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山茶始開(11月7日頃)

山茶始開(つばきはじめてひらく)は七十二候のひとつ(立冬初候)で、現在行われている「定気」法では、太陽の視黄経が225度になった時を言います。毎年だいたい11月6日〜11月8日頃に来て、その後約5日間がこの候の時期となります。

宣明暦では「水始氷」、貞享暦では「山茶始開」、宝暦暦・寛政暦では「山茶始開」、略本暦では「山茶始開」と記載されています。

なお、これは初候ですので、立冬と同じ日時になります。

前の七十二候は楓蔦黄、次の七十二候は地始凍です。

「山茶」はこの句の振り仮名では「つばき」と読ませているものの、やはり「さざんか(山茶花)」のことと思われます。サザンカの咲く頃ということ。ツバキが咲くのは春です。この問題は江戸時代頃から論争があったようで、高井蘭山はツバキ説、上田秋成はサザンカ説だったようですが、やはり「つばき」と読ませるのは誤りでしょう。上田秋成に賛成。


二十四
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(2013-01-11)

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