アルゴリズム (algorhythm) 問題を解決する手順、道筋。 
 たとえば a,b,c 3つのデータの中で最大のものを得たいという場合、 
 方法として下記のような手順が考えられる。 
 x=a; 
 if (b>x) then x=b; 
 if (c>x) then x=c; 
 このように「こんなことをしたい」というイメージを具体的な作業手順 
 に直したものを「アルゴリズム」というのである。そしてアルゴリズムを 
 特定の言語で書いたものがプログラムである。 
  
 アルゴリズムには「したいイメージの具体化」という局面と 
 「処理の高速化(単純化)」という局面が常に存在する。 
 たとえば任意個数の配列の合計と平均,標準偏差を計算して表示したいと 
 思ったら、だいたい次のように書かれるのが普通である。 
  
 cnt=sum=sum2=0; 
 for (i=0; ai; i++){ 
   cnt++; sum+=ai; sum2+=(ai*ai); 
 } 
 if (cnt>0){ 
   mean = sum / cnt; 
   mean2 = sum2 / cnt; 
   sd = sqrt(mean2 - mean * mean); 
   printf("件数=%d 合計=%f 平均=%f 標準偏差=%f", cnt, sum, mean, sd); 
 } else { 
   print "データがありません"; 
 } 
  
 中学などではいったん平均を求めてから各データの偏差を計算しその自乗合計 
 を計算する方法を教えられるのだが、それではループを二度回すことになって 
 大変なので、コンピュータでは V(X)=E(X^2)-E(X)^2 という「分解公式」を 
 使用するのが普通である。 
  
 このようにアルゴリズムは常に「工夫」に満ちている。 
  
 なお上記で mean**2 などと書けばいいのをわざわざ mean*mean などという 
 冗長な書き方をしているのは、稀に mean**2 を exp(log(mean)*2) などと 
 翻訳してしまう、ふざけた処理系が存在するので(昔は特によくあった)、 
 そういうおかしなコンパイルをされないための用心である。 
 以前はアルゴリズム自体の記述にはPascalが使われることが多かったが、 
 近年では言語の機能の発達が著しく、とてもそれでは表現できないため 
 C++,Perlなどの高機能言語風に書かれることも多くなってきた。 
 なお簡単な問題では「したい」ことの内容が明確なのでアルゴリズムも確定 
 させやすいが(経理の計算の多くはそう)、問題の種類によっては「したい」 
 ことの内容自体が「きれいに配列したい」「予測が当たるようにしたい」 
 「美しいものを作りたい」「できるだけ小さくしたい」などと、手順に直接 
 結びつきにくいものであるため、アルゴリズムは年々改良を重ねながらも 
 永遠に完成しない場合もある(社会現象や自然を解析予測するようなソフト, 
 マルチメディア系のソフトではしばしばこの手のものがある)。 
  
 アルゴリズムはしばしば発想の転換によって著しく簡易化(結果的に高速化) 
 することもあり、コンピュータソフトの発達の歴史は、そのような発見の 
 積み重ねの歴史でもある。またハードの制約の変化が新しいアルゴリズムを 
 生むこともある。逆に消滅していくアルゴリズムもある。磁気テープや 
 紙テープ時代の独特のアルゴリズムの中には現代では、若いプログラマは 
 見る機会のほとんどないものも多いであろう。 
 なお「良い」アルゴリズムの条件は下記のようなものである。 
  (1)結果の品質ができるだけ良いこと 
  (2)高速であること 
  (3)前提条件の変化に強いこと 
  (4)エラーやイレギュラーなデータの発生,操作ミスなどに強いこと 
  (5)メモリーなどの資源をあまり消費しないこと 
  (6)できれば短く記述できること 
  (7)できればわかりやすいこと 
  (8)移植性が良いこと 
 (1)と(2), (2)と(5)はしばしば相反する条件であり、その開発ターゲットに 
 よってロジックを調整したり、使い分けたりすることも必要である。 

アルゴリズム (algorhythm) FM音源の合成方法を指示したもの。例えば  A→B→C と書かれていれば、Aの音でBの音を変調したもので、更にCの音  を変調することを意味する。
アルゴル =ALGOL
アルダス =Aldus
アルテア =Altair
アルト =ALTO
アルファニューメリック (alphanumeric) 英数字。英字と数字。
アルファチャンネル =αチャンネル
アルファデータ =α-Data
アルファ版 =α版
アルファモザイク (alphamosaic) 画像を多数の四角形の集合ととらえて処理  する方式。Teletelというビデオテックスのシステムで使用されていた。
アルミニウムゲート技術 大型のTFT液晶パネルを製造する技術のひとつで  日立が開発したもの。TFTのゲートの電極材料及び配線材料にアルミニウムを  使い、絶縁膜にもアルミニウムの陽極酸化によるアルミナ(Al2O3)を使う。  ゲート絶縁膜はアモルファスと珪素との界面の密着性を確保するため  窒化珪素を付けた2層膜にする。
アレイ処理装置 (array processor) =アレイプロセッサ
アレイプロセッサ (array processor) コンピュータのCPUの構造で並列処理用  に、単純な構造の複数の回路を並べ同時動作するようにしたもの。  パイプラインが時間的な並列作業をおこなうのに対してアレイプロサッセは  空間的な並列作業を行うものであり、この組み合わせによってCPUは高速化  される。  ベクトルプロセッサはアレイプロセッサの一種である。
アレン =Paul Allen
アローキー (arrow key) =矢印キー
アロケーション (allocation) ディスク上でファイルを書き込むための領域を確保  すること。動詞は「アロケート」。    WindowsLinux,Macintoshなど、現在主流のunix系OSではファイル  の領域は必要に応じてアロケートされるが、1980年代までの汎用機やオフコン  などでよく使用されていた、固定領域型のファイルシステムでは、ファイルは  全て事前に必要な分だけアロケーションしてから使用しなければならなかった。  このためディスク上に無駄な領域が多かったし、データを書く領域が足りなく  なってしまった時の処理もたいへんであった。  なお、プログラムがメモリ上に記憶領域を確保する時もアロケート,  アロケーションという言葉が使用される。