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金盞香(11月17日頃)

金盞香(きんせんかさく)は七十二候のひとつ(立冬末候)で、現在行われている「定気」法では、太陽の視黄経が235度になった時を言います。毎年だいたい11月16日〜11月18日頃に来て、その後約5日間がこの候の時期となります。

宣明暦では「野鶏入水為蜃」、貞享暦では「霎乃降」、宝暦暦・寛政暦では「金盞香」、略本暦では「金盞香」と記載されています。

前の七十二候は地始凍、次の七十二候は虹蔵不見です。

「金盞(きんせん)」は「水仙(すいせん)」のことです。本来は黄金の小杯のことですが、水仙の花が可憐に咲く様を金杯にたとえたもの。略本暦では「香」を「さく」と読ませていますが、無理矢理な気がします。宝暦暦では「きんせんこうばし」と普通に読ませており、その読み方の方が自然だし良いと思います。


二十四
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(2013-01-11)

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