イベント駆動 (いべんとくどう, event driven) MS-WindowsやMacintoshなどの 
 ウィンドウ型の操作環境におけるプログラミングにおける基本的な手法。 
  
 それ以前のコンソール型の操作環境や、スクリーン型の操作環境では 
 プログラムが動作に必要な指示を利用者に尋ね、それに利用者が答える形で 
 処理が進行していた。 
  
 これに対してイベント駆動の場合は操作の主体は利用者側にあり、利用者が 
 何かの指示をしたら、プログラムはそれに応える必要がある。それまでの 
 考え方と主客が完全に逆転したわけである。 
  
 利用者からの指示はマウスなどのポインティング装置とキーボード 
 また音声入力などによって行われ、どういう指示がされたらどういう行動 
 をするのかというのをプログラムしていく必要がある。 
  
 そのためこの環境では、コンソール型のプログラムではあり得たような、 
 極めて小さなプログラムは存在しえず、全てのプログラムは最低限の利用者 
 の基本的な指示に対する処理をきちんと書かなければならないが、これを 
 まともに書くとのはとても大変である。Windows2.xやKanziTalk6.x時代は 
 実際に全部書いていたのだが、現在ではクラスライブラリを活用して 
 作業量を減らすことができるようになった。 
  
 ただし一般にクラスライブラリは非常に膨大なので、どういう場面でどの 
 クラスが使えるか、そしてそのクラスはどのように操作することができる 
 かを把握するには、どんなに優秀な人でも数ヶ月はかかる。 

違法コピー (いほうこぴー, illegal copy) ソフトウェアや音楽データ・映像データ  などを著作権を侵害して複製すること。    これにはソフトウェアなどの配布に使用されているメディア自体をまるごと  コピーする方法と、利用に差し支えない範囲でデータ形式を変換して複製する  方法とがある。  違法コピーが行われる理由は次の4点に集約される。  (1)そのソフトが高価であるため、経済的に買えない人や会社で予算が取れない    人たちが違法にコピーして利用している場合  (2)そのソフトの入手方法が面倒であったり、入手に時間がかかるため、    早く手に入れたいから違法にコピーする場合。この場合、正規に入手でき    たら違法にコピーしたデータは廃棄する人が多いと考えられる。  (3)映画の公開前やアルバムの発売前、また雑誌や書籍の発売前に、少しで    も早くその情報が知りたい熱心なファンが、何かの縁で早く入手した人    (俗に神と呼ばれる)から違法にコピーしてもらう場合。ただ彼らの    大半は実際に発売されたらその商品をちゃんと買っているものと思われる。  (4)コピープロテクトが掛かっているソフトや音楽の配布されているメディア    が劣化や破損によって使えなくなるのに備えてコピーを取る場合。また、    CDからしか利用できないようになっているソフトが不便なので裏技的な    方法でディスクにコピーして使用している場合    (4)についてはほとんどの著作権者はあまり問題にしないのではないかと  思われる。個人用の複製が簡単にできないようにし禁止をうたっているのは  コピーした媒体を他人に渡す人が時々いるからである。  (3)については(対応する時間がもったいないため??)出版社などによっては  ある程度目をつぶっているとしか思えない所もある(情報交換が行われている  大手サイトの掲示板のアドレスが明らかに多くの人により通報されているのに  削除要求も行われていない)が、権利意識の強い映画や話題の本などの場合は、  見せしめとして損害賠償請求などに発展する場合もある。  (2)については近年のインターネットショッピングの普及で徐々に問題が解消  されてきつつある。音楽データに関しては今後iTuneなどのダウンロードに  よるノンパッケージ販売の普及でほぼ解消していくであろう。書籍に関しても  Amazon,BK1,紀伊国屋,などの通販サイトが売筋商品なら1〜2日以内に  配達してくれるようになったことでかなり問題は解決してきた。  (1)が常に最も問題とされる点である。ただ違法コピーの率が非常に高かった  1990年前後から比べると、ソフト自体の値段が大幅に下がってきたことから  本当に貧乏で買えない人はかなり減少して来ているものと思われる。また  フルバージョンは高価なままのソフトでもチューンダウンした廉価版を  併売してくれるソフトメーカーもあり、個人で違法コピーする人の「率」は  この10年で大幅に減少したものと思われる。    著作権を持つソフトメーカー側にしても問題にしているのは貧乏な個人より  本来ちゃんと買うお金があるはずの一般企業が、経費節減目的で大量に違法  コピーしている問題である。これにはかなり神経をとがらせており、近年  実名報道を伴う告発も多数行われている。内部告発も多い。  (なお時々見せしめ目的で個人が摘発されることもあるので注意)    かなり絶対数としては減ってきたが、まだまだ企業の中間管理職の中には、  ソフトはコピーして使うのが当然とかソフトに金を出すなんて馬鹿らしいと  考えている困った人たちが多い。違法コピーの追放にはこの人の意識改革が  必須である。大手の掲示板でも「違法コピーの上手な断り方」について  しばしば議論が行われている。  →ファイル交換ソフト,warez,リッピング,図書館に関する著作権議論
意味解析 (semanteme analyzing) 自然言語を処理する際に、その文章の  意味に踏み込んで処理をしようとする考え方、方式。
イミテーションゲーム (imitation game) 人工知能特にエキスパートシステム  の能力に関するテストで、同じ質問を人間とシステムの双方にして同レベルの  回答が得られれば、そのシステムはかなり良くできているということになる。    →サイバードッグ
意味ネットワーク (semantic network) 自然言語を語素に分解した上で、  その修飾の係り具合などを図式化したもの。
イメージ (image) 画像。ある意味ではグラフィック(graphic)と同様の概念  であるが、どちらかというと、graphicは人間が最初からパソコン上で描いた  絵の類、imageはむしろ写真などをスキャナやデジカメで取り込んだものを  言うことが多い。ただし伝統的に「グラフィック」のことばを使うもの、  「イメージ」のことばを使うものがある。
イメージカラーマッチング (image color matching) →カラーマッチング
イメージサーチ (image search) =画像検索
イメージ処理 (image processing) 画像データに関する処理。特にスキャナ  やデジカメで取り込んだデータをデータベース化したり、縮小して伝票に  印刷したりするような処理を指すことが多い。
イメージスキャナ (image-scanner) 図面や絵などを直接読み取り、  イメージデータ(点の分布情報)としてコンピュータに入力する装置。  単にスキャナとも。    1980年代までは結構値の張るものであったが1990年代から急速に低価格化し  当時良く売れていたワープロで標準装備するものもあった。最近ではプリンタ  と統合されたワークセンターの形で提供されることも多い。    基本的にはガラス製の平面(フラットベッド)にスキャンする面を乗せて、  スキャンヘッドが走査するタイプと、スキャンヘッドを手で押す「手押し車」  タイプとがあるが、近年はフラットベッド式が安価になってきたため、  手押し車方式はあまり見なくなった。手押し車式できれいなスキャン画像を  得るにはかなりの要領が必要であった。  →フィルムスキャナ,透過原稿,TWAIN,デジカメ