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楓蔦黄(11月2日頃)

楓蔦黄(もみじつたきばむ)は七十二候のひとつ(霜降末候)で、現在行われている「定気」法では、太陽の視黄経が220度になった時を言います。毎年だいたい11月1日〜11月3日頃に来て、その後約5日間がこの候の時期となります。

宣明暦では「蟄虫咸俯」、貞享暦では「鶯雛鳴」、宝暦暦・寛政暦では「楓蔦黄」、略本暦では「楓蔦黄」と記載されています。

前の七十二候は霎時施、次の七十二候は山茶始開です。

「楓」は「もみじ」と読ませています。モミジやツタが黄色く色づく頃ということ。紅葉(こうよう)の季節ですね。「もみじ」という言葉は、色づく木々の葉全般を指す場合と、カエデ類の一種であるモミジ(イロハモミジ)の木を指す場合とがあります。建物の壁に這わせたりしているツタはブドウ科の植物で、同じブドウ科のヤマブドウなども紅葉を見せます。紅葉する植物はほとんどが落葉樹ですが、なぜ紅葉するのかというのは実は良く分かっていないようです。赤くなるのを紅葉・黄色くなるのを黄葉と書き分ける場合もありますが、一般には黄色くなっても紅葉の文字を使うことが多いです。


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(2013-01-11)

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