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Adeste Fideles 信仰篤き人々よ Adeste fideles そこにいる信仰あつき人々よ Laeti triumphantes 勝利を歓喜して Venite venite in Bethlehem 来よ、来よ、ベツレヘムに。 Natum videte そしてお生まれになったのを見よ Regem Angelorum 天使が讃える王が(お生まれになったのを) Venite adoremus 崇敬すべき人の元へ来よ Venite adoremus 崇敬すべき人の元へ来よ Venite adoremus 崇敬すべき人の元へ来よ Dominum 我らの主の元へ Cantet nunc io さあ今!歌おう Chorus angelorum 天使のコーラスとともに Cantet nunc aula caelestium 今歌おう!神の壺の前で Gloria, gloria 栄光あれ、栄光あれ In excelsis Deo 素晴らしき主に Venite adoremus 崇敬すべき人の元へ来よ Venite adoremus 崇敬すべき人の元へ来よ Venite adoremus 崇敬すべき人の元へ来よ Dominum 我らの主の元へ Ergo qui natus 今日の日に Die hodierna 生まれいでた人イエスにより Jesu, tibi sit gloria あなたに栄光が与えられる Patris aeterni 永遠の父が言葉に出して Verbum caro factus 肉体を持って生まれ出た人により Venite adoremus 崇敬すべき人の元へ来よ Venite adoremus 崇敬すべき人の元へ来よ Venite adoremus 崇敬すべき人の元へ来よ Dominum 我らの主の元へ ベツレヘムは昨日も書いたようにイエス・キリストが生まれた地です。 この歌はその誕生を祝福する歌です。adeste というのは実はよく分から なかったのですが(^^; 「そこに」といった意味があるようなので、今 目の前にいる信者達に呼びかけているのではないかと判断しました。 fideles は faithful ですね。venite はフランス語の venir に相当する 動詞の命令形だと思います。regem は rex と同義?で「王」でしょう。 nunc は「今」 io は「ああ」。aula caelestium 神の壺というのはその まま訳したのですが、イエスを産み出したものということか?つまり、 イエスを産んだ聖母マリアのことを指しているのではないかと思いました。 Gloria in excelsis deo は常套文句ですね。文語的に訳すと「いと高き 神に栄光あれ」というところ。日本人の感覚だと南無阿弥陀仏か(^^; 3番の歌詞はずっと後ろから修飾語が掛かっているので行にとらわれずに 訳文を付けました。qui nutus (生まれた人)、die hodiern (今日の日に)、 と修飾して、それと同格に Jesu (イエス)と置き、tibi sit gloria (あな たに栄光が与えられる)という文の中核が提示されて、やっと次に文章の 主語らしい Patris aeterni (eternal father-永遠の父、つまり神)が出て きます。次の行はどこにくっつくのかよく分からないのですが、verbum (言葉)は Patris aeterni が修飾する結局この文章の本当の主語(^^;;、 caro factus (caroは肉体、factusは実行するで、つまり実体化する、肉体 として顕現する)というのは、つまり本来は至高の存在であるイエスがこの 世に出現したということを言っていますから、これが人々に与えられた 栄光の内容であろうと判断しました。 以上たどたどしい訳でしたが、ラテン語に詳しい方、間違いなど指摘して 頂けましたら幸いです。 この「アデステ・フィデレス」の作者は実はよく分かっておりません。一般 には John Francis Wade という18世紀のイギリスの音楽家の名前が作詞作曲 者としてクレジットされているのですが、彼が書いたのは英語訳の歌詞(O, come! All the faithful, joyful and triumphant, ....)で、このラテン語 の歌詞は13世紀にフランシスコ派の修道士の聖Bonaventureが書いたもので あるという説もあります。 私の素人的見方では、1番の歌詞と2〜3番の歌詞の言葉遣いが少し違うよ うな気もするので、ひょっとすると、1番がBonaventureによるもので、2〜 3番が Wade なのかも知れません。また作曲者についてWadeではなくポルト ガルの教会の司祭の Marcus Antonius de Fonseca であるという説もあるよ うです。