アンパック (unpack) コンピュータ内で十進数を表す時、1桁を8ビット 
 で表す形式。外部十進数とも。十進数の1桁(0〜9)を表すには本来は4ビット 
 あれば充分である(0000〜1001)が、4ビットというのはコンピュータでは 
 扱いにくい場合もあるため、上に4ビット余分な「ゾーン」を付けて8ビット 
 で処理する場合もある。COBOLではこれが標準。ゾーンとしては 
 EBCDICでは1111(16進のF),ASCIIでは0011(16進の3)を使用する。 
 なおアンパック形式には「符号付き」と「符号無し」がある。符号無しの 
 場合は全ての桁の上位4ビットはゾーンだが、符号付きの場合は一番下の 
 桁の上位4ビットに符号情報を入れる。符号情報は 
   EBCDICの場合は +が C (1100), −が D (1101) 
   ASCII の場合は +が 3 (0011), −が 4 (0100) 
 となる。これを重ね符号という。 
  
 このため符号付きの外部十進数を文字列とみなして単純にソートすると 
 プラスの数のあとにマイナスの数が並べられるという困った状態になる。 
 また符号付きの外部十進数を含むファイルを16進ダンプすると、一番下 
 の桁が、日本語の前半コードと誤認されて、変な文字がたくさん出てくる 
 うえに次のフィールドの内容が読めなかったりする。 
 →パック,EBCDIC

アンバンドリング (unbundling) バンドリングしないこと。
アンビエント =アンビエント光
アンビエント光 (Ambient light) 環境光。3Dのグラフィックにおいて  光源から直接物体に光が当たる感じではなく、いろいろな物体からの反射光や  大気で分散された光などが当たっている感じを表現するもの。
安否確認システム (Safety Confirmation System) 特定の人、主として田舎の親  などが、無事でいるかどうかを確認するためのシステム。    象印が1998年に開発し2001年にWWWを併用して運用開始したシステムでは、  日常的に使用する電気ポットにこのシステムを組み込み、電気ポットが  一定時間以上使われていない場合、親族に連絡が行ったり予め契約して  いる医師が訪問してみるなどの処置ができるようになっている。
アンフェノール (Amphenol) コンピュータの周辺機器用のコネクタの一種。  アンフェノール社が開発したもの。セントロニクス社のプリンタに使用され  て有名になったのでセントロニクスとも呼ばれる。    日本でも50ピンのSCSIのコネクタと36ピンのプリンタのコネクタは  以前良く使用されていた。  →D-sub,コネクタの形状
アンフォーマット (unformat) 誤ってフォーマットしてしまったディスク  を元の状態に復元させること。物理的にデータ部まで上書きされたディスク  は復元のしようがないが、フォーマットプログラムは多くの場合、データの  管理情報に消去したという印を付けているだけのことが多く、状況次第では  復活可能な場合もある。  ただし全ての情報が復元できる保証はない。
アンフォーマット容量 (unformatted capacity) ディスクのフォーマット前の  容量。3.5inchのフロッピーなどはアンフォーマット容量はだいたい2MB程度  あるのをフォーマットして、0.98〜1.44MBの記憶媒体として使用していた。
アンマウント (unmount) ハードディスクやフロッピィディスク、プリンタ、  CDドライブなどを論理的に切り離すこと。  →マウント,アンロード
アンマネージドコード (unmanaged code) Microsoftの.NETに依存しない  プログラムコード。    →マネージドコード
アンロード (unload) リムーバブルディスクや磁気テープなどを  装置から外すこと。  →アンマウント
【い】
イーアクセス (eAccess) アッカと並ぶ日本の二大ADSL元売り業者。  1999年11月1日に元京セラ→DDIの千本倖生(せんもとさちお)らが  設立した。2000年4月からADSL事業を開始し、日本テレコム,@niftyなど  のISPを通して個人向けのADSLサービスを提供している。2003年10月に  東証マザーズ上場。
イエローケーブル (yellow cable) Ethernet10BASE-5用の  太いケーブルのこと。昔はこの規格のケーブルが全て黄色い外装だった  ため。太いケーブルということでシックケーブル(thick cable)とも。    10BASE-2用の細いケーブルは細いのでシンケーブル(thin cable)または  価格が安いということからチーパーネット(Cheper net)という。
イエローブック (yellow book) CD-ROMの規格書。
イエローページ (yellow pages) 数百以上の多数のWWWサイトを内容的に分類  したりして探しやすく一覧にしたサービスのこと。  なぜこれをイエローページと呼ぶかについては幾つか説があるようであるが  アメリカの電話帳がYellow Pagesと呼ばれるため、そこから来たという説が  有力である。
域内情報通信網 (いきないじょうほうつうしんもう) LANのこと。  初期の段階で使用されたことばだが、現在はほぼ死語。
育成ゲーム (breeding game) ゲームの中で動物や子供、また都市などを育てる  ゲーム。たまごっち, SimCity, プリンセスメーカーなどは有名。
育成シミュレーション (breeding simulation) =育成ゲーム
異経路サービス (いけいろさーびす) 企業などが通信業者と複数の回線を契約する  場合に、一部の回線をほかのものとは別ルートでつながるように経路を分ける  こと。そのようにすることで、万一障害や事故が発生した時に、すべて同時に  不通になる事態をできるだけ避けることが出来る。
池田敏雄 (いけだとしお) 「富士通の鬼才」「ミスターコンピュータ」などと  言われた天才コンピュータ技師。FACOMおよびMシリーズの制作者。  1923年8月7日東京市東両国生まれ。バスケットと幾何学と囲碁が得意で囲碁  は五段の実力(アマの最高位。囲碁界への貢献から贈六段。死後追贈七段)。    東京工業大学卒業後1946年に富士通に入社、同社製の初期の電話機のトラブル  の原因解明に貢献。1948年に彼のために電話機や交換機の改良のための研究室  を作ってもらい、ここでの研究からコンピュータ開発の必要性に目覚める。    1950年に東京証券取引所から株の精算用の計算装置開発の話があり1953年3月  に試作器を完成させるが、これは受注失敗。しかしこの技術を利用して彼は  リレー式計算機の制作を続け、1954年10月にFACOM100と呼ばれるシステムを  完成させた。これを日本初の国産コンピュータとみなす人もいる。    FACOM100は富士通社内に設置されて計算受託業務に使用されていたが1956年  9月にはこれの商用機FACOM128Aが完成。文部省などに納入された。    当時注目されていたパラメトロンを使用した計算機も1954年頃から開発が  進み1959年には磁気コアを使用したFACOM212を完成。しかし彼はパラメト  ロンに関しては動作の遅さからあまり本命視していなかったといわれ、代り  にトランジスタを使用したコンピュータの開発も同時進行で進めている。  その成果は1961年のFACOM222P(「222」を俗にフジツーと発音する)として  結実した。    その後彼は主記憶を共有する2台のCPUを持つマルチプロセッサマシン  FACOM-230-60(1968), パイプライン機構を持つ日本初のスーパーコンピュータ  FACOM230-75APU(完成は1975)の開発に関わる。    また一方では、独自路線ではなかなかコンピュータの販路が広がらないので  IBM互換路線をという営業サイドの声に応えて1972年にはIBM360の設計者の  ひとりであるGene Amdahlが設立したAmdahl社との提携をまとめてその  技術でIBM互換機FACOM-M190を完成させる一方、設計は良くても製品品質の  問題で経営危機に陥っていたAmdahl社の特に生産工程の改善の指導のため  頻繁に日米を往復した。    そしてアムダール社の再建のめどがやっと立ってきた1974年11月10日、  羽田空港にカナダのコンピュータメーカーの社長を迎えに行っていた時に  突然倒れ、同14日死去。まさに戦死であった。享年51歳。    死亡時彼は富士通の常務の肩書きであったが富士通は専務を追贈し葬儀は  社葬とした。また彼は生前に48歳で紫綬褒章を受けていたが、死後政府は  正五位勲三等章を追贈した。