オブジェクト・プログラム (object program) ソースプログラムを 
 コンパイル・リンクして得られた機械語のプログラムのこと。 

オフショア (offshore) 海岸から離れた場所、という意味で国内であって  国内でないような微妙な地域のこと。特に金融界では、税金がかからない  か極めて安く、国内法の制限を受けずに様々な金融取引が可能になって  いる地域を指す。タックスヘイブン(租税回避地)とも。    主なものとしてイギリスとアイルランドの間にあるマン島、  カリブ海のケイマン諸島、などがある。香港、シンガポール、なども  それに準じる扱いを受ける。ハワイやタイなども最近は更にそれに似た  役割を果たすようになっているがこれらはむしろオンショアである。  香港は中国に返還された事から今後その役割が縮小される可能性もある。  タックスヘイブンの重要な要素のひとつは政治的な安定性なのである。    マン島もケイマン諸島も小さな島ではあるが、ここに世界中の企業や資産家  の巨大な資金が置かれており、天文学的な桁数の金融取引が日常的に行われ  ている。ここに置かれている資金は実態が見えないこともあり、数年前に  倒産したイタリアの巨大企業の場合、帳簿上はここに置かれていたはずの  数千億円の資金が、調べてみたら実在していない事が分かり大騒動になった。    →オンショア
オフショア開発 (offshore development) システムの開発や運営を  海外の企業に委託すること。この分野では最近、インドが大きな勢力となっ  ている。インドは時差的に欧米と日夜が逆転しているため、夜間のサポート  を委託するのに便利で、しかもインドの技術者は皆英語が出来るので、  とても助かるのである。    インドに刺激されて最近では中国やロシアでも日米欧の企業のシステム開発  を請け負うところが出てきている。ただ最近はオフショア開発の増加に伴い  受託側の技術の低い所が出てきたのと同時に、発注する側の企業でもそういう  委託管理ができないくせに値段だけに釣られて発注して痛い目に遭う所なども  出てきている。
オプション (option) 非標準装備。ハードウェアやソフトウェアに初期状態  では装備されていないものの、容易に装着あるいは有効にすることができる  様々な機器や機能のこと。パソコンの場合は、フロッピーやCD-ROM/DVD,  無線LAN, IEEE 1394 などがオプションになっていることは多い。ソフト  の場合はプレファランスとの違いは微妙である。
オプションキー →optionキー
オプションスイッチ (option switch) ソフトウエアを起動する時に指定して  特殊な動作をさせるもの。普通にソフトを使っている分には知らなくてよい  ものが多い。ただしそもそも特殊な用途のソフトの場合は全ての処理を  オプションスイッチの指定で行う必要があるものもある。    オプションスイッチは -x あるいは /x などのように指定する。多くの  ソフトでは /? と指定するオプションスイッチの一覧が表示されるように  なっている。
オプションパック (option pack) Windows NTの修正ソフトをまとめて  セットにしたもの。
オプションボタン (option button) Windowシステムのコントロールの  ひとつで、複数の選択肢の中からひとつを選ぶのに使用するもの。  チェックボックスと似ているが、チェックボックスが四角い形で、  ひとつずつ独立にon/offできるのに対して、オプションボタンは丸い形で  どれかひとつを on にすると、他は自動的に off になる。
オプション取引 (option transaction)  ある商品を、ある期日までに、予め定めた特定の価格(権利行使価格)で  買う権利(コールオプション)または売る権利(プットオプション)を  売買する取引。    先物取引に似ているが、予想外の価格変動をしても損害は投資額までに  限定されるので、比較的安全度の高い投資方法である。(先物で失敗すると  損害額は無限大である)    →カバードワラント
オフスクリーンメモリ (offscreen memory) VRAM(ビデオ用メモリ)の中で  実際の画面表示に使用されない、余っている部分のこと。  ビデオへの転送に時間が掛かっていた時代は、この部分への転送をサボる  ことで少しでも転送時間を短くしようという涙ぐましい努力がなされていた。
オフセット (offset) 相対位置。ある基準点から測った位置のこと。  たとえば (198,315)という座標の点は、(200,300)という点を基準点にした  場合、(-2,15)というオフセットで表される。    グラフィック系のコマンドでは、絶対座標で動作するコマンドとオフセットで  動作するコマンドがあるので、注意が必要である。    メモリのアドレスでも、絶対アドレスに対してどこか基準点から数えた番地  をのことをオフセットという。基準点は一般にセグメントレジスタに保持され  るので、例えば8086で DS:SI = 0100:0012 という場合、DSが 01000 を指して  いてSIが 0012 を指しているので、この番地は 01012 を表していることになる。
オフセット印刷 (offset printing) 平版印刷の代表的なもので、特殊な  フィルム(昔はゴム布を使用した)にインクを付着させ、それをローラーを  介して紙に転写することで印刷をおこなうもの。版と紙が直接接触するの  ではなく、ローラーを介しているので「offset」の名前がある。このことで  版の摩耗を防ぎ、大量印刷が行えるのである。    今日の商業印刷では、主としてポスターなどの印刷や高品位の印刷(特に  カラー印刷)を行うのに使用されている。    →グラビア印刷
オフダイ (off-die) 部品がチップ上に乗っていないこと。  たとえば「L2キャッシュがオフダイである」といえばCPUチップ上にL2キャッシュ  が内蔵されておらず、別の部品として用意されていることをあらわす。    →オンダイ
オプティカルカーニング (optical kerning) 文字間を調整する時に、実際の  文字の形に合わせた調整をすること。    →メトリクスカーニング
オプティカル・ケーブル (optical cable) →光ファイバ
オプティカルズーム (optical zoom) デジカメでズームをする時に、光学的に  レンズの位置調整によりおこなうもの。そのカメラの「本当の」ズームである。    デジカメは一般にオプティカルズームとデジタルズームの2種類のズーム  機能を持っているが、デジタルズームは拾ったドットをそのまま大きくする  ので大きくするほど画質が悪化する。これだけならデジカメのローデータが  取れる場合、そのデータから画像ソフトで加工しても同じ事である。光学的な  ズームはちゃんとレンズで拡大された結果からドットを拾うので、きれいな  ズームができる。