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立冬(11月7日頃)

立冬(りっとう)は二十四節気のひとつ(10月節気)で、現在行われている「定気」法では、太陽の視黄経が225度になった時を言います。毎年だいたい11月7日頃に来ます。

暦の上ではこれから冬になります。

七十二候では山茶始開, 地始凍, 金盞香 の時期になっています。

前の節気は霜降、次の節気は小雪です。


立冬は「冬の気」が始まる時ということで、暦の上ではこの日から冬です。

立冬は10月節ですから、ちょうど神無月(出雲では神在月)のシーズンです。神そのものともいえる太陽の高度が低くなる冬の季節の始まりに一度神様がいなくなるというのは、なんとも象徴的です。出雲の稲佐浜で神無月10日の夕方に、日が落ちて真っ暗闇になり、松明の火だけが燃えている中、一陣の風とともに神様が上陸する「神迎祭」はまさに、新しい神の到来を表すかのようでとても神秘的です。

農村でもこの時期は「さあがり」と言って、田の神様が山に帰って山の神様になると言われていました。ちょうど神無月の時期と同じなのは面白いです(春に山の神様が降りてきて田の神様になるのは「さおり」)。

なお、立春立夏立秋・立冬という四つの季節の始まりポイントをあわせて 四立と言います。


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(2013-01-11)

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