフィシャルサイト (official site) 「公式サイト」。  何らかのブランドやキャラクター、タレントなどの権利を所有している  ところが、自分で運営している、あるいは委託運営しているサイト。    これに対してファンなどが勝手に運用しているサイトは「非公式サイト」  (アンオフィシャルサイト)あるいは「勝手サイト」という。    また権利所有者ではなく関係者(出版社など)が運営している所に権利者が  「お墨付き」を与えているサイトを「公認サイト」というが、公認サイトが  許可を得て「公式サイト」を名乗っている場合もある。
オフィス →office
オフィスオートメーション →OA
オフィス・コンピュータ (office computer - 和製英語)  1980年代から1990年代初期に掛けて、特に中小企業向けに、事務処理を  目的として導入された中型コンピュータ。これは日本だけの概念であり、  海外ではミニコンと同じクラスとして扱われていた。    下位のクラスではパソコン用のCPUを使い零細企業に入り込み、上位の  クラスではメーカー独自のCPUを搭載して汎用機に近い処理能力を持っていた。  いずれもOSは独自のものを使用し、システム部門を持たない中小企業を  ターゲットとして、ディーラ(販売会社)がハードとソフトの一体販売を  していた。日本電気のシステム100シリーズ、富士通のKシリーズ、  IBMAS400シリーズ、日立のLシリーズ、三菱のMelcomシリーズなどが  あった。    一般にCOBOL,RPGなどの事務処理に便利な言語の処理系が提供されて  おり、OSには小さいメモリと遅いCPUでも何とか多数の端末を動かせるような  工夫がされていた。    1990年代前半のダウンサイジングによりパソコンLANに取って代わられ  消滅した。    →多機能パソコン