アモルファス (amorphus) 非晶質。結晶を作っていない固体。 
 ガラス(glass)はアモルファスの代表である。近年アモルファスの持つ 
 様々な特性が各種工業や電子産業の分野で利用されており、アモルファス 
 の太陽電池,磁性部品,ゴルフクラブ,などが作られている。 

アモルファス・カーボン・ナノチューブ (amorphus carbon nano tube)  側壁がアモルファス状、つまり不規則な配列になっている  カーボン・ナノチューブ。大阪ガスが2002年5月14日に製造に成功した。    カーボン・ナノチューブは日本電気の飯島澄男が発見した「夢の素材」  で、ICの素材などとしても注目されているが、アモルファス・カーボン・  ナノチューブは、その不規則な側壁に大量の水を貯めることができること  から、従来方式の高圧縮水素に代わる、燃料電池の素材として大きな注目  を集めている。
誤り検出 (あやまりけんしゅつ, error detection) 通信の伝送路上や、  ディスクからのデータ読み出しなどの際に、データが正しく伝わらなかったり  正しく読み出せなかったことを検出すること。
誤り検出符合 (あやまりけんしゅつふごう,Error Detecting Code)  誤り検出をするためのチェック符号。BCCCRCなど。
誤り訂正 (あやまりていせい, error correction) 通信の伝送路上や、  ディスクからのデータ読み出しなどの際に、データが正しく伝わらなかったり  正しく読み出せなかった場合に、そのことをチェックして、データを正しく  修正すること。これはデータの中に充分な冗長性がある場合にのみ可能な  ことでありCRCなどの技法が使用される。
誤り訂正符号 (あやまりていせいふごう, error correcting code)  略してECC。誤り訂正をするためのチェック符号。CRCなど。
アラジン 日本電気が1980年代に提供していたデスクトップ環境。書類を整理  するキャビネットやメール用のポスト、捨てる書類を入れるゴミ箱などが  並んでいた。初期の段階では同社の汎用機ACOSでしか動いていなかったが、  その後オフコンなどでも利用できるようになった。
アラート (alert) 各種の警告を表示するための小型のウィンドウで、  エラーが起きた時や、特に注意が必要な操作を利用者が選択したような時に  注意を促すためのアラーム音付きで表示される。アラートボックスとも。    モード付きダイアログボックスの一種なので、リターンキーやESCキー  を押すか、表示されているボタンのどれか(OK/キャンセル, YES/NOなど)  を押すかしないと、先に進まない。  リターンキーは「OK」を押したのと同じ意味、ESCキーは「キャンセル」  を押したのと同じ意味になる。  なお、経験の長いオペレータには、アラートが表示されると反射的に  リターンキーを押してしまう習慣の人がよくおり、『済みません。何か警告  が表示されたんですけど読みませんでした』と困ったような声で電話して  きたりする。    こういう人のために、エラーはログに残すようにしているのが普通である。  またデータの初期化などの極めて重大な操作は、リターンキーでは選択でき  ないようにすることも多い。
アラートボックス (alert box) =アラート
アラーム (alarm) 警告を促すための音。
アーリー・アダプター (early adapter) 新製品をすぐ買ってくれる人たち。
アルカリ電池 (alkaline battery) 電池の溶液に水酸化カリウムを使用した  電池で、従来型のマンガン電池より高いエネルギー密度を持ち長持ちする  ので現在の乾電池の主役になっている。アメリカのエバレディ社(現Energizer)  が1959年に発明した。    →オキシライド電池,ボタン電池
アルキメデス螺旋 (あるきめです・らせん, Archimedes spiral) r=aθで表される螺旋形。  中心から一定の角速度を保ちながら一定の距離で離れていく物体の軌跡である。  →螺旋
アルゴリズム (algorhythm) 問題を解決する手順、道筋。  たとえば a,b,c 3つのデータの中で最大のものを得たいという場合、  方法として下記のような手順が考えられる。  x=a;  if (b>x) then x=b;  if (c>x) then x=c;  このように「こんなことをしたい」というイメージを具体的な作業手順  に直したものを「アルゴリズム」というのである。そしてアルゴリズムを  特定の言語で書いたものがプログラムである。    アルゴリズムには「したいイメージの具体化」という局面と  「処理の高速化(単純化)」という局面が常に存在する。  たとえば任意個数の配列の合計と平均,標準偏差を計算して表示したいと  思ったら、だいたい次のように書かれるのが普通である。    cnt=sum=sum2=0;  for (i=0; ai; i++){    cnt++; sum+=ai; sum2+=(ai*ai);  }  if (cnt>0){    mean = sum / cnt;    mean2 = sum2 / cnt;    sd = sqrt(mean2 - mean * mean);    printf("件数=%d 合計=%f 平均=%f 標準偏差=%f", cnt, sum, mean, sd);  } else {    print "データがありません";  }    中学などではいったん平均を求めてから各データの偏差を計算しその自乗合計  を計算する方法を教えられるのだが、それではループを二度回すことになって  大変なので、コンピュータでは V(X)=E(X^2)-E(X)^2 という「分解公式」を  使用するのが普通である。    このようにアルゴリズムは常に「工夫」に満ちている。    なお上記で mean**2 などと書けばいいのをわざわざ mean*mean などという  冗長な書き方をしているのは、稀に mean**2 を exp(log(mean)*2) などと  翻訳してしまう、ふざけた処理系が存在するので(昔は特によくあった)、  そういうおかしなコンパイルをされないための用心である。  以前はアルゴリズム自体の記述にはPascalが使われることが多かったが、  近年では言語の機能の発達が著しく、とてもそれでは表現できないため  C++,Perlなどの高機能言語風に書かれることも多くなってきた。  なお簡単な問題では「したい」ことの内容が明確なのでアルゴリズムも確定  させやすいが(経理の計算の多くはそう)、問題の種類によっては「したい」  ことの内容自体が「きれいに配列したい」「予測が当たるようにしたい」  「美しいものを作りたい」「できるだけ小さくしたい」などと、手順に直接  結びつきにくいものであるため、アルゴリズムは年々改良を重ねながらも  永遠に完成しない場合もある(社会現象や自然を解析予測するようなソフト,  マルチメディア系のソフトではしばしばこの手のものがある)。    アルゴリズムはしばしば発想の転換によって著しく簡易化(結果的に高速化)  することもあり、コンピュータソフトの発達の歴史は、そのような発見の  積み重ねの歴史でもある。またハードの制約の変化が新しいアルゴリズムを  生むこともある。逆に消滅していくアルゴリズムもある。磁気テープや  紙テープ時代の独特のアルゴリズムの中には現代では、若いプログラマは  見る機会のほとんどないものも多いであろう。  なお「良い」アルゴリズムの条件は下記のようなものである。   (1)結果の品質ができるだけ良いこと   (2)高速であること   (3)前提条件の変化に強いこと   (4)エラーやイレギュラーなデータの発生,操作ミスなどに強いこと   (5)メモリーなどの資源をあまり消費しないこと   (6)できれば短く記述できること   (7)できればわかりやすいこと   (8)移植性が良いこと  (1)と(2), (2)と(5)はしばしば相反する条件であり、その開発ターゲットに  よってロジックを調整したり、使い分けたりすることも必要である。